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No.003 まきのブログ

No.003 まき

No.003 まき

大学2年生/東京都出身

身長:154cm
推し:読書、JO1

楽しいもの、可愛いもの、面白いもの。
エンタメ中心に、大学生目線で情報をお届けしていきます!

何を学ぶの?勉強は大変?【教職課程】のリアルを紹介!

こんにちは!
non-no大学生エディターズNo.003のまきです。

もうすぐで4月。この春から大学生!という方へ向けて、今回は「教職課程」をご紹介します!
教職課程、といわれると、
先生になりたい人が受けるもの。授業が他の人より多くて大変。
というイメージが浮かぶ方が大多数だと思います。
先生になるための勉強といっても、
実際にどのようなことを学ぶのか、どれくらい大変なのか、
履修して感じたこともまじえつつ語っていこうと思います!

教職課程受けるよ!と決めている方も、
聞いたことがあって興味がある、という方も、
初耳!という方も、ぜひぜひ読んでみてください♪

はじめに

この記事で紹介する内容は、私が在籍している大学における教職課程の内容です。
教職課程で受ける講義の詳細や単位に関わる事項など、各大学によって違う部分もあります。
書いてあることがどの大学でも当てはまるとは限らないので、
「こんなことを勉強するんだなー」くらいのスタンスで読んでいただけると嬉しいです!

教職課程とは、「教員採用試験を受けるのに必要なもの」!

まず教職課程とは何なのか。
学校の教員になるために必要な2つのプロセスの1つです!

教員になるには、
①教員免許状を取得すること、②教員として採用されること
この2つが必要になってきます。

そして、①の教員免許状は、大学などで教職課程を履修し卒業することで授与されるものなんです。
そのあとは、
公立学校であれば教育委員会が実施する教員採用試験に合格すること、
私立学校であればその学校法人が行う採用試験に合格することで、「②教員として採用」されます。

なぜ教職課程を履修することにしたのか

教員になるには教職課程の履修が必要不可欠なんですね…!
ですが、履修している人の中では、絶対に教員になりたいという人もいれば、そうでない人もいます。

私は将来のために資格を取っておきたいと考えていたのに加え、
小中高でたくさんの魅力的な先生方に出会い、お世話になったことから、
資格を取るなら教職だ!と思ったため履修を決めました。

教職課程で学ぶこと①担当する教科に関する科目

では実際にどのような講義を受けているのか。
授業内容は大きく2つ、「担当する教科に関するもの」「教職に関するもの」です。

「担当する教科に関するもの」とは、教員になったとき教える科目の専門的知識を学ぶための科目。
私は国語を教える資格を取得したいので、国語に関する講義を受けます。
例えば、「国語学」や「日本文学講義」など…。

実は、これらは私の所属する文学部の卒業のための単位にもなる科目でした。
そのため、私は文学部の授業の履修登録をするとき、
その科目が教職の単位にもなるものを優先的に選んで、
とらなくてはいけない授業数が多すぎる…という事件を防げました!

このような履修のコツは資格課程の事務室に行くと教えてもらえました。
履修の注意点やコツなど、大学で必ず説明されると思うので確認してみてください!

教職課程で学ぶこと②教職に関する科目

2つ目は「教職に関する科目」です。
学校制度の歴史から、授業の進め方に関すること、教育問題についてなど、
「教育」「授業」について理解を深めるための科目になっています。
こちらは教えたい教科に関わらず、教職課程履修者は全員受けるものです。
この中に、「教育実習」も含まれているんです!

今私は1年生なので、まだ授業を進める具体的な方法といった内容ではなく、
教育に関する制度や歴史を学ぶ授業が多いです。
実際私が受けた授業内容を細かく説明していくと、

例えば「教育心理学」。
心理学で明らかになったことを教育に活かすための学問です。
授業の方法や、適切な学習の進め方などを勉強できました。
「勉強しなさい!」と言われ、(今やろうと思ってたのに…)とやる気がなくなるこの現象。
小中高生時代、1度は経験したことがあるのではないでしょうか。
このメカニズムも、教育心理学の授業で学びました!
また、暗記の仕組みなども学べたので、「受験前に知りたかったな」とよく思っていました…。
私たちが物事をどのように捉え、考えるのかが分かるので、
自分の頭の中が少しではありますが分析されていくイメージです。
また、現在の教育問題についての講義。
私たちを苦しめた(?)校則はなぜあるのか。
「日本人は英語ができない」といわれるけれど、今まで英語教育はどのように改革されたのか。
どの講義も面白かったのですが、特に印象深いのは「学歴」について。
心なしか、いつもより講義を聞くみんなの目がより真剣だった気がしました(私も)。
学歴主義とは何なのか、日本は学歴社会なのか。
様々な見方とそれによって結論付けられる説を学び、面白かったです!
他にも自分が知らなかった教育問題について詳しく知れたり、
学校や教科書のしくみについて学べたり、様々な講義がありました。

教職課程、実際履修してみてどう?

実際に一年間教職課程を履修して、思ったことは2つ。
まず、自分がつい最近まで身近にあったことを詳しく学べるということ。
大学生の私たち。つい最近までは、「教育」「学校」の中心にいた、いわば「当事者」。
もちろん、大学生なので現在も大学で「教育」を受けていますよね。

なので、自分の身近にある物事のしくみを学ぶのは、実感しやすいし面白いです。
校則の意義や、教科書が私たちのもとに届くまでのしくみ。
つい最近まで当たり前のようにそばにあったものについて、あらためて知ることができます。
次に、「辛い!!」と感じる機会はなかったこと。
個人差になってしまいますし、一人一人状況が違うので「つらくない」と言い切ることはできませんが…
入学したばかりの時、「教職課程は授業数が多くて、テスト前辛い!」ということをよく聞いていました。
けれど、実際は他の人より「少しだけ」多い程度で、
(私の場合、文学部の単位数に入る科目が多く、教職課程のみの単位になるのは2つだけでした)
何より講義を受けていて面白かったり、たくさんのことを学べている実感があったりしてよかったです。

上で述べている通り、学ぶことは「最近まで自分が経験していたこと(学校、教育)」なので、
知っていると思っていた世界の知らないことが発見できて、どんどん視界が開けていく感じ!
大げさに聞こえるかもしれないですが、それくらい私は教職課程の授業が自分に合っていました◎
さて、以上が教職課程のご紹介になります。
といっても私もまだ1年しか履修していないし、教職課程の最大の難関であろう「教育実習」を受けていないので…
まだ「つらい・つらくない」はわからないのですが、今のところは履修してよかったなと思っています!
2年では、1年で学んだことをそのまま学びっぱなしにしないよう、
興味をもったことは自分でも調べて深めていきたいなと思いました。
教育に関する新書も講義で紹介していただけたので、少しずつ読んでいけたらな…と考えています。

「教職課程のリアル」と題してお届けしましたが、いかがでしたか?
興味がある方は、お届けした内容は各大学によって違うところも多いので、
ぜひ大学の案内を見てみてください♪

では、今回はここまで。
最後までよんでくださり、ありがとうございました!

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