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ウェブ面接で気になること、全部聞きました!前編【ウェブ面接必勝法vol.4】

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 気になることをすべて聞いてみた! 

今年に入って急増したウェブ面接について、企業側の考えを取材。じつは学生にとってのメリットも多いんです!

お話を聞いたのは…… 高橋誠人さん

就職情報サイト「マイナビ」編集長。「オンラインでの仕事が増える=働き方、生き方が変わる転換期。ぜひそれをメリットと捉えて活動してほしいと思います」



Q

なぜウェブ面接が増えてきたのですか?

働き方改革によって、企業側でオンライン化が進んだことが背景にあります。また企業にとっては出張面接の移動やコストを大幅に削減できるのが魅力。ある程度、オンラインでも学生の人物像を把握できるようになったことで効率的な採用方法として広がってきました。ウェブ面接は数年前からありましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、一気に広がりが加速しています。一方、テレワークをはじめとする働き方改革の取り組みが遅れている企業や地方では、なかなかスムーズに切り替えられないところも多かったようです。

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Q

今後、主流になるのでしょうか?

企業は想定以上の効果を実感していますし、感染症対策の観点からも、対面と並行しながら拡大していくでしょう。ただその一方で、受付での対応や、ノックして着席するまでの態度を見たいという企業も少なくありません。業種にもよりますがオンライン選考だけになるという状況は考えにくいですね。

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Q

ウェブ面接にはどんな種類がありますか?

画面に質問が表示された後に回答する"録画型"、30秒〜1分程度の動画を提出する"編集型"、リアルタイム面談の"ライブ型"の3パターンが主流です。ITなど映像表現やスキルを見る業界もありますが、凝った動画を求める企業は多くありません。今年はオンライン元年なので、来年以降は個性的な採用手法が出てくる可能性もありますね。


Q

就活生にはどんなメリット、デメリットがありますか?

移動がないぶん交通費や拘束時間が大幅に減ったうえ、物理的な距離を超越できるのでチャレンジしやすい環境になっています。汗の処理やメイク崩れも気にする必要がありません。また、対面面接よりも緊張しづらいという学生もいます。デメリットとしては、リアルな社風が見えづらくなったこと。ただし、企業側も必ず対面の機会を設けるなど工夫をしているので心配はありません。

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Q

対面面接と違うところは?

雰囲気が伝わりにくいので、声の大きさやリアクションは普段の2倍ぐらいを心がけるといいですね。じっとしているとパソコンがフリーズしているように見えます。話の長さは対面の半分にまとめると相手も聞きやすくなります。カンペを置く、ライトで顔を明るくするといった工夫ができるのもオンラインならでは。

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2020年9月号掲載

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