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好きが止まらない。岡田健史さんインタビュー(後編)

岡田健史、真摯に、前へ。

ドラマ『中学聖日記』で鮮烈なデビューを飾ったのは、今からわずか2年前。落ち着いたたたずまいと、言葉の選択の巧みさは、すでに"初々しい"という形容詞が似合わない。今一番気になる、岡田健史の素顔に迫った。

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Keyword3 ルーティン

作品に入る前には必ず作戦を立てるんです。まずは一人でプランを考えてから、お世話になっているお芝居の師匠や監督など、いろんな人に意見をぶつけて組み立てていきます。役の人物設定や背景だけでなく、演じていてどう感じたのかまでノートにびっしり書いているので、読み返したら結構おもしろいと思います。準備している時は圧倒的に苦しいし長いけど、その時間がやっぱり楽しい。簡単に答えにたどり着いても、おもしろくないですから。

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Keyword4 素顔

プライベートで熱中しているのは絵。家にはキャンバス、油絵の具、ヘラも筆もマーカーもあって、画材は一通り揃ってます。仕事で行き詰まったり、自分の中に違うスパイスを入れたいなって思う時に描くことが多いです。考えてみたら子どもの頃からみんなに「絵がうまいね」って言われていたので、自分の中でも自信になっていたし、褒めてもらいたくて描いていた気がします。母が得意なので、そのセンスを運よくもらえたのかもしれません。

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Keyword5 理想

作品を見た方々に、勇気と希望と、明日を生きる活力を与えられるような役者になるのが理想。ステキだなと思う憧れの俳優さんはたくさんいますけど、その人たちをなぞりたくはない。"岡田健史" というブランドを試行錯誤して立ち上げていきたいです。一人の男としては、女性に「うわ、この人ゾクゾクする!」って思ってもらえるようになりたい。それが「抱かれたい」なのか、「気持ち悪い」なのかは、もう、その方にお任せします(笑)。

PROFILE

●おかだ けんし

1999年5月12日生まれ、福岡県出身。ドラマ『中学聖日記』でデビューし、『いとしのニーナ』『MIU404』などに出演。映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)、大河ドラマ『青天を衝け』が待機中。

information


映画『望み』

配給:KADOKAWA © 2020「望み」製作委員会

石川家の長男の規士(岡田)が姿を消し、直後に彼の友人が殺害される。無実であってほしいと望む父と、殺人犯でもいいから生きていてほしいと祈る母。家族がたどり着く答えとは。

●10月9日(金)より公開

2020年11月号掲載

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