ドラマ『仮面ライダーリバイス』主演俳優・前田拳太郎とボウリングデートへ【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】

毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえる人気連載「今月の彼氏」。今回のお相手は、前田拳太郎さん。本誌に載せきれなかったボウリングデートの未公開カットをweb限定インタビューとともにお届けします。

デビューしたのはわずか１年半前。2021年９月から2022年８月までの１年間は、念願のドラマ『仮面ライダーリバイス』の主演に抜擢され、大きな注目を集めることに。「仮面ライダーになりたい」という子どもの頃の夢を叶え、俳優の道に進んだ前田さん。今後の活躍が楽しみで仕方がない、ネクストブレイク俳優の素顔に迫ります。

―― 『仮面ライダーリバイス』の撮影が終了した、今の気持ちは？

キャストのみんなとすごく仲よしだったので、やっぱり寂しいです。その一方で、これからお互いがそれぞれ別の現場で力をつけ、いつかまた共演する日が来たらうれしいし、それが楽しみでもあって。いろんな感情が入り混じっています。

僕自身、『仮面ライダーリバイス』がほぼスタート地点。俳優としてのマインドは、99％くらいここで培われた気がします。

―― 忘れられない反響は？

１話から最終話まで見ると、１年間の僕の成長を感じていただけると思うんです。SNSでは「顔つきが変わってすごくよくなった」とか、「お芝居が上手になった」、「このシーンのこのお芝居がよかった」とコメントしてくださるファンの方が多くて。しっかり見てくださっていることが、すごくうれしかったです。

―― 夢だった仮面ライダーになってみて、うれしかったことは？

大勢のお客さんと対面で会うイベントです。２年前の僕は普通の大学生だったので、そんな経験ももちろんしたことがなかったので……。自分なのに、自分じゃないような気がしました。たくさんの方に応援してもらえるライダーになれて本当にうれしかったし、すごく幸せな時間でした。

―― 子どもの頃から俳優に憧れていたそうですね。

仮面ライダーをはじめ、ヒーローに対する憧れがあって。でも、なかなか「芸能界に入りたい」って、言えなかったんです。「俺、芸能人になるわ」とか言ったら「現実的じゃない」って言われそうで。でも、大学３年生で就活を始めるタイミングで、やっぱり俳優を諦めきれなくて。「お芝居をやりたい」と家族に伝えたら、あっさり「いいよ」と。拍子抜けしました（笑）。

―― 仮面ライダーという夢を叶えましたが、この先の夢は？

なんとなくビジョンや設計図は自分の中にあるんです。「このぐらいのタイミングでこの作品に出たい、その次はこの作品……」みたいに。でも恥ずかしいから秘密にさせてください（笑）。

次の夢を実現するために必要なのは、他の人たちのお芝居を研究すること。『仮面ライダーリバイス』で共演したキャストのみんなのことは、すごく尊敬しています。「僕だったらこう演じるのに、こう表現するんだ！」みたいな発見がたくさんあったし、自分にないものをたくさん持っていて。お芝居で行き詰まった時に相談したりしていました。これからも、いろんな人のお芝居を吸収して、自分の表現を見つけられたらと思います。

―― 芝居は、どんなところが楽しいんですか？

大胆に感情を表現できるところです。僕自身は感情の起伏があまりないタイプだから、それが新鮮で。友達や家族と喧嘩をしたこともほとんどありません。いやなことをされたら「いやだ」と伝えるだけで、感情任せに怒るということはしないです。

どうしてそうなったんだろう……。『ONE PIECE』を読んで育ったからかな（笑）。小さい頃は、お年玉で『ONE PIECE』を買ったりしていました。大事なことはすべて『ONE PIECE』から学びました！

―― 漫画だけでなくアニメもかなりお好きなようで。

好きな作品は『〈物語〉シリーズ』、『Angel Beats!』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』、『STEINS;GATE』……。絵がきれいなアニメが好きです。

―― オフの日も、家で過ごすことが多いんですか？

家でアニメばかり見てます。日焼けするのが嫌だし、インドア派なので。基本的には１人でいるのが好きだけど、いつも家に友達が代わる代わるやってきて、「お腹減った」とか「泊まらせて」とか言ってくるんです。僕が仕事に行く時も「いってらっしゃい」って見送ってくれたり。もはやどっちが家主なのか分からないです（笑）。

―― 友達にご飯を作ってあげることもあるそうですね。

父がイタリアンのシェフなので、パスタも作るし……いろいろ作りますよ！ 家に大きい中華鍋があるので、中華料理も作ります。作ったことのない料理をリクエストされたら、レシピサイトで調べて頑張るかな。評判がよかったのはおつまみ系。お刺身をユッケ風にしたおつまみは、友達にも喜ばれました。

―― 彼女と料理をするなら？

オムライスを作りたいです。で、彼女には玉子にケチャップでハートを描いてほしい（笑）。

―― 彼女に求める条件は？

自分に持っていないものを持っていると、すごく惹かれます。僕、芸術的なセンスがあまりなくて。歌が歌えたり、楽器が弾けたり、自分で何かを創り出すことができる人はすごいなって思います。

あ、あとカラオケで椎名林檎さんの『ここでキスして。』を歌う人。あの歌が大好きなんで、歌ってくれたら最高です（笑）。

―― 最後に、拳太郎というお名前の由来について教えてください！

この前、父からメールで由来が送られてきたんです。拳は男らしさを象徴する言葉なので「男の中の男」になってほしいみたいな思いがあるみたい。なんか、重いものを背負ってますね（笑）。

―― では、彼女からはなんと呼んでほしい？

いや……もう「けんちゃん」とかでいいです（笑）。よくカップルでおもしろい名前を付け合う人とかいるじゃないですか。なんだろう、分かんないけど「けんぽー」とか！？ そういうのはちょっといやかな。普通に呼んでくれたらうれしいです。

●まえだ　けんたろう

1999年9月6日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『ラブコメの掟〜こじらせ女子と年下男子〜』でデビュー。2021年9月〜2022年8月まで『仮面ライダーリバイス』五十嵐一輝／仮面ライダーリバイ役で主演を務めた。12月23日公開の劇場版『仮面ライダーギーツ×仮面ライダーリバイス WINTER MOVIE 2022』に出演。

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