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No.049 えむ

イナズマロックフェス2024参戦レポ。こっちのけんとに≠ME、無料ステージがアツすぎた

2024.09.25

 音楽の秋。全国各地でも、続々と秋フェスが開催されているもよう。

 そんな中、私は「イナズマロックフェス」に参戦してきました。

 イナズマロックフェス(略称:IRF)は、毎年9月に琵琶湖畔で催される、西日本最大級の野外音楽イベント。今年は9月21日(土)・22(日)の2日間にわたって開催され、合計93組のアーティスト・パフォーマーが集結しました。

 今回、私は≒JOY・≠MEの2グループを目当てに、22日の風神ステージ(チケット不要、無料で観覧できるエリア)に参戦。その様子をレポートします。

会場まではシャトルバスで約30分!乗り場には行列も

会場は、滋賀県草津市の「烏丸半島芝生広場」。最寄駅であるJR守山駅からは、車で30分ほどの位置にあります。

車やタクシーで行くこともできますが、今回はオフィシャルのシャトルバス(要予約、往復2,500円)を利用。駅にはバスの順番待ちの行列も。すでにフェスの熱気を感じました。

元気あふれるキュートなパフォーマンス。「LINKL PLANET」

11時過ぎにバスに乗り込み、12時頃に会場へ到着。移動の最中には、横なぐりの雨が降っていたものの、到着する頃には止んでいました。快晴とはいかなかったものの、濡れることなく参戦できてラッキー

無料観覧エリアの「風神ステージ」にたどり着くと、ちょうど「LINKL PLANET(リンクルプラネット)」のパフォーマンス中! リンプラの愛称で親しまれる彼女たちは、プラモデルと世界をつなぐアイドルなんだそう。

歌にもダンスにも元気がほどばしっていて、みずみずしくキュートなパフォーマンスにテンションが上がりました。MCから、メンバー間の仲の良さが伝わってきたのも微笑ましかったです。

SET LIST

LINKL PLANET(リンクルプラネット)

1.OVRETURE

2.Days of Birth

3. HAPPY LINKL PLANET

4.閃光SPIRITS

5.ソライロ

6. Plastic+

「bokula.」ボーカルの最高の煽りで観客のボルテージが高まる

広島県広島市を拠点に活動しているロックバンド「bokula.」。タイムテーブルで前後をアイドルにはさまれている都合で、観客にはアイドルファンが多め。Gt.&Vo.のえいさんが「俺、オタク大好きなんだよな」と話しかけ、フロアが沸き上がりました。

bokula.のファンも、そうでない人も、巻き込んで盛り上げる、まさに求心力のあるパフォーマンス。音楽への愛を歌った〈愛すべきミュージック〉では、フェスに参戦する喜びを会場全体で共有できたような気持ちになりました。

SET LIST

bokula.

1.涙ばっかのヒロインさん

2.群青謳歌

3.青くね

4. 愛すべきミュージック

5.夏の迷惑

6.満月じゃん。

キュートからクールまで華麗にこなす「≒JOY」

9月3日に2ndシングルがリリースされたばかりの、フレッシュで勢いのあるアイドル、ニアジョイこと「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」。たくさんのファンが駆けつけ、ニアジョイの出番が始まる頃には、人の圧で押しつぶされてしまいそうなほどでした。

レモンイエローのプリンセス感あふれるキュートな衣装に身を包んで登場した彼女たち。きゅるきゅる可愛いアイドル全開の楽曲〈夢見る♡アイドル〉から、ハードなかっこよさの〈超孤独ライオン〉まで、多彩な表現で観客を魅了します。個人的には〈超孤独ライオン〉での村山結香ちゃんの鋭い眼光とキレのあるダンスに目が奪われました。

生歌のうまさに定評のあるニアジョイ。野外でもその実力を遺憾なく発揮していました。特に、リーダー・小澤愛実ちゃんの安定感のある歌声は圧巻

SET LIST

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)

1.体育館ディスコ

2. 夢見る♡アイドル

3.スイートシックスティーン

4.超孤独ライオン

5.初恋シンデレラ

VTuber「熊乃ベアトリーチェ」がメタルとアニソンで会場をぶち上げ!

MEWLIVE(みゅ〜らいぶ)所属のVTuber「熊乃ベアトリーチェ」が3次元の体とともに、ステージに登場! キュートなボイスで歌い上げるメタルはギャップ萌え満載。

誰もが知るアニソン〈God knows…〉のカバーでは、観客のテンションも、一段と高まります。〈つながれ! みゅ〜らいぶ〉ではコール&レスポンスで会場がひとつに

バンドメンバーがクマ耳をつけていたのも、可愛くて印象的でした。

SET LIST

熊乃ベアトリーチェ

1. 鈍色のきらめき

2. Perfect Match Up

3. God knows…

4.つながれ!みゅ~らいぶ

「メとメ」の優しくあたたかい楽曲に心癒される

名古屋を拠点に活動する3ピースロックバンド「メとメ」。日常のささやかな感情を歌う、ぬくもりを感じる楽曲の数々が魅力的でした。

なんといっても、ボーカルの小林加奈さんの歌声が、どこまでも遠くに響き渡っていきそうな、ストレートな爽やかさ。また、3人全員が、音楽を心から楽しんでいることがひしひしと伝わってきて、思わずトリコになってしまいました。

SET LIST

メとメ

1.若者たちよ

2.中華屋さん

3.過去たらし

4.ただいまが似合う街

5.あんたのこと

6.ハッピースター

〈はいよろこんで〉で大ブレイク中「こっちのけんと」。ワンマンライブの発表も

5月27日にリリースした楽曲〈はいよろこんで〉が、SNS総再生回数100億回を突破し、大ブレイクを果たした「こっちのけんと」。口から音源“以上”の圧倒的なパフォーマンスで、リハーサル時点から会場を沸かせます

集まった、あふれんばかりの観客の姿に涙をこらえる場面も。MCからは音楽と応援するファンへの真摯な姿勢がうかがえて、優しい人柄に魅了されました。

12月8日(日)開催予定、ほぼワンマンライブ「こっちのけんと プレミアム感謝祭」の告知も! 観客の中からは「絶対行く!」という声も聞こえました。

SET LIST

こっちのけんと

1.死ぬな!

2.どんぐりGAME

3.いろは

4.はいよろこんで

熱狂的なファンが集う中、最強のセトリで迎え撃つ「≠ME」

ノイミーこと「≠ME(ノットイコールミー)」の出番になると、会場には熱狂的なノイミーファンが集結。かくいう私も、ノイミーを目当てに5時間ほど待機していましたが、それでも前から3列目!

ただ、待機した甲斐があり、前方で見るパフォーマンスは格別。メンバーひとりひとりの表情がよく見えました

なんといっても、セトリが最強! 最新の夏曲〈夏が来たから〉に始まり、フェスにぴったりのタオルを回す楽曲〈クルクルかき氷〉、ラストはデビュー曲にして傑作の〈≠ME〉とノイミーらしいセットリストに会場のボルテージは最高潮。

私は、推しメン・櫻井ももちゃんの、キュートなコロネツインを揺らしながら、楽曲に合わせてころころと表情を変えていく圧巻のパフォーマンスを間近で見られて大満足でした。

SET LIST

≠ME(ノットイコールミー)

SE. Overture
01「夏が来たから」
02「す、好きじゃない!」
03「クルクルかき氷」
04「まほろばアスタリスク」
05「ラストチャンス、ラストダンス」
06「≠ME」
07「チェイサー」(≠ME inst)

フェスならではのグルメも充実!

会場内にはカレーやバーガーなど、フェスならではのフードも充実近江牛など地元の食材を使用したメニューや、関西らしいたこ焼きの屋台が並びます。

今回私は、ステージに集中していたのでグルメを楽しむ余裕はありませんでしたが、次回はぜひフードも堪能してみたいです。

会場のすぐ近くには、カフェ「CAFÉ REED」があり、座って休憩することも可能でした。私はここでチュロスをいただきました!

人生初のフェス参戦でしたが、お目当てのグループ以外にも、未知のアーティストや楽曲との出会いがたくさんあって、楽しかった!これが無料で見れていいの!?と感じるくらいの満足度。 天候もカラッと快晴……とはいかなかったものの、過ごしやすい曇天でよかったです。

筆者

non-no大学生エディターズ No.49 えむ(筆者)

  • 出身地

    奈良県出身

  • 身長

    165cm

  • 学年

    大学4年生

  • 推し

    最推しは櫻井ももちゃん(≠ME)。マンガ、小説、アイドル、ミュージカルなど多方向に好き好きビーム放出中♡

二次元の海に溺れつつ、美術館やカフェによく出没する多趣味人間です。日々溢れる“好きときめき”を共有したいです!

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