金沢といえば、海鮮!!という方も多いと思いますが、今回ご紹介するのは「ハントンライス」。「ハントンライス」をいただくなら、ズバリここ!「グリルオーツカ」。
遊ぶところが少なくて、すぐ金沢に遊びに行ってしまう富山県民の筆者がお届けしていきます。
レトロな看板に惹かれる。50年以上続く金沢の老舗洋食店
金沢駅から10分、バスに揺られてたどり着く、金沢のグルメタウン「片町」。細い路地を進んだ先にあるのが、「グリルオーツカ」。金沢で知らない人はいないであろう、老舗洋食店です。
私が訪れたのは、雨がパラパラと降る平日の11時ごろ。オープン前にも、傘をさして待つ人がいる人気店です。
「グリルオーツカ」の看板メニュー「ハントンライス」
客の8割が頼むという名物「ハントンライス」はボリューム抜群!
3人で来たのに、なぜか6人座れる大きなテーブルに案内していただいて。
銀色のお皿に運ばれてやってきたオムライス…ではなく、「ハントンライス」。ハンガリーの「ハン」にフランス語でまぐろを意味する「トン」を合わせて、「ハントンライス」という名前が付けられたのだとか。
ケチャップで味付けしたバターライスの上に卵を乗せ、お魚のフライとケチャップ、さらにタルタルソースを乗せた、金沢名物にもなりつつある一品です。
お客さんの約8割が頼むという、「グリルオーツカ」の看板メニュー。石川・能登で生産・販売を行っている「ナカヤマエッグ」の卵を、1つのお料理に3個も使用しているのだそう。とろっとろな卵のコクとケチャップの甘酸っぱさ、そこにタルタルソースのまろやかさが相まって、ほっぺたの落ちる美味しさを作り上げています。
また、マグロとエビのフライが2つずつトッピングされています。女性なら、小サイズ(980円)がおすすめ。小サイズでもお腹いっぱいになる、食べ応えのある一品です。
価格
ハントンライス(小) 980円
ハントンライス 1,030円
ハントンライス(大) 1,180円
※トッピングを小エビフライのみ、白身魚のみでもできるそう。
ラヴィット「川島明の春休みin金沢」でも紹介された「ハントンライス」!
2023年3月6日放送のTBS系列「ラヴィット」の「川島明の春休みin金沢」でも「グリルオーツカ」の「ハントンライス」が紹介されました。なんでも、川島さんのお目当てだったそう。
川島さんは、念願のハントンライスを口にして、「タルタルがかかったオムライスってこんなうまかったんや」と絶賛されていました。控えめな酸味、クリーミーなタルタルソースは卵、ケチャップライスとも相性抜群なのです。
「グリルオーツカ」はメディアでも多数取り上げられている有名なお店です。
「グリルオーツカ」には気になる洋食メニューが目白押し
「グリルオーツカ」に「ハントンライス」を目当てにやってきたのですが、「ギリシャ風エビピラフ」、「マカロニグラタン」、「ビーフシチュー」など気になる洋食メニューがズラリ。お腹をぎゅるぎゅる鳴らしながら選んだ、2品をご紹介します。
訪れた日には、A、B、Cの3つのランチメニューが用意されていました。
今回は3つのランチメニューから、エビグラタンとハンバーグがセットになった「Aランチ」と、エビフライがセットになった「Bランチ」を選択しました。
コンフレークが乗った、ミルキーな「クリームスープ」
3つのラインナップ、どれにもついていた「クリームスープ」。トッピングされているのは…「コーンフレークやないかい!」ミルク感が強く、素朴な味わいのスープです。
ハンバーグとエビグラタンが同時に楽しめる「Aランチ」。インパクトがあるわけではないのですが、家庭でつくるハンバーグやグラタンといった、親しみやすい味わいです。
青のお花が描かれたレトロなお皿に乗ってやってきたの「エビフライ」。サクサクに揚げられたエビフライと、平皿に乗ったライス、スプーンで掬って食べるというクリームスープという組み合わせは、“親しみ感”がありつつも背伸びして訪れる“リッチさ”が混ざる洋食店らしさが溢れているな、と思います。
まとめ:「レトロブーム」の波に乗って、金沢の洋食店「グリルオーツカ」へ
いかがでしたか?最近、レトロ感あるお店やフードが人気ですが、そんな昔懐かしい雰囲気を楽しみたい方にも「グリルオーツカ」はピッタリ。平成生まれにとっては、逆に新鮮でメニューを決める時も、盛り上がりすぎて頭がおかしくなりました(?)。最近、地方にあるレトロな洋食店にハマっている筆者にとっても、お気に入りのお店になりました。
皆さんも、金沢を訪れた際は「グリルオーツカ」に訪れてみるのはいかがでしょうか。
店舗名
グリルオーツカ
住所
石川県金沢市片町2丁目9-15
電話番号
076-221-2646
営業時間
11:00~15:30/17:00~20:30(19:50L.O)
定休日
水曜(不定休あり)