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2024.01.19更新日:2024.05.17
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 家具メーカーでスペースデザイナーとして働くOGに話を聞きました。
勤務地 | 広島県 |
仕事内容 | 「オフィス用のデスクやイスなどを販売する会社に勤めていて、主な顧客は企業です。スペースデザイナーの仕事は、自社商品を使ったオフィスのレイアウトを考え、提案するための資料を作成すること。先方社員の1日の動線を考慮し、働きやすい環境作りを心がけています!」 |
給料 | 【初任給】18万円 【現在】21万円 「基本給が昇給したのに加えて、残業代も増えました。残業時間は担当している案件の数によって上下し、多い時で月30時間、少ない時は5時間未満です」 |
残業の有無 | 平均20時間/月 |
ボーナス | 平均40万円/年2回 |
有給休暇 | 年13日 「夏休みはなく、有休を使って好きな時期に休めます。希望の時期を事前に申請しておけば、担当する案件数を調整してくれるので、有休はほぼ消化できます」 |
「就活を始めた当初から、人の行動や意識に直結する空間デザイン分野に興味がありましたが、日々の暮らしに寄り添った設計ができるという理由で、住宅メーカーも視野に入れていました。私が学んでいた建築学科には同じ業界を目指す人が少なかったため、どんな会社があり、どのように就活を進めたらいいのか、などの情報を得るのがなかなか大変で。先輩に片っぱしから連絡して、なんとか空間デザインの業界で働く方と会うことに成功。
OG訪問の当日は、仕事内容や残業時間、転勤の有無など、気になることを全て事前にノートに書き出して臨み、聞き漏れのないように対策しました。また、スペースデザイナーの職種はポートフォリオ(自身の作品集)の提出を求められることが多く、その作り方のアドバイスをいただいたり、確認をしていただいたりしたことも。ESの添削でもお世話になり、とてもありがたかったです! 周りに従事する人が少ない業種を目指すならば、実際に働く先輩を探して話を聞くことが大切だと思います」
「学生時代は、ホテルや飲食店、キッチンカー、建築事務所、イベントスタッフなど、さまざまなアルバイトを経験しました。最も長く続けたのは、ホテルのウェイターの仕事。結婚式の披露宴や企業の立食パーティなど、フォーマルな場での接客を通じて正しい言葉遣いを鍛えられたおかげで、就活の面接でも敬語の使い方に困りませんでした!
面接ではアルバイト経験について質問を受けることが多かったのですが、中でもキッチンカーへの反応が良かったです(笑)。珍しいアルバイトを経験しておくと、印象づけに効果的かもしれません! 建築学科は課題が多く、忙しい時期はアルバイトがなかなかできないため、課題がない時期に掛け持ちして働きまくるのが私の定番でした。それによって心身のタフさがつちかわれて、就職後も、繁忙期を乗り越えられていると感じます」
「あまり他の企業では聞いたことがない福利厚生の一つが、月に1500円分、健康にまつわるものを買える、という制度。部署ごとに毎月担当者が決められて、全員分をまとめて購入しています。健康ドリンクや野菜がたっぷり入ったサンドイッチなど、週に一度の差し入れにワクワク! 出社のモチベーションにつながっています。その他に、ホテルやジムの割引制度も利用できて、かなり充実していると思います」
「大切だと感じたのは、できる限り早く動き始めることと、綿密な自己分析。私は3年生の夏に就活を始め、幅広い業界を調べながら、並行して自己分析を行いました。自分が本当にやりたいことをじっくり見極められたおかげで、迷いや後悔なく終えられたと思います! 自己分析は、仲のいい友達に手伝ってもらうこともおすすめです」