グルメ&ライフ部

No.198 lico

リール(フランス)での生活 #13

2024.09.27

Bonjour! ちょうど1か月前、フランスに到着し、1年間の交換留学がスタートしました。これからは大学生エディターズとしての活動を通して、ヨーロッパ旅行や留学についての情報をお届けしていきます。ヨーロッパ編第1弾は私の住んでいる街、リールの紹介です。

場所

まずは場所から確認しましょう。リールという街を初めて聞いた人のほうが多いと思います。私も留学先を選ぶまで知りませんでした。

リールはパリから北西に高速鉄道(TGV)で1時間のところにあります。現在(9月下旬)は、朝晩が特に冷え込むようになり、最高気温が20度を下回る日も目立つようになりました。フランス、というよりはほぼベルギーですね(笑)

雰囲気

中心駅(Lille Flandre や Lille Europe)の周辺はにぎやかです。飲食店やショッピングモール、教会や美術館があります。一方、地下鉄やトラムに乗って西へ移動していくと静かな住宅街が続きます。私は中心駅から30分程離れたところに住んでいますが、徒歩圏内にスーパーや薬局があり、生活に困ることはありません。

リール中心広場
中心広場

リール路地裏
路地裏

リールノートルダム教会
ノートルダム教会

Palais des Beaux Arts(リールの美術館)
Palais des Beaux Arts(美術館)

リールの好きなところ

  1. 市街地と自然の調和

    街路樹や公園のおかげで緑が多い一方で、地下鉄・トラム・バスが走っているおかげで買い物にも困りません。

  2. 温かい人々

    気温に反して、温かい人が多いです。フランス語をほとんど話すことができない私ですが、くみ取ろうとしてくださったり、英語を話せる人が助けてくださったりすることもありました。

  3. 挨拶の文化

    これはリールに限ったことではありませんが、お店や部屋に入る時は必ず”Bonjour!”と挨拶をします。とても気持ちの良い文化です。また退室の際には “Au revoir” (さようなら)や “Bonne journée” (良い1日を)と言います。

  4. 歴史的建造物やミュージアム

    ヨーロッパ全体に言えることですが、歴史的建造物やミュージアムが多いです。しかも学生は安かったり、無料であったり、また毎月第1日曜日は無料開放日になります。見学で困ることはありません。学生のうちにたくさん周りたいですね。

リールの美術館の様子1

リールの美術館の様子2

リールの美術館の様子3

リールの美術館の様子4

リールに来て驚いたこと

  1. お店が20:00に閉まる(飲食店を除く)

    コンビニはありません。スーパーも薬局もほとんどのお店が20:00には閉店します。お買い物は朝一に済ませます。

  2. 日曜日は閉店

    貴重な週末も日曜日は多くの店が閉まっています。そのためお買い物ができるのは土曜日と授業がない平日だけです。この点は少し不便ですが、慣れれば問題ありません。日曜日はお家でゆっくり過ごす時間にしています。

まとめ

今回は私の住んでいる街を紹介しました。これからは留学を考えている人や、ヨーロッパ旅行を考えている人の役に立つ情報をどんどん発信していこうと思っています。よろしくお願いします。

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