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No.057 こまめのブログ

No.057 こまめ

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大学4年生/千葉県出身

身長:164cm
推し:k-pop、本、映画、散歩、食べることが好きです。

見てくださる方に癒しとわくわくをお届けしたいです!!よろしくおねがいします!

【ディオール展】まるでファッションショー♡「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展レポ

東京都現代美術館で開催中の「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展に行ってきました ( ¨̮ ) ॰*✩

ディオールの過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々が展示される「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展。豪華な展示の見どころを紹介します!!
  • 東京現代美術館の入り口

  • 「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展の入り口

1. ニュールック

まず初めにあるのが、ディオールを象徴する「バー」ジャケット。

1947年2月12日。クリスチャン・ディオールが初のコレクションで提案したのは、女性の美しさを強調するシルエット。
これは、女性らしさを抑制したファッションが中心だった戦後に衝撃を与え、"ニュールック"と評され世界中に大きな影響を与えました。
"ニュールック"の象徴「バー」ジャケット
「バー」ジャケットは、なだらかなショルダー、キュッと細く絞られたウエスト、ふっくらとパッドの入ったヒップラインが特徴。女性らしさを強調するスタイルで、"ニュールック"に欠かせない存在です。
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展 歴代のデザイナーによる「ニュールック」
歴代のデザイナーによる「ニュールック」
「バー」ジャケットは、メゾンのアイコンとして歴代のアーティスティックディレクターそれぞれが解釈し、そのデザインを取り入れています。

2. ディオールと日本

私のイチオシ展示は、次に紹介する「ディオールと日本」です!
クリスチャン ディオールは、日本に初めて進出した西洋のファッションブランド!ディオールと日本には特別な絆があります。

帝国ホテルでショーを行ったり、日本に着想を得た作品を発表したり。美智子さま(上皇后さま)のウェディングドレスをデザインしたのも、ディオールなんです。
  • 帝国ホテルで行われたショー (1953年)のコレクション。 1番左にあるのは龍村美術織物の生地を用いたコート「羅生門」

    帝国ホテルで行われたショー (1953年)のコレクション。 1番左にあるのは龍村美術織物の生地を用いたコート「羅生門」

  • 「蝶々夫人/マダム・バタフライ」をテーマにしたジョン・ガリアーノによる2007年春夏オートクチュール・コレクション

    「蝶々夫人/マダム・バタフライ」をテーマにしたジョン・ガリアーノによる2007年春夏オートクチュール・コレクション

日本を愛してやまなかったディオールは、繊細で叙情的な日本文化からインスピレーションを受けていたそう。
メゾンの後継者であるジョン・ガリアーノやマリア・グラツィア・キウリも、浮世絵や桜など、日本文化からインスピレーションを受けた作品を発表しています。
  • ジョン・ガリアーノによる葛飾北斎の浮世絵をモチーフにしたドレス

    ジョン・ガリアーノによる葛飾北斎の浮世絵をモチーフにしたドレス

  • マリア・グラツィア・キウリによる桜を取り入れたドレス

    マリア・グラツィア・キウリによる桜を取り入れたドレス

本展は、そんなディオールと日本の特別な絆を称えた展示になっています*・°☆.

3. ディオールが残したもの

次に登場するのは、ディオールの後継者である、歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品たち。ディレクターごとに空間が仕切られているため、それぞれの個性を感じることができ、興味深いです♩
  • マリア・グラツィア・キウリの作品展示風景

    マリア・グラツィア・キウリの作品

  • ラフ・シモンズの作品展示風景

    ラフ・シモンズの作品

  • ジョン・ガリアーノの作品展示風景

    ジョン・ガリアーノの作品

  • ジャンフランコ・フェレの作品展示風景

    ジャンフランコ・フェレの作品

  • マルク・ボアンの作品展示風景

    マルク・ボアンの作品

  • イヴ・サンローランの作品展示風景

    イヴ・サンローランの作品

イヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリ。6人の後継者たちの作品が、現在から過去へと遡るように並んでいます。
  • クリスチャンディオールの作品展示風景

    クリスチャンディオールの作品

  • クリスチャンディオールの作品展示風景

最後には創設者であるムッシュ ディオールの作品。ディオールの歴史、クリエティブディレクターたちの個性を感じられる展示です。

4. ディオールの夜会

次に登場するのは「ディオールの夜会」
壮大で、今にも物語がはじまりそうな幻想的な空間です☪︎⋆。˚✩
  • 「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展の展示。「ディオールの夜会」

  • 【ディオール展】まるでファッションショー♡「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展レポ_1_8-2

建築家・重松象平さんが手がけた空間演出の中に、ディオールのドレスがずらりと並びます。まるで夜空のように移り変わるプロジェクションマッピング。ドレスの美しさがさらに引き立っており、思わず息を呑むような光景です. . . ✩︎⡱

5. ディオールのアトリエ

お次は、一面真っ白な「ディオールのアトリエ」
  • 「ディオールのアトリエ」の展示風景。白井コットンで作られたトワルが並んでいる。

    「ディオールのアトリエ」

  • 「ディオールのアトリエ」の展示風景。白井コットンで作られたトワルが並んでいる。

「ディオールのアトリエ」にあるのは、"トワル"と呼ばれるドレスの試作品。デザイン画をもとにコットン生地で作られたものです。真っ白でシンプルだからこそ、形の美しさが際立っていました。

6. コロラマ

カラフルなお部屋「コロラマ」
  • 「コロラマ」の展示風景

  • 「コロラマ」の展示風景

  • 「コロラマ」の展示風景

Diorアイテムがカラーグラデーションになって展示されています!
遠くから見たグラデーションも綺麗なのですが、それを構成する一つ一つのアイテムが可愛すぎて、うっとり...♡近くで見ても遠くから見ても楽しい展示です♩

7. ミス ディオールの庭

まるでお花畑?!「ミス ディオールの庭」
花やガーデンを愛したクリスチャン・ディオール。日本庭園をイメージした幻想的な空間に、色鮮やかなドレスが並んでいます。
  • 「ミス ディオールの庭」の展示風景

  • 「ミス ディオールの庭」の展示風景

  • 「ミス ディオールの庭」の展示風景

天井を覆う草花の切り紙は、柴田あゆみさん(切り絵作家)によるもの。今回の展覧会では、さまざまなアーティストとのコラボレーションも見ることができます!

ディオールの花や庭への愛が感じられる空間でした𓂃◌𓈒𓐍 𓈒

8. スターたちとジャドール

次はキラキラした星空のような空間。.:*・゚✳︎
スターのために作ったドレスが並んでいます。
  •  スターたちとジャドールの展示風景

  •  スターたちとジャドールの展示風景

ダイアナ妃やグレース・ケリー、リタ・ヘイワース、マリリン・モンロー、綾瀬はるかさん、新木優子さんなど、大スターたちが着たドレスを、生で見ることのできる貴重な機会。テレビや雑誌で見かけたことのあるドレスが目の前にあり、テンションが上がりました. . . !!

9. レディ・ディオール

壁一面「レディ ディオール」で埋め尽くされた部屋。
「レディ ディオール」は、ブランドの象徴的なバッグ。ダイアナ妃のお気に入りだったことでも有名です!現代アート作家たちとコラボした個性的な作品も展示されています。
  • レディ ディオール

  • レディ ディオール

10. ディオールと世界

最後の部屋のテーマは「ディオールと世界」
あらゆる国の文化からインスピレーションを受けたコレクションが並んでいます。
  • ディオールと世界の展示風景

  • ディオールと世界の展示風景

  • ディオールと世界の展示風景

写真家・高木由利子氏

もう一つの見どころとなるのは、本展のために撮り下ろされた写真家・高木由利子さんの写真。
シャッタースピードを落として撮影された高木さんの写真は、ドレスの造形や、曲線の美しさが映えていて、ディオールのドレスの魅力をさらに引き出すものになっていました。
  • 写真家・高木由利子氏の作品

    高木由利子さんの作品

  • 写真家・高木由利子氏の作品

ミュージアムショップ

展覧会公式図録やトートバッグ、扇子、ノート、キャンドル、高木由利子さん撮り下ろしのポストカードなど、魅力的なオリジナルグッズをGETすることができます!
  • DIOR(ディオール)のキャンドル

    キャンドル

  • 写真家・高木由利子による「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展 撮り下ろしポストカード

    ポストカードM

オンラインショップもあるので、ぜひチェックしてみてください!

さいごに

ファッション好きな方はもちろん、デザインやインテリアが好きな方にもオススメな展覧会です!!当日券に並ぶ価値、あります!!!

大満足な「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展
ぜひ行ってみてください ( ¨̮ ) ॰*✩

最後まで読んでいただきありがとうございました!
こまめ

INFORMATION

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展
会期/~2023年5月28日
時間/10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
場所/東京都現代美術館
入場料/一般 2000円、大学生、専門学校生、65歳以上は1300円、中学、高校生以下は学生証を提示のうえ無料
※事前予約チケット売り切れ( ; ; )
※当日券あり(当日10時〜美術館チケットカウンターにて販売)
当日券の販売状況は【東京都現代美術館公式Twitter】または【販売状況配信サイト】をチェック!

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