――主演という立場で演じることで感じた、アイドルやモデルの仕事との違いがあれば教えてください。
「アイドルやモデルのお仕事は、自分自身や着ている服がどう見えるかということを意識しているのですが、演技のお仕事では自分ではない違う人を演じなければいけないので、すごく難しさを感じます。撮影期間を前向きな気持ちで過ごせたとは言ったものの、家に帰ってから“私はちゃんとじゅんちゃんになれていたかな?”と考えることは結構ありました。でもこの作品とこの役に出会えたことで演じる楽しさや、普段の自分とは違う生き方や考え方を知ることができて本当に幸せです。今後の活動にすごくいい影響を与えてくれるとも感じています」
――一番印象に残っているシーンについて教えてください。
「今まで使ったことのない言葉をまくしたてて思い切り怒りを爆発させるシーンは、とても大変だったし印象に残っています。共感してスカッとするというよりは、じゅんちゃんはこんな気持ちになるのか、と冷静な気持ちで見ている自分がいました(笑)」
――遠藤さんとじゅんの違い、ですね(笑)。逆に共感できた部分はありましたか?
「仕事中もプライベートも、割と一人で行動するのが好きな部分は似ていました!」
――共演者には野性爆弾のくっきー!さんや、コットンのきょんさんなど、個性的な方々が名を連ねています。撮影の合間はなかなか一人で行動するのが難しかったのでは?
「そうですね(笑)。本当に笑いが絶えない現場でした! 楽しすぎて一人で行動したいと思う余裕すらなかったです。面白いエピソードがありすぎてお伝えしたいと思ったのですが、上書きを続けていたらうまく思い出せなくなってしまいました(笑)」