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No.087 めえのブログ

No.087 めえ

No.087 めえ

大学4年生/富山県出身

身長:162cm
推し:デザインや美術、ファッションが好きです。憧れは、フードエッセイストの平野紗季子さん。

大好きなディズニー情報は定期で発信。

大学生の興味をキャッチ、わかりやすくて何度も見たくなる記事を目指します!

【ローマ観光4日間】徒歩で巡る!イタリア旅行初心者のモデルコース

イタリア旅行初心者、女子大学生2人で巡ったローマ4日間のモデルコースを時系列でご紹介!人気の観光スポットから、ローマっ子で賑わう下町まで「永遠の都」と称されるローマの魅力を実体験付きでたっぷりと。ローマは、予約制、有料の観光スポットが多く、事前に調べておくことが必須!旅のヒントとして、日本からローマへの飛行機やローマから各都市へのアクセス方法、ホテルやトイレ事情をお届け。

イタリア・ローマってどんな街?

イタリア半島の中部に位置する都市、ローマ。日本との時差は約7時間。
フォロロマーノやコロッセオなど古代遺跡が残っていたり、街なかにベルニーニやミケランジェロなど芸術の巨匠による作品が溶け込んでいたりと、歴史と芸術が今もなお息づく街。ロマンティックで美しい街並みのスペイン広場周辺、古代遺跡が残るパラティーノ地域、世界最大のキリスト教の聖堂を持つバチカン市国、ローマ市民の生活が垣間見えるトラステヴェレ地域と、歩けば歩くほど景色が変わる。パスタやピザなど日本人に馴染み深いグルメを堪能できるのも魅力!

ローマの地図

下の図のようにローマのエリアを5か所に区分してご紹介します。
今回の4日間のモデルコースでは夕方以降のスケジュールは紹介していません。というのも、女子旅での夜の外出は控えた方が良いから。ディナーはホテル周辺のレストランや、ホテル内で済ませることをおすすめします!

【ローマ1日目のモデルコース】エリア1

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会→スペイン広場→コルソ通り→トレヴィの泉→ボルゲーゼ公園

【ローマ2日目のモデルコース】エリア4

サンティ・アンブロージョ・エ・カルロ・アル・コルソ聖堂→カヴール橋→カヴール広場→サンタンジェロ城→バチカン市国→オッタヴィアーノ周辺→ポポロ広場

【ローマ3日目のモデルコース】エリア2

コロンナ美術館→ヴェネツィア広場→ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂→パンテオン→サンタ・マリア・ソプラミネルヴァ教会→ナヴォナ広場

【ローマ4日目のモデルコース】エリア3+エリア5

クイリナーレ広場→コロッセオ→コンスタンティヌスの凱旋門→フォロロマーノ→トラステヴェレ地域へ

【ローマ1日目】エリア1(スペイン広場、トレヴィの泉、ボルゲーゼ公園など)を巡るコース

エリア1(スペイン広場、ポポロ広場、ボルゲーゼ公園周辺)
1日目は、バロック建築や芸術作品を巡るコース。“ローマのために生まれた”と称賛されるバロックの巨匠ベルニーニの作品は、ローマのあらゆる場所で観られます。スペイン広場やトレヴィの泉、ボルゲーゼ公園などローマのロマンティックな景観に酔いしれよう。

9:30 サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会内にある『聖テレジアの法悦』
ベルニーニの作品の1つ、大理石彫刻の『聖テレジアの法悦』はサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会で観られます。教会へ入場する際は、肌の露出を控えるなど服装に注意を。

詳細情報「サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会」

【営業時間】
月~土:9:00~12:00、15:30~18:00
日:15:30~18:00
【料金】無料

10:00 バルベリーニ広場

ベルニーニの作品『トリトーネの噴水』がある広場。街路樹の美しいヴィットリオ・ヴェネト通り、スペイン広場へとつながるシスティーナ通り、ショップが立ち並ぶトリトーネ通りなど主要な通りを結ぶ、この広場で行き先を確認!

10:30  スペイン広場

135段にもなる階段があるスペイン広場は、不朽の名作『ローマの休日』にて、オードリー・ヘップバーンが階段に腰掛けながらジェラートを頬張るシーンで見たことある人が多いはず。階段を下りた先にはある船型の噴水『バルカッチャの噴水』もベルニーニの作品。昼間は多くの人でごった返すため、ゆったりと時間を過ごしたい方は早朝に行くのがおすすめ。

イマコラータ碑

スペイン広場ほど近くにある、聖母マリア像が柱の頂上に立つイマコラータ碑。30mにもなるというその高さに圧倒。

ローマのおすすめのグルメ<ティラミス>

スペイン広場近く「POMPI(ポンピ)」の外観
イタリアのデザート「ティラミス」を食べるなら、是非訪れたい名店がスペイン広場の近くに。それが1960年創立、ローマの老舗ティラミス店「ポンピ(POMPI)」。定番ティラミスから、ストロベリー、ピスタチオ、バナナとチョコレート、ヘーゼルナッツ、塩キャラメル…と味のバリエーションが豊富!テイクアウトして本番のティラミスを楽しんで。
「POMPI(ポンピ)」のクラシックティラミス€5

店舗詳細「POMPI(ポンピ)」

テイクアウト専門店
【営業時間】
日~木 10:00~22:30
金 10:00~23:30
土 10:30~23:30

11:00 コルソ通り周辺でショッピング

スペイン広場から細い路地に入ると、高級ブティックや宝飾店が立ち並びます。路地を抜けると、洋服店が軒を連ねる大通り「コルソ通り」へ!non-no世代におすすめしたい、おしゃれなローマっ子が集まるお店を4店舗をご紹介!画像をスワイプしてね。
KIKO MILANO(キコミラノ)店舗の内観

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BRANDY MELVILLE(ブランディメルビル)外観

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WYCON(ワイコン) cosmetics店舗の内観

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MANGO(マンゴー)店舗の外観

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イタリア・ミラノ発祥のコスメブランド「KIKO MILANO(キコミラノ)」。ヒットアイテムの、プランパー効果のあるリップグロスは9.99€、ブロンザーは11.49€、リキッドファンデは15.99€とお手頃価格なのも嬉しい♡高級感のある可愛いパッケージなので、お土産にも◎
東京・表参道に上陸した「BRANDY MELVILLE(ブランディメルビル)
」は実はイタリア生まれ。ビンテージライクなくすんだ色味や素材のアイテムが揃う。キャミソールを一枚でさらっと着こなすローマっ子に混じって、ヘルシーなファッションに挑戦してみて。

イタリア発のコスメブランド「WYCON(ワイコン)」。内装からパッケージまで、大胆に使われた鮮やかなピンク色が女の子の目を奪うはず!ベースメイクからポイントメイク、ツールアイテムまで20€以下と低価格で購入できるのがポイント。
マニッシュなアイテムを中心に、ブラウンやブラックなどシックなカラーの洋服が揃うショップ。ZARA(ザラ)ほどの価格帯のため買い求めやすく、店内には洋服から小物類までたくさん購入している女性がちらほら!

13:30 トレヴィの泉

二コラ・サルビが設計し、1762年に完成したというバロック様式の噴水。そのあまりの大きさと豪華さに圧倒されるはず。観光客の多いスポットとあって、押し売りや物乞いをする人も多い。スリなどに遭わないよう、バッグを目に見える位置に持つなど油断しないように!

14:30  ボルゲーゼ公園

ボルゲーゼ公園内の湖
街歩きに疲れたら、ローマ市民の憩いの場、ボルゲーゼ公園でひとやすみ。園内には、動物園や美術館、ゲームセンターなど様々な施設が点在。広い公園内には、レンタルサイクルで移動する家族連れ、湖畔でボートをこぐカップル、ボール遊びに夢中の子どもたちの姿が。なんて愛おしい景色だろうと思い、ふと、地図を見たらなんとハート型の公園だった。
ハート型の敷地を持つボルゲーゼ公園。

15:00 ボルゲーゼ美術館

ボルゲーゼ美術館の外観
公園内にある、ボルゲーゼ美術館はベルニーニやカラヴァッジョ、ラファエロらの作品を所蔵している美術館。完全予約制で、若者から年配の方まで多くの美術ファンが集まるホットな場所。1階と2階、ロマンティックな雰囲気の館内には、絵画、彫刻、モザイク画などが展示されています。

ボルゲーゼ美術館の展示作品

『プロセルピナの略奪』/ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ

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『アポロとダフネ』/ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ

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『プロセルピナの略奪』/ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ
『アポロとダフネ』/ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ

詳細情報「ボルゲーゼ美術館」

【営業時間】火~日:9:00~19:00(最終入場は17:45)
【チケット料金】全額€13、18歳未満は無料
※事前にWEBでオンライン予約する場合は、上記の金額にプラス4€必要となります。
【予約】 公式HPにて

【ローマ2日目】エリア4(バチカン市国周辺)を巡るコース

ローマの地図・エリア4(バチカン市国周辺)
世界最小の独立国家、カトリックの総本山として知られるバチカン市国は訪れておきたい。バチカン市国は、面積は小さいながら、城壁内にはサン・ピエトロ大聖堂やバチカン博物館など見るべきスポットが豊富。城壁から出てすぐのプラティ界隈には、洋服店や飲食店が立ち並ぶ。観光、ショッピングと大充実のバチカン市国エリアは、1日かけてたっぷり巡ろう。

9:00 サンティ・アンブロージョ・エ・カルロ・アル・コルソ聖堂

サンティ・アンブロージョ・エ・カルロ・アル・コルソ聖堂の内観
朝のローマ散歩なら、教会がおすすめ。スペイン広場からエリア2(バチカン市国周辺)に向かう途中にあるこの聖堂は、天井画、高さのあるクーポラ、きらびやかなゴールドの装飾と、見応え抜群!静寂な雰囲気の教会が多かったローマの中で、ひときわ華やかな教会。

詳細情報「サンティ・アンブロージョ・エ・カルロ・アル・コルソ聖堂」

開館時間:7:00~19:00
ミサのスケジュール:【平日】7:30、12:00、18:30 【休日】8:00、9:30、11:00、12:00、18:30
※ミサの期間中は入場不可。

9:15 カヴール橋を渡ってエリア2(プラティ界隈)へ

エリア1(ポポロ広場、スペイン広場など)とエリア2(バチカン市国周辺)を隔てるテヴェレ川にかかる橋。

9:20 最高裁判所前のカヴール広場

最高裁判所の外観

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カヴール広場中央にあるカヴール像

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橋を渡り終え、まっすぐ歩くとたどり着くのがカヴール広場。広場の中央には、初代イタリア王国の首相カミッロ・カヴールの彫像が。隣接する、豪華で美しい造りの建物はなんと最高裁判所!

9:30 サンタンジェロ城、サンタンジェロ橋

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世橋から見える、サンタンジェロ城とサンタンジェロ橋
イタリア語で「聖なる天使の城」という意味の、ドーム型の城塞「サンタンジェロ城」。城内は博物館となっており、有料(入場料€14)で内部を見学することができます。内部を見学しなくとも、城の正面入口前のサンタンジェロ橋は必ず見ておきたい。橋の両側に設置された、10体の天使像はベルニーニの作品。サンタンジェロ城と橋、テヴェレ川をセットで写真に納めるなら、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世橋からの撮影がおすすめ!

詳細情報「サンタンジェロ城」

休館日:毎週月曜日
開館時間:火~日 9:00~19:30
入場料金:大人€14(ネット予約の場合は、別途料金)

10:00 コンチリアツィオーネ通り

コンチリアツィオーネ通り
サンタンジェロ城とバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂を結ぶ大通り。

サン・ピエトロ広場

大通りを抜けてサン・ピエトロ広場に足を踏み入れた途端、スケールの大きさにまず驚く。広場を囲む列柱廊と、その上に立つ140体もの聖人像、正面には水色のクーポラのあるサン・ピエトロ大聖堂。広場、建造物があまりに大きく、人ひとりが豆粒ほどの大きさに見える。

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂
キリスト教の建造物として世界最大のサン・ピエトロ大聖堂。ミケランジェロ設計のクーポラやピエタ像、ベルニーニ作のバルダッキーノなどが有名。サン・ピエトロ大聖堂の入場自体は無料ですが、大人気スポットのため長蛇の列が。クーポラに登る際は、有料ですが、公式サイトから予約できないため、現地でチケットを購入する必要があります。

詳細情報「サン・ピエトロ大聖堂」

●サン・ピエトロ大聖堂
【開館時間】
夏期(4月1日~9月30日)7:00~19:10
冬期(10月1日~3月21日)7:00~18:30
●クーポラ
【開館時間】
夏期 7:30~18:00
冬期 7:30~17:00
●入場料金
大聖堂:一般入場料は無料
クーポラ:€10(クーポラ)、€8(階段)
また、20を超える博物館、美術館を総称した世界最大級の美術館「バチカン美術館」はバチカン市国内に。ミケランジェロの『最後の審判』を飾ったシスティーナ礼拝堂、ラファエロなどの画家の作品が見られる教皇の間も見学コースに含まれており、少なくとも2時間の滞在が目安。

12:30 オッタヴィアーノ周辺でランチ

奥:カルボナーラ€10、手前:アマトリチャーナ€10
じっくり作品鑑賞を楽しんだ後は、バチカン市国をあとにしてプラティ界隈へ!赤の外壁の建物が多く、可愛い街並みが魅力。市場が開かれているなど商業っけ溢れるこのエリアでは、ランチをするなら観光客向けのリストランテよりも、現地の雰囲気が味わえるトラットリア(大衆食堂)がおすすめ。例えば、英語表記メニューのある「TRATTORIA VATICANO GIGGI」では、カルボナーラ、アマトリチャーナがそれぞれ€10で楽しめ、コスパ最高!

店舗詳細「TRATTORIA VATICANO GIGGI」

【定休日】月曜日
【営業時間】
火~土 9:00~15:30、18:30~22:30
日 9:00~15:30

13:30 コーラ・ディ・リエンツォ通り

ローマのおすすめグルメ<ジェラート>

イタリアのジェラート専門店とジェラートにかぶりつきながら歩く人の多さと言ったら!是非、色々なお店のジェラートを食べ比べて、お気に入りを見つけて。
「Gelateria La Romana」4フレーバー選べる「MEDIA」サイズは€4。
コーラ・ディ・リエンツォ通りにある「Gelateria La Romana」は1947年創業の老舗ジェラート店。フルーツ系、ミルク系、チョコレート系と種類豊富なジェラートはフタ付き容器に入っているため、指差し注文ができない。日本人にも分かりやすいよう、ジェラートのメニューを英語で説明して貰えるから大丈夫。

店舗詳細「Gelateria La Romana」

営業時間:月~金 11:00~24:00、土・日 10:30~24:00

15:00 ポポロ広場

ポポロ広場
レジーナ・マルゲリータ橋を渡ってエリア1に戻る。北からの巡礼者の入口とされてきたポポロ門がある広場。広場からは3本の道が放射線状に伸びており、左側の道を進めばスペイン広場へ、中央の道を進めばファッションのショップが立ち並ぶコルソ通りへ。

【ローマ3日目】エリア2(パンテオン、ナヴォナ広場、コロンナ美術館など)を巡るコース

ローマの地図・エリア2(パンテオン、ナヴォナ広場周辺)
ローマらしい優雅で美しい街並みに、古くからの建造物が溶け込むエリア。ローマの休日で登場したコロンナ宮殿、ナヴォナ広場の噴水など、女の子がときめくであろう優美な建築を巡るコースをお届けします。

9:30 コロンナ美術館

コロンナ宮殿の大サロン
映画『ローマの休日』で登場したコロンナ宮殿。宮殿は、現在美術館として、金曜日と土曜日の朝のみ、内部を見学、ギャラリーの作品を鑑賞できます。当館はイタリア語、英語、フランス語のガイド付きツアーも用意。筆者は英語のガイド付きツアーに参加。人が少なく静まり返った宮殿内を、他の見学者と回ります。異国で異文化の方と作品鑑賞する時間は、コロンナ宮殿が壮麗で美しい空間であることも相まって、素晴らしいひととき。ガイドの有無は関係なく、事前予約必須なので行ってみたい方は、ホームページで要予約!
コロンナ宮殿【マルティヌス5世神格化の間】

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コロンナ宮殿【イザベッレ王女の居住区】

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コロンナ宮殿の庭園から望むローマの景色

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コロンナ宮殿【イザベッレ王女の居住区】

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【マルティヌス5世神格化の間】アンニバレ・カッラッチの『豆を食べる男』など貴重な作品が多数展示。
【イザベッレ王女の居住区】柔らかなピンク色の壁に配置された風景画などの美術作品。
コロンナ宮殿の庭園から望むローマの景色
【イザベッレ王女の居住区】壁画から外の奥行きと空気感が伝わる、フォンターナの間。

詳細情報「コロンナ美術館」

【開館日】
(一般公開)休日を含む金曜日と土曜日の午前
(プライベート見学)日曜日~木曜日、金曜日・土曜日の午後
【開館時間】
●金曜日:予約によるガイド付きツアー
・イタリア語 9:30~、10:00~、10:30
・英語 10:00~
・フランス語 10:30~
●土曜日 9:15~13:15(最終入場)
【料金】
○ガイドなし
・ショートコース:€15
・フルコース:€25
○ガイド付き
・ガイド付きフルコース:€30
【予約】
事前予約制。チケット・ワンからオンライン予約。

12:30 ランチ

プレビシト通りにある「Antico Caffe Castellino」
コロンナ美術館前のプレビシト通りは、観光客向けのリストランテやカフェで賑わうエリア。ヴェネツィア広場前の「Antico Caffe Castellino」は、ローマの街を眺めながらパスタやピザが味わえる上に、陽気でフレンドリーなウエイトレスさんに出会える!写真を撮ろうとしたら一緒に映ろうとするほどの愉快さ!
「Antico Caffe Castellino」のマルゲリータとカチョ・エ・ペペ
「Antico Caffe Castellino」奥のパスタ:カチョ・エ・ペペ€13、手前のピザ:マルゲリータ€11

店舗詳細「Antico Caffe Castellino」

定休日:無
営業時間:12:00~23:30

13:30 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
ヴェネツィア広場にある、イタリアの初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の記念堂。内部見学は無料で、屋上からはローマの景色を一望できる。多くの観光客が集まるスポットゆえに、水や日傘、帽子など押し売りするグループが見られるので注意を。

詳細情報「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」

休館日:無休
開館時間:月~金 9:30~18:30
金~日 9:30~19:30

14:00 パンテオン

パンテオンの正面入口
古代のローマを代表する神殿、パンテオン。現存しているのは紀元1世紀に皇帝ハドリアヌスが再建したものだそう。巨大な円盤から光が差すドーム内をみたいなら、有料のチケットが必要。

詳細情報「パンテオン」

休館日:無
営業時間:全日 9:00~19:00
入館料:€5
入場チケット購入方法:オンライン予約または、記念碑の入り口にて直接購入。

14:15 サンタ・マリア・ソプラミネルヴァ教会

サンタ・マリア・ソプラミネルヴァ教会の正面入口
パンテオンほど近くの教会。ローマでほぼ唯一のゴシック建築とされる教会で、青い星空が描かれた尖頭アーチの天井、ステンドグラスの数の多さなど他の教会とは違った特徴が。
サンタ・マリア・ソプラミネルヴァ教会の内観

詳細情報「サンタ・マリア・ソプラミネルヴァ教会」

【開館時間】11:00~13:00、15:00~19:00
【入館料】無料

14:30 ナヴォナ広場

ベルニーニ作の四大河の噴水が中心にあるナヴォナ広場。ネプチューンの噴水、ムーア人の噴水も見られる。
サンタンニェーゼ イン アゴーネ教会
四大河の噴水すぐそばにそびえ建つ、サンタンニェーゼ イン アゴーネ教会。

15:00 ナヴォナ広場近くのカフェで休憩♪

ナヴォナ広場周辺にあるパラソル付きのテラスカフェ
ナヴォナ広場周辺にあるパラソル付きのテラスカフェ
ナヴォナ広場を囲むようにして並ぶ、カフェやバールは休憩にうってつけ。イタリアは公共のトイレが少ないのが難点。バールで飲み物やお菓子を注文して、トイレを借りよう!

【ローマ4日目】エリア3(コロッセオ、フォロロマーノなど)、エリア5(トラステヴェレ界隈)を巡るコース

ローマの地図・エリア3(フォロロマーノやコロッセオ周辺)、エリア5(トラステヴェレ界隈)
ローマの地図・エリア3(フォロロマーノやコロッセオ周辺)、エリア5(トラステヴェレ界隈)
コロッセオやフォロロマーノなど、コーマの古代遺跡を巡るコース。有料スポットが多いため、事前確認は重要!たくさん歩いたり、足場の悪い道が多かったりするので、活動しやすい服装やスニーカーがおすすめ!

12:00 クイリナーレ広場

クイリナーレ宮殿前、警察官の交代をする様子。
エリア3(トレヴィの泉周辺)からエリア4(パンテオン周辺)へ!エリア4に向かうにつれ、丘が増え坂道も多くなる。クイリナーレの丘にある広場には、宮殿やオベリスクが建つ。高い丘から見上げる、ローマの風景の美しさと言ったらない。
クイリナーレ広場に建つオベリスク。

12:40 コロッセオ

コロッセオ外観
古代ローマの円形競技場、コロッセオ。約2000年前に建てられ、公開処刑や剣闘士同士の戦い、剣闘士と野獣の戦いが行われていたこの競技場は、世界遺産に登録されています。外から見てもその迫力に圧倒。内部を見学するなら、有料チケット(€18)が必要。

詳細情報「コロッセオ」

【入場料】
€18(コロッセオ、フォロロマーノ、パラティーノの丘が見学できるチケット)
【予約方法】完全日時指定の予約制。購入はオンラインまたは窓口にて。
【定休日】12月25日
【営業時間】
1月1日~2月28日まで:9:00~16:30
3月1日~25日まで:9:00~17:30
3月26日~8月31日まで:9:00~19:15
9月1日~9月30日まで:9:00~19:00
10月1日~28日まで:9:00~18:30
10月29日~12月31日まで:9:00~16:30

コンスタンティヌスの凱旋門

コンスタンティヌスの凱旋門
古代ローマ時代の凱旋門。豪華な装飾が施された門は、よく見ると欠けていたり、凹凸が擦り減っていたりと年月の経過がうかがえる。

フォロロマーノ

フォロロマーノ入口のティトゥスの凱旋門
紀元前6世紀から紀元3世紀まで古代ローマの中心地として栄えた街、フォロロマーノ。コロッセオとセットになった共通チケット(€18)を購入すると、一緒に見学できる。フォロロマーノ、コロッセオともに野外での鑑賞となるため、すべて鑑賞するには体力が必要。
チケットを購入せず、遺跡の外観だけを見て回るだけでも充実!

14:00 イタリアおすすめグルメ<ジェラート>食べ比べ!

「Gelateria Artiginale da Costanza」ストロベリー、ピスタチオのジェラート€2.5
容赦なく日差しの降り注ぐローマでは、体力の消耗が激しい!そんな時、癒してくれるのが冷たいジェラート♡。コロッセオ駅からすぐのグルメタウンにある、ジェラート店「Gelateria Artiginale da Costanza」でちょっと休憩。

店舗詳細「Gelateria Artiginale da Costanza」

定休日:無
営業時間:9:00~2:00

15:00 パラティーノ橋を渡ってエリア5(トラステヴェレ界隈)へ

アヴェンティーノの川沿いから見たパラティーノ橋
古代遺跡群をあとにして、緑豊かなパラティーノ地域を散歩。からっとした陽気の下、木漏れ日が降り注ぐ川沿いの道を歩くのが気持ちいい。テヴェレ川にかかるパラティーノ橋を渡って、次なる土地はトラステヴェレ!

15:30 トラステヴェレ周辺でカフェタイム

トラステヴェレ地域に入るとまた風景がガラッと変わる。川辺の下町には、蔦の多い茂るトラットリアやバー、洗濯物が干された古いアパートがひしめき合う。豪華で美しい街も素敵だけれど、生活感溢れる街も良い。
赤いギンガムチェックのテーブルクロスがかわいい、ガストロパブ「Fidelio」のテラス席
「Mastro Fidelio」のアメリカンコーヒーとティラミス
トラステヴェレ界隈にはお手頃価格のトラットリアやオステリアが多いのも魅力。カフェ利用で入った「Mastro Fidelio」というガストロパブは、パスタ料理が€9から€14、肉料理も€10から€22と良心的な価格。午前11時から深夜1時までノンストップで営業しているため、どんなシーンでも利用しやすそう。

店舗詳細「Mastro Fidelio」

【営業時間】
火~日 11:00~1:00、月11:00~12:45

16:00 ガリバルディ橋からティベリーナ島を一望

ガリバルディ橋から望むティベリーナ島
トラステヴェレ界隈をあとにして、ガリバルディ橋を渡ってエリア2へ。これにてローマ旅は終了!

【旅のヒント1】日本からイタリアへの飛行機

続いて、ローマを快適に旅するための6つのヒントをお届け!
まずは、日本からローマへの飛行機について。
東京・成田国際空港発のエバー空港の飛行機。
右:東京・成田国際空港発のエバー空港の飛行機。
イタリア2大空港は、ローマの「フィウミチーノ空港」、「ミラノ マルペンサ空港」。日本からの直行便はあるも割高。
乗り継ぎ便で行くなら、
・中国国際航空の北京乗り換え
・中国東方空港の上海乗り換え
・エミレーツ航空のドバイ乗り換え
・ルフトハンザドイツ航空のフランクフルト乗り換え
などがありますが、筆者は台湾の航空会社「エバー空港」を利用して、東京・成田国際空港発、台湾乗り換えでミラノの国際空港「ミラノ マルペンサ空港」へ。所要時間は、東京から台湾まで約3時間半、台湾からミラノまで約14時間、乗り継ぎ時間をのぞくと計17時間ほどのフライトでした。日本人の乗客は少ないながら、口コミ通り、ロストバゲージは発生せず、機内食は美味しく快適なフライトでした。
ミラノ中央駅すぐそばに発着する、ミラノ マルペンサ空港のシャトルバス。
ミラノ中央駅すぐそばに発着する、ミラノ マルペンサ空港のシャトルバス。
「ミラノ マルペンサ空港」に到着後は、空港のシャトルバスを利用して「ミラノ中央駅」へ。ミラノからローマへ移動するなら、高速列車「Italo(イタロ)」を利用すると約3時間10分でローマの主要駅「テルミニ駅」に到着。

【旅のヒント2】ローマからミラノやフィレンツェなど各都市へのアクセスについて

ローマと、ミラノやフィレンツェ、ヴェネツィア、ナポリなどの都市を行き着するなら、高速列車「Italo(イタロ)」を利用するのがおすすめ。ローマのテルミニ駅から乗車することができます。テルミニ駅から各都市への所要時間は、ミラノ(約3時間10分)、フィレンツェ(約1時間40分)ヴェネツィア(約4時間)、ナポリ(約1時間15分)ほど。
ミラノやフィレンツェなど各都市への移動に便利な高速列車「イタロ」。

【旅のヒント3】ローマではどの地域のホテルに泊まるのがおすすめ?

ローマはとにかく石畳の道が多く、スーツケースを持ち歩くのに難点。移動を楽にするため、ローマの主要駅であるテルミニ駅周辺に泊まるのがおすすめ。女子大学生2人で旅行した筆者は、テルミニ駅からボルゲーゼ公園方向に20分ほど歩いたピンチアーナ地域にある「ヴィラ ホテル ピンチアーナ」に宿泊。トレヴィの泉やスペイン広場などへのアクセス良好、高級ホテルが集まっておりゆったりした雰囲気が推しポイント。
「ホテル ヴィラ ピンチアーナ」ダブルルーム

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「ホテル ヴィラ ピンチアーナ」ベランダ付きの部屋

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「ホテル ヴィラ ピンチアーナ」ダブルルーム
クラシカルな雰囲気のホテル。ベランダ付き。

【旅のヒント4】ローマのトイレ事情

ローマは日本のように、無料で利用できる公衆トイレが少ない。ナヴォナ広場、パンテオン、スペイン広場など主要な観光スポット付近に有料(€1)の公衆トイレが点在。サン・ピエトロ大聖堂の出口付近には無料のトイレがありました。近くに公衆トイレがない場合は、バールに立ち寄り飲み物を注文して、トイレを借りよう。

【旅のヒント5】ローマ市内の交通機関について

中心街の移動は、ATAC社が運行するメトロ、バス、トラムが便利。どれもチケットは共通で、1回券の場合打刻から100分間有効(メトロは1回、バスやトラムは何度でも乗り換え可能)。しかし、バスやトラムは混雑していることも多く、スリ対策が必須。交通機関を利用せずとも、ローマ内の観光は十分できます。歩数の目安は、今回紹介したコースだと2万歩以上、多い日で3万歩超!

【旅のヒント6】スリ対策について

カバンは斜め掛けできるウエストポーチやファスナー付きのバッグを選ぶと完全!そして、自分の胸の前に持つ、斜め掛けのバッグの場合は常に手を添えておくなど油断しないことが大切!また、バッグが盗まれてしまった場合を考えて、貴重品は分散させておくのが◎。筆者は、服の下に仕込んだパスポートポーチに現金とカードを、雑誌の付録ポーチ2つに少額の現金を入れ、バッグやポケットに入れていました。イタリア旅行で持っていくべき荷物や、スリ対策グッズが知りたい方は以下の記事をチェック!

まとめ:学生の卒業旅行先にもおすすめのローマ!

イタリア・ローマを巡る4日間のモデルコース、いかがでしたか?ローマはふわっと花の香りが漂う美しい街並み、美味しい食事が楽しめるのはもちろん、陽気でフレンドリー、気取らない性格の方が多いのが魅力。「ああ愛しのローマ」と惚れ惚れする、一生忘れられない旅になるはず。大学生のnon-no世代なら、卒業旅行先として検討してみては?♡

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