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【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念インタビュー後編 大好きなモーニング娘。のメンバーに贈る言葉、卒業への思い

11月29日に開催される「モーニング娘。'23 コンサートツアー秋『Neverending Shine Show 〜聖域〜』譜久村聖 卒業スペシャル」をもってモーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業する譜久村さんの卒業特別インタビュー。後編では卒業公演への思い、モーニング娘。のメンバーに贈るメッセージをそれぞれ語ってもらいました。

卒業を実感したタイミング、ウェブ連載『12色の12年』を終えて

13色の風船を持ってしゃがむ譜久村さんのポートレート


――卒業することに対しての実感はわいてきましたか?

 

譜久村 10月ぐらいから急に感じるようになりました。最近ですよね(笑)。7月ぐらいからスケジュールがぎっしりと詰まってきて、10月に最後のパースデーイベントがあるからいろいろ決めなきゃいけないとは思いつつ、どんどん時間だけが過ぎていって……。忙しいというのはありがたいことなんですけど、頑張っても常に“終わらない”状況だったので、10月までは焦りみたいな気持ちのほうが大きかったです。でも、“モーニング娘。として最後の⚪︎⚪︎”という機会がどんどん増えてきて、忙しい時間の中でも感謝の気持ちを常に感じていました。CDのリリースイベントなどでファンの皆さんと直接お話をする機会が最後になった時が一番“卒業”ということを感じたと思います。




――non-no webの連載『12色の12年』では譜久村さんのモーニング娘。人生を一年ごとに振り返ってもらいましたが、改めて感想を教えていただけますか? 


譜久村 たくさんの反響をいただいて、すごく光栄でした。改めて貴重な機会を作っていただき、ありがとうございます。メンバーそれぞれに贈りたい曲を選べたこともうれしかったですし、non-no webさんがいつも取材用にすごく細かい年表を作ってくださったので、そこで記憶が鮮明に蘇ってきて、いろいろなお話ができました。記事が更新されるごとにブログでもそのことについて書いていて、メンバーとの思い出写真や贈るメッセージをプラスして載せてみたり、そういう振り返りが定期的にできたことも自分の中ですごく大きかったですね。この連載を通してファンの方たちとの会話もすごく盛り上がりました。「最近ファンになったから昔のことを知らなかった」「自分もふくちゃんと同じようにこの年のことを振り返ってこんなことを感じたよ」とか。ブログのコメント欄が交換日記みたいな状態になっていたんですけど、それも宝物ですね。

 

事前の打ち合わせの時に私のやりたいことをお伝えして、それをたくさん叶えていただきました。ファンの皆さんから一番喜んでもらえたのは振袖姿ですね。当時の自分の素直な気持ちもあわせて知ってもらうことができて、その時の心残りみたいなものもなくなりました。その他にもいろいろなメイクやファッション、撮影方法に挑戦できたことも楽しかったです。あかねちん(羽賀朱音)に撮影してもらったこともいい思い出。自分の連載ではあったものの、企画を通して後輩へと繋いでいけるような何かが残せたらいいなと思っていたので、それもちゃんとできて本当に思い残すことはありません(笑)。メンバーも毎週記事がアップされるのを楽しみにしてくれていたんですよ。





――『12色の12年』では毎回メンバーに贈る曲をあげていただきましたが、今回は「このメンバーのここが今のモーニング娘。を魅力的に魅せてくれている部分だと思うところや、これから期待していること」について、一人ずつにコメントをいただけますでしょうか?



譜久村 はい。では17期から行きます。まず二人に共通して言えるのが、前編のインタビューでもお話したんですけど、とにかくステージに強いところ。加入してまだ約半年なのですが、それをすごく感じています。ファンの方たちを信じているからこそ出てくる目の輝きもすごくいいなぁ、って。これからもそういう自分たちの強みになる部分はそのまま大切にしてほしいですし、これから経験を重ねていくことでそれが貫禄につながるんだろうなって思います。



げったー(弓桁朱琴)は、思ったことがそのまま顔に出ちゃう素直なところが魅力です。びっくりした時の顔は本当にびっくりしているし、笑った時の顔はすごく可愛くって。自分に自信をしっかりと持っている部分や、持ち前の明るいキャラクターも本当に素敵。無邪気なんですけど、同時に観察力もすごくあって、その視点できっとこれからモーニング娘。のいいところをたくさん見つけて大好きになってくれるんじゃないかと思います。そして、げったーなら、そこから自分の魅力や強みに気づけるはずだから、そこを大事にパフォーマンスしてほしいですね。ここから5年後ぐらいを見据えて話すと
、たぶん『浪漫 ~MY DEAR BOY~』とか『リゾナント ブルー』みたいなカッコイイ楽曲がすごく似合うメンバーに成長していくと思うんですよ。カッコよさを追求することで、もしかしたら“強い”って言われてしまうことも出てくるかもしれないけど、気にせずに自分を貫いてほしいなって思います。




はるさん(井上春華)のすごくいいなと思うところは、空気を読みすぎないところ。新メンバーってわりと「こういう時は、こういうことを言わなくちゃいけないのかな?」とか考えてしまいがちだと思うんですけど、はるさんはそれがいい意味でまったくないんです。ゆっくりなペースではあるんですけど、ちゃんと自分の思っていることを口に出せる子で、その部分はずっと大事にしてほしいですね。

はるさんは最初はリアクションが全然読めない子だったんです。と言うのも、何かあるとすぐ固まってしまって、本当に“石”みたいなリアクションだったので(笑)。でもこの半年でその固さがかなりなくなってきて、その成長の速さにもびっくりしています。私ははるさんの柔らかさの中に芯がある歌声も大好きで。モーニング娘。にとっても強みにもなっていくと思うので、自信を持ってほしいです。あと実は甘えん坊なタイプなんじゃないかとも思っているんですよね。これからもっと遠慮がなくなって、メンバーに甘えている姿をもっと見てみたかったな、という惜しい気持ちがちょっとあります(笑)。未経験からの加入で今は大変だと思うけど、コンプレックスを感じたりしないでそのままのはるさんのペースで頑張ってほしいです。



16〜13期メンバーそれぞれに贈りたいメッセージ

ピンクの空間に頬杖する譜久村さんのポートレート

 ――続いて16期の櫻井さんへのメッセージをお願いします。


譜久村 らいりー(櫻井梨央)はスマートで洗練されたイメージなのに大胆な強さがある子だな、って思います。服装とか持ち物は誰よりもシンプルで大人っぽいんですよ。なのに表情のバリエーションは誰よりも豊か
というギャップの持ち主で。今年『ロマンスに目覚める妄想女子の歌』をパフォーマンスした時の表情もインパクト満点でしたよね。初期モーニング娘。の感じを思い出すというか、例えば歌割がない場面でも、ちゃんと目立てるようなキャクター性を確立している子だなって思います。大人数のグループで活動していると、魅せ方ってすごく大事で。らいりーの表情を見ていると、どれだけその曲に懸けているかっていう部分がすごく伝わってくると思うので、そこにも注目してもらいたいです。

そして最近はすごく新しい自分に挑戦することにも頑張っているな、と思います。今のツアーでもカッコよくて強い感じの曲にチャレンジしていたり、元々低音が得意なメンバーなのに新曲では高音パートを頑張っていたり。最近は新メンバーが入って先輩としても頑張ってくれているけど、まだ2年目だからこそもし失敗があってもそれは当然。挑戦を続ける中で、万が一何かうまくいかなかった時は「まだ2年目だし!」と、自分を責めないでほしいです。頑張り屋さんだし、飲み込みもすごく早いので私も気づいたことはどんどん本人に伝えているんですけど、そこで最近らいりーがより成長するために必要なのは“筋力”じゃないかと気づいて。筋力をつけることで歌もダンスも表現がもっとついてカッコよくなる気がします。





次は(山﨑)愛生ですね。あの愛生がもう18歳だなんてことが信じられません(笑)。でも何歳になってもずっと変わらず、のびのびとした感じでいてほしいですね。ファンの皆さんもきっとそれを望んでいるんじゃないかと思います。私が思う
愛生の魅力は、強いインパクトを残せるパートを、きちんと自分のものにしているところ。特に好きなのは『HEAVY GATE』のソロパートで、本人にも伝えたんですけど「ディレクターさんにも褒められたので、そこは調子に乗ってやってますー」といつもの口調で、そんな感じのことを言っていました(笑)。その堂々とした感じが本当に愛生の魅力そのものですよね。今年の春ツアーで披露した『なんちゃって恋愛』の愛生のパートも、すごくキレイな響きのある歌声で素敵で、印象に残っています。そしてモーニング娘。はどちらかと言えばダイナミックに踊るようなイメージが強いと思うのですが、愛生はスッとした感じの動きが得意なんです。またそれが本人の大人っぽい顔つきとスレンダーな体型にとても似合うんですよね。これから年齢を重ねてもっとキレイになっていくと思うんですけど、きっと中身にはずっと大好きな“パンダさん”の存在があると思うので、そのギャップでも一生魅了してほしいです。



 

ほま(岡村ほまれ)は、声質的に私が加入してからの曲で担当していたパートがすごく似合うんじゃないかと思っていて。たとえば『What's Up? 愛はどうなのよ~』の“愛の力”とかのパートだったり。あとはちょっとマニアックになっちゃうんですけど、2番目のAメロとかで音が消える瞬間に使われるような声のパートだったり。なんかそういう部分でほまの声が生かせるんじゃないかと思っています。ほまはちょっと前まではどこか自信がない感じがしていた時もあったんですけど、気づけばすごく逞しくなったな、と感じる機会も多くて。最近のTV収録とかでも抜群のタイミングで入ってきてくれたりして、すごく頼もしかったです。ほまはよく「私なんか全然……」って言うんですけど、周りを見て的確に動ける子なので、たくさんサポートしてもらいましたし、ほまみたいな子がグループにいてくれることにすごく安心感があります。そしてさっきもお話したんですけど、勝手に私の担当していたパートが似合うメンバーなんじゃないかと思っているので、私が卒業した後にいろいろ引き継いでくれたらいいな、って個人的に期待しています。そしてダンスもすごく大胆で魅力的なメンバーなんですよ。頑張りすぎちゃうタイプなので、背負いすぎて負担にならないといいなと思いつつ、歌にもダンスにもすごく期待しています!





北ちゃん(北川莉央)は、連載『12色の12年』の時にもお話させていただいたんですけど、まったくの未経験から努力を続けて、今こんなふうにカッコよくパフォーマンスしている姿が、すごく多くの人たちに勇気を与えていると思うんですよ。そして
今の北ちゃんを見て、モーニング娘。が「なりたい」と思う存在になったという人も多いんじゃないかと思います。歌だとThe Ballad公演でのソロもそうですし、『気まぐれプリンセス』のラストサビ、『KOKORO&KARADA』の高音パートでの成長スピードにすごくびっくりしました。ダンスも魅せ方がすごく上手で。例えば髪をなびかせるように動かした方がわかりやすく上手そうに見えるのですが、北ちゃんはそこに頼らず、首から上をあまり動かさなくてもキレが伝わるダンスができる。そんなところが本当にすごいと思います。スクリーン映えするし、北ちゃんのキレイな顔立ちが目立ってすごく素敵だなと。“キレ”という部分では道重さゆみさんと通じるような部分があると個人的に思っています。すでに歌もダンスも上手だけど、常に現状に満足せずに成長し続け、マックスゲージを上げ続けてくれるような子なので、これからのパフォーマンスがどう進化していくんだろうっていうのもすごく楽しみです。



よこ(横山玲奈)は、本当にすごい子です。なんでもすごいんですけど、まずはMCという部分でモーニング娘。になくてはならない存在です。よこがいれば安心という感じで、私も困った時はついよこの顔を見ちゃいます(笑)。特に好きなのがライブ終わりの最後のMCなんですけど、すごくキラキラしてるんですよ。その日のライブで感じたことだったり、楽しかった気持ちを言葉にして届けるのもすごく上手で。よこのファンの人は、ここでいつも幸せを感じているんだろうなってすごく思います。でもよこの魅力はMCだけじゃなくて、ダンスも歌も魅力的なんですよ。だから、MCも歌もダンスも全部の部分で目立ってほしいんです。グループの中では今ちょうど真ん中ぐらいの立ち位置なので、13期以降の後輩メンバーにとってはお姉ちゃん的存在でもあり、私が行き届かないような細かいケアもしっかりしてくれているので、すごく感謝もしています。引き続きこれからもよろしくお願いします、という気持ちですね。


 

中堅メンバーとして頼れる12期、長年一緒にパフォーマンスをしてきた11期への思い

13色の風船を持った譜久村さんの全身ポートレート


――続いては12期メンバー、3名へのメッセージをお願いします。

 

譜久村 あかねちん(羽賀朱音)は人のよさをすごく見つけてそれを語ってくれるのに、自分に対しては全然、というタイプの子なんです。でも自分で思っている以上に、目立つ存在ですよね。まず美貌がすごいじゃないですか。同世代であかねちんみたいな子がいたら憧れの存在だと思うし、そういう自分にしかない部分や魅力にもっと気づいてほしいと思ってます。そして、あかねちんはモーニング娘。のことがすごく大好きな子なんですけど、それも外に向けてあまり分かりやすく出してないですよね(笑)。メンバーの写真を撮るのが上手なのもきっとそういう気持ちが出ているからだと思うし、そうやって自分の個性をアピールできる武器がある子だからこそ、どんどんそういう部分を使ってほしいです。そして、あかねちんは私が卒業発表をしてからずっと隣にいてくれたメンバーなんですけど、横にいてくれたからこそ話せたことがたくさんありました。私が思っていたけど周りに言わなかったこととか、リーダーとして考えていることなど、いろんなことを話していたので、私の今まで培ってきたものを受け継いでくれるメンバーだな、とも思います。あかねちんだからこそ話せた、というのも大きいです。私だけではなく、今までの先輩から得たものもしっかりと繋いでくれるような存在だと思うので、これからのあかねちんにもすごく期待しています。




(牧野)真莉愛は、皆さんご存じの通り、すごく頑張り屋さんなんです。個人でもバラエティだったりグラビアなどで活動をすごく頑張っているので、真莉愛をきっかけに今のモーニング娘。のことを知ってくれる人も多いんじゃないかと思います。でもそうやって外のメディアきっかけでモーニング娘。を見た人は、バキバキに踊る真莉愛を見て絶対びっくりしますよね。真莉愛のダンスってすごく激しい感じなんですけど、その激しさって真莉愛が研修生の時からずっと大事にしているところでもあって。そして真莉愛のパフォーマンスを見ていると、目指しているものがすごく明確にあるんじゃないかなということを感じます。チューブトップを着てパンプスをはいて踊っている姿はたぶん℃-uteさんの姿なんじゃないかなって思うし、誰よりも高くジャンプするところは矢口真里さんの姿が重なるし。振りをちょっと変えて自分をアピールするのも歴代のモーニング娘。のメンバーがやってきたことで。そうやって先輩たちのいい姿をどんどん自分のものにしていこうっていう姿勢が本当に素敵だなって思います。でも私としては、さらに次の扉を開いてほしいという思いもあるんです。そんな真莉愛が今まで培ってきたものを詰め込んだ“大人真莉愛をぜひ見せてほしいな、って勝手に思っています。





野中(美希)は加入してきた時よりも今のほうがすごく音楽を楽しんでいる感じがします。一緒に楽しくなれるような雰囲気を持っていて、音楽のことをすごく理解している感じ。自分で曲を作ったりしていることも大きいんじゃないかと思います。そしてその自分が持っているものを、どんどん他のことにも繋げていこうとする姿勢も本当に素敵です。感覚派が多いモーニング娘。の中では希少な計画性があって、いい意味で要領がいいメンバーの一人でもあって、どんな時でも常に明確な目標を立ててそれを達成しているところも尊敬しています。野中はこちらが何を言わずとも持ち前の器用さでいろんなことを吸収してどんどん進化するし、それをモーニング娘。にも持ち帰ってきてくれるような子なので「今のままでいてね」と伝えたいです。私と野中は本当に真逆なんですよ、だから私は野中からたくさん刺激をもらいました。よくお茶に誘ってくれるので、今後もそのタイミングで最近のモーニング娘。の話だったり、新曲の話だったりオタク的な視点とかを二人でがっつりと語り合いたいなと思っています。自分が卒業しても定期的に会って話を聞きたいですね。

 



――ここからは長年一緒に活動をしてきた先輩チームですね。



譜久村 はい。11期の小田(さくら)は、ずっと一緒に歌ってきた相棒的な存在で、私たちにしかできない掛け合いだったり、お互いのよさを引き出せる部分があるなって思っています。なぜか二人とも周りから「安定」って言われることが多かったんですけど、私たちはその言葉が褒め言葉とは理解しつつも、同時にすごく悔しいと感じていて。「安定じゃなくて、もう一つ抜けた何かを作ろうね」って言いながら今まで二人で試行錯誤してやってきました。自分が卒業した後に、誰が小田とそんな感じでやり取りをするんだろうっていうのはすごく楽しみですね。私がいなくなったら不安だ、みたいなことを最近よく言っているんですけど、私からすると小田だったらなんの心配もないでしょう、って感じです。そして小田の発言ってすごく影響力があるじゃないですか。だから今後も一番モーニング娘。のことをアピールできる人であってほしいです。すごく愛情深くてモーニング娘。のことも大好きな子なので、その愛でこれからのモーニング娘。を支えていってほしいですね。

 

 

卒業公演への意気込み、卒業してからやってみたいと思っていること

譜久村さんの見返り全身ポートレート
――譜久村さんのモーニング娘。人生をほぼ一緒に過ごしてきた10、9期メンバーへのメッセージもお願いします。


譜久村 あゆみん(石田亜佑美)はここ2、3年でめっちゃ変わったと思います。
前まではどちらかといえば初志貫徹じゃないですけど、とにかく一直線、いろんなことをストレートに届けるようなタイプだったんですけど、今はもっとリラックスして空間を楽しんでいるような余裕を感じます。『ハロプロダンス学園』とか、ダンスが上手な加賀(楓)との出会いも影響したのかな、とか勝手に思っているんですけどどうなんでしょう。魅せることが得意なメンバーで、その引き出しもすごく多いので、それが本当にグループの強みでもあると思います。新曲の『Neverending Shine』の踊り方もすごく素敵で、大好きなんです。これからもアイドルの枠を超えて表現する人であってほしいと思います。あゆみんは、ライブとかで目が合うと一緒にメラメラできる相手だったのですが、私がいなくなってもそのメラメラを絶やさないでいてくれたらうれしいです。やっぱりモーニング娘。にとってメラメラ感ってすごく必要な要素で、その感じを今一番持っているのがあゆみんだと思うので。本当に魅力がいっぱいの子なので、自分が卒業した後にその魅力を内側からではなく、外側から見られることも楽しみなんですよ。






最後は同期のえりぽん(生田衣梨奈)ですね。えりぽんは今まで絶対泣いたりしないキャラだったのに、最近それが崩壊してきていて、9期のラストバスツアーでも、秋ツアーでも既に泣いているんですよ。私の卒業コンサートでの目標は「一曲目から泣かないこと」らしいんですけど、すごくハードルが低くなっていますよね(笑)。今までずっと一緒に隣を走ってきたメンバーなので、私も同じようにさみしい気持ちがあります。なんかもう、メンバーという領域を完全に超えた存在というか、どんな時でもいつも私のことを信じてくれて心強い存在です。メンバーと友達みたいな感覚になると、仕事の話とかが自然としづらくなってしまうこともあると思うんですけど、えりぽんとはそれが一切ないんですよね。一緒に今日の反省会をするし、それがライブであってもトークであっても同じなんですよ。何事に対しても真剣に話せる存在でした。えりぽんは行動力があって、今年の春ツアーでは衣装をプロデュースしたり、やりたいことを実現させてすごくグループに貢献しているのに、そこを褒めるとすぐに照れて「何もやってない」って言っちゃう子なんです。全然そんなことないのに! 本人は「何もやっていない」と言いそうですが、私が卒業発表した後にグループを引っ張っていたのは確実にえりぽんだと思います。その中で不安も感じているだろうなとも思うんですけど、最後まで自分が愛した道を貫いて活動を頑張ってほしいですね。



――最後に卒業公演に向けての思いを教えてください。2日間、まったく違う内容でお届けする、新しいライブになりそうですよね。


譜久村 はい。1日目は、そうそうたるOGの先輩たちや最近卒業したメンバーが出演するスペシャルな回になっています。ハロー!プロジェクトやモーニング娘。のことが大好きな私にとってのご褒美じゃないですけど、最後までモーニング娘。を感じさせていただくことができてうれしいです。25周年を迎えた今だからこそできたことでもあると思いますし、光栄です。そして一緒に活動を頑張ってきたメンバーもいるので、みんなで一緒に立てる時間をかみ締めたいと思います。



5月に新メンバーを迎えて目まぐるしい変化の時をまさに今迎えているのですが、その常に完成系じゃない感じもモーニング娘。ならではの魅力だと思いますし、その私たちが今まで培ってきたものをライブでは思い切りぶつけたいです。2日目は卒業ライブではあるんですけど、秋ツアーの延長線で堅苦しい感じにならないようにしたいですね。でも今ふと思ったんですけど、ライブ前の掛け声「頑張っていきまっしょい!」が29日でラストになるんですよね。それは考えるとちょっと泣けてきちゃうかもしれません。でもいつも通り楽しくライブをして、目の前のファンの方や中継を見ている皆さんはもちろん、見えないところで応援してくださっている方を含め、すべての皆さんに感謝の気持ちを届けて終えたいです。




――卒業後にやってみたいことはありますか?


譜久村 まず、高知県に行って大好きなアンパンマンの聖地巡りをしたいです。そして日本中を旅行したいです。仕事で全国のいろんなところに行ったので、その恩返しみたいなこともできたらいいなって思っています。最後にツアーで行きたかったけど行けなかった心の故郷・富山県にも行きたいですね。


卒業後の進路に関してはいろいろ質問をいただくんですけど、今までフル回転だったので休業期間をいただいて、一回頭をスッキリさせてから考えてみたいです。まずは人としていろんなことを学びたいという気持ちがあって。まだどうなるかは自分でもわからないんですけど、私のことを忘れないでくださいって思っています!


譜久村聖のプロフィール

●ふくむら みずき 1996年10月30日生まれ、東京都出身。ハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)を経て、2011年に9期メンバーとしてモーニング娘。に加入。2014年にモーニング娘。史上最年少でリーダーに就任。2016年よりハロー!プロジェクトのサブリーダー、2019年よりハロー!プロジェクトのリーダーも兼任する。愛称はふくちゃん、メンバーカラーはホットピンク。当時のプロデューサー、つんく♂から「少しウエットな色気のあるメンバー」と評価を受け、独自の魅力を磨きつつステージでは高いパフォーマンス力を見せつけるオールラウンダーとしても知られる。


ショートパンツ ¥1551/Romantic Standard その他/スタイリスト私物 

モーニング娘。'23のInformation

モーニング娘。'23
「すっごいFEVER! /Wake-up Call〜目覚めるとき〜 /Neverending Shine」

前作から約10か月ぶりとなる73rdシングル「すっごいFEVER!/Wake-up Call~目覚めるとき~/Neverending Shine」が好評発売中。今年5月に加入した新メンバー井上春華と弓桁朱琴にとっては初のシングル。そして、秋のコンサートツアーをもって卒業する現リーダー譜久村聖にとってはラストシングルとなる。現在の14名体制での最初で最後のシングルとなり、全7形態で展開。



モーニング娘。’23 譜久村聖・連載『12色の12年』

  • 【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念WEB連載『12色の12年』第十回:卒業を決意した年、予期せぬ事態の発生で変化を受け入れた2020年の話

    【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念WEB連載『12色の12年』第十回:卒業を決意した年、予期せぬ事態の発生で変化を受け入れた2020年の話

    11月29日に開催される「モーニング娘。'23 コンサートツアー秋『Neverending Shine Show 〜聖域〜』譜久村聖 卒業スペシャル」をもってモーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業する譜久村さんの卒業連載。第十回目は、卒業を決意し、コロナ禍に突入して新しい挑戦をすることになった2020年の出来事を振り返ります。譜久村さんのリクエストにより、長年共に活動してきたサブリーダーの二人、同期の生田衣梨奈さん、10期メンバーの石田亜佑美さんがゲストとして登場。クールなデニムルックでキメた、ここでしか見られないスペシャルな3ショットをお届けします。

  • 【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念WEB連載『12色の12年』第四回:無我夢中で動いた一年、リーダーになった2014年

    【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念WEB連載『12色の12年』第四回:無我夢中で動いた一年、リーダーになった2014年

    2023年秋に開催予定のコンサート・ツアーをもってモーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業する譜久村さんの卒業連載。第四回目は2014年の出来事を振り返ります。前年にも増して忙しいスケジュールをこなすなかで迎えた絶対的リーダー道重さゆみさんの卒業。当時の裏話やリーダーを受け継ぐことになったことについての心境などをたっぷり語ってもらいました。譜久村さんが大好きだというイラストレーター・CYONさんとのコラボによって生まれたスペシャルなアートワークにも注目。

  • 【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念WEB連載『12色の12年』第二回:後輩から刺激を受けて自分の殻を破った2012年の話

    【モーニング娘。'23】譜久村聖卒業記念WEB連載『12色の12年』第二回:後輩から刺激を受けて自分の殻を破った2012年の話

    2023年秋に開催予定のコンサート・ツアーをもってモーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業する譜久村さんの卒業連載。第二回目は2012年の出来事を振り返ります。先輩の卒業や新メンバーの加入が続いて引き続き激動だった日々、いろんな国や場所に行った楽しい思い出などを語ってもらいました。そして“ねちんふぃるむ”でおなじみの12期メンバー羽賀朱音さんがカメラマンとして特別参加。ここでしか見られない譜久村さんのスペシャルポートレートにも注目です。

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