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No.092 ゆかしかりしかどのブログ

No.092 ゆかしかりしかど

No.092 ゆかしかりしかど

大学4年生/広島県出身

身長:159cm
推し:おいしいものが大好きです!趣味は読書で、好きなアーティストはMr.Childrenさん。中学生の頃からずっと聴いてます!

大好きなnon-noの大学生エディターズとして活動できることになり、とても嬉しいです!たくさん面白い情報を発信していきます♪

【卒論】京大生の卒論奮闘記!!

書かせてください、卒論奮闘記。

今回は、卒論奮闘記。
苦しみながら、楽しみながら、やっと提出した卒論。その記憶が消えないうちに、この場を借りて奮闘記を書こうと思います。

これから卒論を書く大学生のみなさんの参考になれば幸いですし、純粋に京大生がどんな風に卒論に取り組んでいるのか気になる、という方も読んでくだされば幸いです!

わたしの卒論

まず、私の卒論について、前情報を。

私は大学で、英語圏の文学を専門にしていました。

卒論はなんと英語で30ページ書かなければなりません。

アメリカの詩人、ウォルト・ホイットマンの作品『草の葉』を扱い、先日無事提出して口頭試問も終えてきました。

以下、作品決定の7月から提出の1月まで、時系列で記録していこうと思います。

ぼんやりと作品決定の7月

【卒論】京大生の卒論奮闘記!!_1_1
就活を終えて、やっと解放の7月。

いよいよ本格的に卒論に取り組まねば…!という時期です。

それまでは、単純に好きだからという理由でカポーティの『ティファニーで朝食を』を扱うつもりでした。

ですが、ある日の大学の授業でホイットマンに出会い、なぜだか分からないのですが、惹かれてしまいました。

そこから数日の間に、ホイットマンを扱うことに決定。ここから彼との日々が始まります。

松岡修造さん(仮)と暮らす8月

【卒論】京大生の卒論奮闘記!!_1_2
8月、いよいよ『草の葉』を読みます。
この大長編、日本語版は上中下巻。来る日も来る日も読みました。

ホイットマンの作品には色々な詩がありますが、明るく自己肯定感の高い詩が多いです。読んでいる日々は、まるで松岡修造さんと同居しているかのような気分でした。

日本語訳に大いに助けられ、まるまるひと月かけて読み終わりました。

自主的中間発表の9月

9月。できれば敲き台を仕上げたい。

この時期、大変ありがたいことに先輩が論文の交流会を設定してくださり、それに参加を決めて卒論の方向性を定めていきました。

「英語論文なんて絶対書けない…方向性決まんない…」と半泣きの発表前日でしたが、なんとか発表資料を仕上げて交流会に参加しました。先輩方がめちゃめちゃアドバイスをくださったおかげで、卒論頑張ろう!!という気持ちになれました…!

先行研究を読み耽る10月

本当は10月から書き始めたかった…でもアウトプットするには圧倒的にインプットが足りない。

そこで思い切って、10月はまるっと先行研究の勉強に充てることにしました。この時期、春から就く仕事のために色彩検定2級の勉強も並行して行っていた時期で、毎日とにかく何かしら勉強していました。

先行研究も英語の論文ということで、ここでも半泣きになりつつ頑張りました(笑)
【卒論】京大生の卒論奮闘記!!_1_3
↑卒論の息抜きに、この時期私が描いたもの。日本語と英語とイタリア語とドイツ語とフランス語と中国語と韓国語とタイ語とスペイン語とスワヒリ語とハワイ語とアイスランド語とリトアニア語とキニヤルワンダ語とシンハラ語とその他諸言語の「卒論」で大きな「卒論」が構成されています。

(しかし致命的なミスが…「論」が一画足りないのです。いかにこのときの論文が半人前か表しているなと思い、あえてこのまま。)

やっと書き始めた11月

11月、やっと書き始めました…!
書き始めるまで、英語論文の書き方なんて分からない…となかなか文字にできなかったのですが、書き始めると思いのほか書ける…!

先生に添削していただいて、先行研究を読みつつなんとかゆっくり書き進めていきました。

覚醒の12月

【卒論】京大生の卒論奮闘記!!_1_4
12月1日に書いた「宣言」。
12月頭、…覚醒しました。より書きたいことを伝えられるように構成を変えたと思ったら、一気にぶわーっと書くことができました。あれだけ書けないと思っていたのが嘘のよう。

無事にM-1までに第一稿を書き上げることができ、先輩に読んでいただいて添削を重ねました。

提出と口頭試問の1月

第五稿まで書き直し、お正月の初夢も卒論の夢でした…

なんとか完成させ、無事1月頭に提出。提出した日はとても晴れやかな気持ちで、なぜかめちゃめちゃ感謝の念が湧いてきて両親祖父母に「4年間通わせてくれてありがとう」とLINEしました…!
1月末、緊張の口頭試問…!
最強寒波が京都に訪れた日で、雪が舞う中の試問。先生方5人からの試問を前に前日から震えていました…(先生方のことは大好きですが、学問に対しては一定の厳しさがあって当然。とにかくど緊張でした汗)

…ですが、怯えていた割に始まってみれば先生方は思っていたよりもずっと優しく、ミスや「もっとこうすれば良い」ということをきちんと指摘してくださりました。至らぬところばかりの論文でしたが、きちんと読んでご指摘くださった先生方に心から感謝していますし、頑張って良かったなと思っています。

おわりに

【卒論】京大生の卒論奮闘記!!_1_5
卒論の息抜きに描いた「ホイットマンガチャガチャ」。
長くなってしまい、しかもものすごく個人的な記録ですみません…!

でも、卒論を頑張った記録はどうしてもきちんと残しておきたいと思っていました。non-noの大学生エディターズとしてここに残すことができて、とても嬉しく思っています。

これから卒論を書く皆さん、なにかの参考になれば…!
長文読んでくださりありがとうございました!!

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