【伊藤健太郎、語る vol.3】好きなモノ&コト。陶芸、レザー、アメリカ。

2020.07.25

伊藤健太郎、語る

話題作への出演が途切れない人気俳優。彼のことをもっと知りたくてたっぷり語ってもらった約1時間半。そこから見えてきたのは気取らない、格好つけない、フランクな素顔。22歳、等身大の飾らない魅力。

もっと聞きたい「好きなもの、コト」

子どもの頃からずっとブレずに愛しているものがある。今も昔もこの先も大切にしたい、伊藤健太郎の心を動かす大好きなもの。

Keyword 07 陶芸

子どもの頃から好奇心旺盛。興味のあることや挑戦したいことは常にたくさんあって。陶芸もそのなかの一つだったんです。連続テレビ小説『スカーレット』をきっかけに、実際に挑戦してみたらおもしろくて。今、ハマりそうな予感。次回、ノンノに出る頃には個展とか、もしかしたらやっているかもしれないですよ(笑)。

Keyword 08 レザー

映画『ギルバート・グレイプ』でジョニー・デップが着ていたレザージャケットのカッコよさに衝撃を受けて。自分で初めて買ったのが『Schott』のダブルのライダースジャケット。そこからどんどん増え続けて気づけば20~30着。

僕、好きなものに関しては収集癖があって。サイズが合わなくても"観賞用" につい買っちゃうんですよ。家ではキッズのヴィンテージデニムを額に入れて飾っていたり、レザージャケットも床に置いて眺めながら、お酒を飲んだりしています(笑)。

Keyword 09 アメリカ

地元の友達から「アメリカかぶれ」と笑われるくらい好きで。どれくらいかっていうと、まず実家は僕の部屋だけ土足ですから(笑)。部屋には国民でもないのにアメリカ国旗が飾ってあるし、一人暮らしの台所にはやたら横文字の調味料が並んでいる。

ハマったきっかけは、幼少期に見ていたアメリカのホームドラマ。なかでも『フルハウス』や『スイート・ライフ』が大好きで。そこに出てくる、でっかい冷蔵庫やでっかい牛乳、何もかもが巨大なあの生活に憧れた。『ホーム・アローン』の巨大なアイスクリームを抱えて一人で食べる場面も「大人になったら絶対にやる!」と決めていて、ちゃんと実現しました(笑)。白髪を伸ばしてボロボロのレザージャケット着て、バイクにまたがりルート66を走る、今はそれが僕の夢!



Profile 

●いとう けんたろう 

1997年6月30日生まれ、東京都出身。モデルを経てドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビュー。その後、映画『惡の華』、ドラマ『アシガール』、連続テレビ小説『スカーレット』など、多数の話題作に出演し、活躍中。

シャツ¥25000/ホワイトマウンテニアリング コート¥52000・パンツ¥25000/ティーニー ランチ(ウィザード)



2020年7・8月合併号掲載
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