渡邉理佐の「りさいず」

【渡邉理佐のりさいず】りっちゃんの子どもの頃……、実は虫取り名人!?

2021.08.31 更新日:2022.02.28

帰るたび気持ちが落ち着くという大好きな地元の魅力と、子どもの頃の思い出を語ってもらいました。

渡邉理佐の「子どもの頃」is…

櫻坂46 渡邉理佐のりさいず1-1

茨城にある私の地元は、ちょっと奥に行くと田んぼや畑の風景が広がっていたりと、とても自然が豊か。でもすごく田舎というわけでもなく、お買い物にも困らない便利な場所で。田舎すぎず都会すぎず、ちょうどいいバランスなので、とても住み心地がよくて落ち着くんです。実家には庭があって、おばあちゃんがお花を育てていましたね。



そんななか、私は木に止まったセミやトンボなど、ひたすら虫を捕まえていて(笑)。すごくうまかったんですよ。もう名人みたいな感じで(笑)。家族も「すごい! すごい!」と持ち上げてくれるから気分よくなっちゃって、虫捕りに対してのモチベーションがすごく高かったんです(笑)。いとこも年上のお兄ちゃんが多いのですが、そこに並んで負けじと頑張っていました。



カタツムリは雨の日しか見つけられないから、葉っぱを裏っ返したり。とかげも大好きで、手のひらに乗せてはずっと観察していました。あの小さなサイズ感といい、頑張ってはいつくばっている感じや、ダダダッと勢いよく走る感じが可愛くて。



振り返ると、子どもの頃は、とにかくよく外で遊んでいました。活発すぎて真っ黒に日焼けしていたし、誰が一番早く登れるかと、友達と木登りしたり、公園で隠れんぼしたり。雨の日も変わらず遊び回っていたんですよ。当時、雨が大好きで。傘をささずにずぶぬれになって外で遊んだり、めっちゃダッシュしてみたり(笑)。「風邪ひくからやめなさい」って母に注意されても気にせず。服を着たままずぶぬれになることって普段ないから、大雨の日ほど大はしゃぎしていました。小学校中学年の頃かな。近所の子も集まって、「わぁー!!」って叫びながら、長靴も脱いではだしで水たまりの中をバシャバシャ走ったりジャンプしたり。大雨の中でドロケイもやりました。風邪もひかず元気いっぱいでした。



大人になった今でも、雨は嫌いじゃないんです。雨の日特有のしっとりとした空気感とか、雨によって浄化される気持ちになったりもして。そういえば、東京に住んで気がついたのですが、雨上がりの匂いが、地元と都会とでは全然違う。茨城ではぬれた緑や虫の匂いをぶわっと感じるけれど、東京では匂いを感じにくくて。そんな時、地元が恋しくなります。



子どもの頃は元気に外で遊び回っていた私ですが、大人になった今では実家に帰ると引き込もり状態(笑)。ずっと寝て、好きな時に起きてのんびり過ごします。実家ではつい家族に甘えてしまいますね。たまにお散歩したりして、ご近所のおばあちゃんおじいちゃんと「こんにちは」ってあいさつしながら。そんなゆるい空気も大好きです。



年を重ねておばあちゃんになったら、地元みたいなのどかな場所で暮らしたいなぁと思っています。庭で野菜を育てて自給自足をしたり、お花を植えたり。それと、ゴールデンレトリバーを飼いたくて。大きいワンちゃんが元気よく走り回れるような広い庭がある、そんなおうちに住むのが将来の夢。ただ、足腰が弱くなった時に困らないよう、近くにスーパーがあるといいな、とは思いますね(笑)。

今月のりさいず
「53°」

渡邉理佐「今月のりさいず」

理佐のあらゆるサイズを測るコーナー。

今回はリラックスして"伸び"をした時の腕の角度を計測。

「改めて思いますが、このコーナーでは本来なら知ることもないであろうサイズを測っていただき自分でも発見が(笑)。皆さんもぜひ分度器で測ってみてください♡」

シャツ¥6490・キャミソール¥6820/KINSELLA スカート¥5390/サンタモニカ 原宿店 靴¥17600/ハンター ジャパン カスタマーサービス(ハンター) レインコート/スタイリスト私物

Profile

櫻坂46
渡邉理佐

 

1998年7月27日生まれ。茨城県出身。2017年より雑誌「non-no」の専属モデルを務める。櫻坂46のメンバーとしても活躍し、クールビューティなキャラクターで人気を集めている。2019年には『渡邉理佐1st写真集 無口』(集英社)が発売され、売上は10万部を突破・オリコン年間写真集ランキング4位にランクインするヒットを記録。

2021年10月号掲載
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