ヘアカラーを長持ちさせるシャンプーの仕方は?【可愛いの基本ビューティ】

2021.10.23

黄ばむ、パサつく、トーンが上がる。その原因を徹底ケア!"カラーキープ"の基本

透明感やニュアンスにこだわったヘアカラー。でも、持続させるのは難しいって諦めていない? カラーキープのコツを押さえたセルフケアで、サロン帰りの理想の髪色、もっと長く楽しもう♡

シーン別  カラーキープのコツ実況!

色もちのカギを握るのはキューティクルの状態なので、やるべきことはダメージケアと同じ。摩擦や熱を避け、髪への負担を減らすことが超重要!

洗う

染めて24時間以内は髪を洗わない&アイロンも使わない

カラー剤が毛髪内に定着するには時間がかかるのですが、カラー後の髪はキューティクルが開き、簡単に内部の色素が流れ出てしまう不安定な状態。24時間はシャンプーを我慢しましょう。熱ダメージも軽減させたいので、ヘアアイロンでのスタリングは避け、ブローにとどめるのがベター(伊熊さん・以下同)

染めて1週間程度はカラーケアシャンプーに切り替える

アルカリ性に傾いた髪のキューティクルは、5日〜1週間かけてゆっくり閉じていきます。その間はキューティクルを保護したり、pHバランスに働きかけるシャンプー&コンディショナーに切り替えてカラー剤を髪の中に閉じ込めるようなケアを

おすすめカラーケアシャンプー・コンディショナー

a キューティクルを保護して色落ちをブロック。

(左)スティーブンノル カラーコントロール コンディショナー・(右)同 シャンプー(各)500ml¥1760(編集部調べ)/コーセー 

おすすめカラーケアシャンプー・コンディショナー2

b pHバランスを整え、美しいカラーをキープ。

uka ペーハーバランス シャンプー 100ml¥1540/uka Tokyo head office

c 色落ちや紫外線ダメージから髪を守る。

(左)ダイアン パーフェクトビューティー ミラクルユー シャイン!シャイン! トリートメント(右)同 シャンプー(各)450ml¥968/ネイチャーラボ

お湯の温度は熱すぎNG! 40℃以下に設定

熱いお湯で洗顔すると肌の潤いが流れ出てしまうのと同じように、毛髪も熱いお湯に触れるとキューティクルが開きやすくなり、潤い成分や色素が流出しやすくなってしまいます。シャンプー時はできるだけぬるめの温度に設定して、キューティクルへの影響を抑えるように意識しましょう。目安は40℃以下です

貴島明日香のカラーキープの基本モデルカット2−1

トリートメントは毛先まで専用コームでまんべんなく

トリートメントは、髪の表面をコーティングしてくれるので、退色を予防しダメージをケアするのにとても効果的。髪に塗布後、頭皮を避けて毛先までコームを通すことで髪全体にムラなくなじみ、退色リスクを軽減できます

おすすめコーム

絡まりをほどきながらトリートメントを広げてくれる。持ち手が大きく滑りにくいのも◎。

マペペ バスタイムヘアケアコーム¥825/シャンティ

2021年12月号掲載
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