5年ごしに叶えられた、先生へのプレゼント
去年の10月に20歳の誕生日を迎えたのは、自分の中ですごく大きな節目でした。成人するとできることの幅も広がるから、早くその日が来るといいなって思っていたんです。新成人としての抱負は、“語学の勉強をもっと頑張る”。韓国語を話せるようになって自分に自信を持てたので、英語や中国語も学んで、世界中の方とコミュニケーションをとれるようになりたいなって思っています。
成人の日には、地元の成人式に出席して、中学時代の担任の先生やクラスメイトにも久しぶりに再会できました。じつは中学を卒業する時、みんなで“20歳の自分”に向けて手紙を書いていたんです。その手紙を、成人式当日に先生から受け取ったんですけど、封筒の中には過去の私が書いた手紙の他にもう一通、当時、先生が20歳の私に宛てて書いてくれていた手紙も。帰宅してから読んでみると、「サインをください」という一文があってビックリ! なぜなら当日、私はその先生に感謝の気持ちを伝えたくて、サインをプレゼントさせていただいていたから。偶然ではあったけど、5年という時間を経て先生のお手紙に応えることができたんだ、とわかって、うれしくなりました。
本田仁美個人として連載を持たせていただくのは、この「#Hii_Dictionary」が初めて。20歳の年に、すごく素敵なスタートが切れた気がします。これから、どうぞよろしくお願いします!