しまじろうに会いたくてテレビの向こうへ♡
覚えている一番古い記憶は、まだ言葉を覚え始めた頃のこと。車で移動中、窓の外に見えた看板か何かの「はんこ」という文字を声に出して読んだら、お母さんが「えー! ひぃが“はんこ”って言ってる! お父さん、すごいよ!!」ってビックリしていたんです。
両親からは“ひぃ”、母からは“ひぃたろう”とも呼ばれていた子どもの頃の自分をひと言で表すとしたら、「活発」! 幼稚園の時はトランポリンに夢中で、一番好きだったのは自転車に乗ること。外で遊んではしょっちゅうケガをしていたので、きっと手のかかる子だったんじゃないかな。歌とダンスは、当時から大好きでしたね。人前で表現するのが好きな性格で、幼稚園で劇を披露する時は「主役になりたい!」って立候補していたくらい。きっと、お母さんのよろこぶ顔が見たかったんだと思います。
おうちで遊ぶ時の定番はかくれんぼ。アニメ『しましまとらのしまじろう』が好きで、テレビ画面に映るしまじろうを見ては、「しまじろうに会いに行く~!」と言いながらテレビの後ろ側に向かっていたのを覚えています(笑)。シール集めにもめちゃめちゃハマっていました。幼稚園の先生がカラフルな画用紙で作ってくれたシール帳に、いろんなデザインのものを貼っていくのが楽しくて。友達と「ぷくぷくしたのと、ビーズが入ってるのは取っちゃダメー!」なんて言いながらシール交換していたのが、懐かしい思い出です。