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2022.05.06更新日:2022.11.10
毎日を生きる上で、悩んでしまう日も、気分が上がらない日もあって当然。そんな時は「自分を慈しんでいたわる=ハグマイセルフ」を意識してみない?
「あんな楽しそうな大人になりたい」「SNSもおもしろくて見ちゃう」とノンノ世代にとって身近でありながら憧れでもある大久保さん。人生の先輩に聞く、自分自身がご機嫌な人生を歩む方法って?
外見も内面も、自分を好きになれません。どうしたら、好きになれますか?
(ひなこさん・大学生)
こんなことを言ったら驚かれるかもしれないけど。私ね、幼い頃は自己肯定感が高めの女の子だったんですよ。友達や先輩からは"カバ子"という明らかにネガティブなあだ名で呼ばれているのに、それを人気者の証しと"オリジナル変換"。落ち込むどころか「自分はクラスのマスコットガールだ」と思い込んでいましたからね。そんなポジティブ精神を貫くことができたのは、他人と自分を比べないというか、その前に自分をしっかり見ないというか、気づかないふりをするというか……。私ね、自分で自分を追い詰めないのって大切な気がするんですよ。たとえば、マスコットガールだと思うのもその一つだよね。冷静に考えれば"カバ子"というあだ名も変だし、好きな男子を見つめれば消しゴムを投げられるし、休み時間に自分の机が校庭に出されていたこともある。でもそこと向き合ってしまうとネガティブな「私なんて」スイッチが入ってしまう。だからこそ、そこからは目を逸らして、「私が"カバ子"と呼ばれて振り向けばみんな喜ぶし、私の一挙手一投足で周りの友達は笑ってくれる。ある意味、これって人気者だよね?」といいところだけをピックアップして生きてきたっていうね。
大学時代、花形といわれていたスカッシュサークルの新歓コンパに血迷って参加してみたものの、男子は可愛い女子のテーブルに集中。まるで空気のように扱われた時もまた同じ。落ち込むより先に「ここは私の居場所ではないんだ」と、光浦さんに誘われて謎のお笑いサークルへ。そこにいたのは、花形サークルと比べたら地味だけど、しゃべりがおもしろい人たちで。「こっちのほうがイケてる」とこれまたオリジナル変換したんだよね。自分を否定すると人間は腐る。見るのがつらいなら、鏡なんて見なくていいし、つらい現実も見ないふりをしたっていいんですよ。これも、立派な危機回避術。コンプレックスを持つ子も多いけど、まじめに向き合っていたら、しんどいから、疲れちゃうから。自信がないと落ち込むくらいなら、根拠のない自信を勝手に持って胸を張ればいい。みんな、もっと自分に甘くていいと思うんだけどなぁ。
どうしても気分が上がらない日、何をするのがオススメですか?
(みいさん・大学生)
"今日の自分はどれだけのエネルギーを持ち合わせているのか"。長く生きていると、自分のガソリンの量が分かるようになってくるんですよ。今日は残量少なめだなと思ったら省エネ態勢で。無理にテンションを上げることなく、人様に迷惑をかけないよう、やり過ごす。
で、仕事後は頑張った自分に小さなご褒美を。そんな日だからこそ、シャンパン買って帰っちゃったりね。50年生きていると、自分の運転の仕方もゴキゲンのとり方も分かってくる。最近のお気に入りは家で愛犬パコ美と『Netflix』を見る時間。今見ているのは『ブレイキング・バッド』。世間の流行からだいぶ遅れて追いかけています(笑)。
漠然と将来が不安です。
(なつさん・大学生)
確かに、今は不安な時代だよね。怖いこともいっぱいあるけど、そんな時こそ外に出て、太陽の暖かい日差しを感じ、桜を見て、「今日はいい日だな」と。まずは目の前の数時間を幸せに生きようじゃないですか。
周りと比べては「自分はダメだな」と落ち込んでしまいます。
(さちさん・大学生)
他人は自分にないものを持っている。それをうらやましいと思い落ち込んでしまうのならば、「あの子は持っていないけど、自分は持っているもの」を一つでもいいから見つけてみてはどうだろう? たとえば、"歯がきれい"なんて小さなことでもいいんですよ。「あの子は可愛いけど、私のほうが歯はきれい」とか。なんなら、友達のアラを探して、そこに乗っかるのもアリ。「友達はブランドものをたくさん持っているけどセンスはない。私のほうがセンスはいい」「フェイスラインだけは私のほうがきれい」自分のテンション上げるために、たまには人の欠点を踏み台にしちゃえ♡