いやー、値上げラッシュが尋常じゃないですね。円安もやばい。なのに長年給与水準同じて。それに加えてここ数年のコロナ禍による閉塞感。ミュージシャンもCD売れない、サブスクの収入少ないと特に若手は笑っちゃうくらい窮地。
そんな世の中をバッコリとchelmicoの2人がムカついてくれてます。「Give me 毎月三億円」、という強烈なパンチライン。当然現実的な価格じゃないんだけど、もうなんともなんない現実社会への痛烈な皮肉になっててとても良い価格設定。しかもカウンターの「(非課税)」てのがまたいい。税金ばっかり取っていって現状を改善しない体制への痛烈なパンチですねえ。
「いつになったら終わるのこの日々」に長引くコロナもよぎりますし、何よりいつか良くなると期待して裏切られ続ける絶望感も。そして今の"景気よかった世代"がよく行ってたハワイへの憧れを描きつつ「どんなところかはよく知らない」と世代間の格差も。ほんと、景気良くなってくれ〜!