―― 8LOOMのメンバーとはすぐに打ち解けられましたか?
「ドラマの中では、結成してから3年経っている設定なんです。となると、だいぶ仲がいいことが想像できるじゃないですか。だから積極的にコミュニケーションを取るようにしていますね。僕は最年長なんですけど、最近はみんなからいじられてます(笑)。変に距離を置かれるよりはそっちの方が助かるし、正直うれしいです。7人のバランスがよくて、すごくいい関係性を築けています。 」
―― 具体的には、それぞれどんなキャラ?
「宮世琉弥と森愁斗はうるさいキャラ(笑)。文哉くんはリーダー役を演じているから、普段から意識してくれていますね。しっかりリーダーシップを取ってまとめてくれています。
NOAは一見クールに見えて、意外とおちゃらけてます。写真撮影をしている時とかは超雰囲気があるしかっこいいんです。でも普段はいい意味でなじみやすくて、めっちゃ絡んできます。
(八村)倫太郎はザ・いいやつ。WATWINGというダンスボーカルユニットのメンバーとしても活動しているので、ダンスの部分では先陣切ってまとめてくれます。
で、(山下)幸輝はひたすらに可愛い。普段は口数が少なく静かだけど、内に秘めている熱は伝わるし、作品に対する思いもすごく伝わってきます。僕はいじられ役だけど、ボケる人が多いから取材の場だとツッコむ側に回ることも多いかも。」
―― 綱さんが演じる有起哉は、仲間思いで男気があるキャラクターだそうですね。
「完全な当て書きではないけど、演じる本人のキャラクターに寄せてくれている部分はあると思います。仲間思いなところは完全に僕と一緒だと思います。基本的な性格は、似ているのかもしれません。」
―― 撮影以外でメンバーと一緒に過ごすことは?
「サウナにはまっていて、この前は愁斗と倫太郎と3人で行きました。文哉くんと倫太郎と行った時もありましたね。撮影中は本当に毎日一緒にいるので、逆に1日撮影が空くと寂しいくらい。もうすでに、クランクアップのことを考えて寂しくなっています。8LOOMロスになりそう(笑)。」
―― ともに作品を作り上げる、かけがえのない仲間ができたようですね。
「そうですね。大事な友達が増えた感じです。倫太郎の誕生日には6人でプレゼントを話し合って、僕とNOAが代表でスニーカーを買いに行きました。」
―― それだけ仲が良くなったということは、ケンカをすることも?
「まだケンカまではしてないですね。それこそ、この前みんなで話してたんです。「俺たちケンカするのかな、いつかできるくらいの熱い話とかもできたらいいよね」って。ていうか「したいよね」って結論になりました。その方がもっと関係が深まると思いますから。」
―― いいチームワークで撮影しているドラマの見どころは?
「目の保養になると思います! 僕、芸能界に入る前は自分のことをそれなりにかっこいいと思ってたんです(笑)。でも実際に入ってみたらみんな顔が小さいし、かっこよすぎて。8LOOMのみんなも本当にかっこいいので、ぜひ注目してもらえたら。
僕が演じる有起哉の見どころで言うと、志田彩良さん演じる銭湯で働く池岡奈緒との関係。有起哉は奈緒のことが好きな設定なんですが、撮影ではアドリブも多くて。クスッと笑えるシーンも多いので、ドラマの箸休めになると思います。」