不動産開発の営業４年目にOG訪問。進路に迷う学生たちにアドバイス！【Web限定】

実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載！ 今回は専門商社で事務職として働くOGに根掘り葉掘り聞いてきました！

契約更新時期はてんやわんや！ 大変だけど、達成感があります

「ビルのオーナーの希望をテナントに伝えつつ、契約を継続してもらうためにうまく調整するのが私の最大の任務。

大変なのは、オーナーが賃料の引き上げを希望したとき。テナント側からすれば、賃料は安い方が良いので交渉が難航しがちです。契約更新の期限ギリギリになってもこちらが提示した条件に納得してもらえない時は、急いで打開策を練って双方に提案するなど、奔走することになります。オーナーもテナントもお互いの条件を譲らないなかで、自分が緩衝材になって何とか契約更新が実現した時は、働き始めてから一番の達成感を味わえました！」

ランチは、社内のカフェを活用

「オフィス街に会社があるので、お昼は会社付近の飲食店がかなり混雑するんです。お昼休みの時間も限られているので、社内のカフェで食べることがほとんど。他と比べて空いているので、とても助かっています。

定期的にメニューが変わり、季節の味わいも充実。社員食堂の代わり的な立ち位置なので食事は800円、飲み物は100円前後と、リーズナブルな価格も高ポイントです。カフェがあるフロアには会議室もあるため、ランチタイム前後にミーティングがあると、いい香りが漂ってきてお腹が鳴りそうに（笑）。来社してくださったクライアントと、カフェでランチを食べながら打ち合わせすることもあります」

インターン応募の時点で、完璧なESを作っておくのがオススメ！

「私は就活に対してのんびり構えていたため、３年生の夏に同級生がこぞってインターンに参加しているのを見て、焦って準備を始めました。インターンのためのES作りに手こずり、友人に先輩を紹介してもらって添削を依頼。項目ごとに“どうしてこのエピソードを書こうと思ったの？”ととことん深堀りされて（笑）、先輩からの“なぜ？”“どうして？”に答えることは大変だったけど、おかげで満足のいくESが完成しました。

その結果、冬のインターンにも無事受かり、本エントリーする際も会社ごとに文字数を調整するだけで済んだので、面接対策や企業研究にたっぷり時間を費やせたんです。インターンのES作りで応募動機を徹底的に深掘りしていただいたことが、面接でのスムーズな回答につながったりと、良いことづくめ。思考の深掘りはなかなか自分自身ではできないため、親身に寄り添ってくれる先輩を見つけてお願いするのも一つの手です」

OGから就活生へのアドバイス！

「会社が提示する社風や社員一人の意見だけでは、実際の雰囲気は分からないのでOB・OG訪問にはもっとも力を入れました。優しい上司や先輩たちのおかげで楽しく働けている今、改めて、頑張ってよかった！と感じています。遠慮せずに先生や先輩に頼んで、できる限り多くの人に会って話を聞くことをおすすめします！」

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