手だけではじめられる! 「こぶしかっさ」で今すぐ小顔

2017.04.26

What is こぶしかっさ?

こぶしかっさの何がすごいの!? 効果やメリットを教えます!

美容グッズも運動もナシ! たった10分でコンプレックス解消! エステに行かなくても、道具がなくても、“こぶし”さえあれば大丈夫! 顔のコリを効果的にほぐして、即小顔になる方法をレクチャーします♪

教えてくださったのは……山口良純先生
代官山山口整骨院院長。頭蓋骨の動きに合わせて輪郭を整える独自の小顔矯正が大評判で、モデルやタレントも多く通う。

筋肉をほぐせば小顔が記憶される!

ノンノ読者世代は、スマホやモニターなどに向かう時間の長さから姿勢が悪くなり、無意識のうちに“顔デカ”になっている人がとても多いと、山口先生。
「筋肉は、自分の意思と関係なく“形状記憶”されてしまうもの。寝ている時でさえも緊張状態が続き、“顔デカ”が定着するんです。本来の美しさよりもマイナスの状態で過ごすことになるので、もったいないですよね」 
とはいえ現代では、前傾姿勢 をとらずに過ごすのは難しい!
「そこで、“こぶしかっさ”の出番です。こぶしを使って固まった筋肉をほぐし、毎日、いいコンディションに記憶し直してあげましょう。“こぶし”のメリットは、面を広く使える&自在に角度を変えられるので、筋肉にアプローチがしやすいところ。そして何より、いつでもどこでも実践できるところです。 1日10分でも大丈夫。続けると筋肉の緊張状態が改善し、弾力を取り戻して、頬がキュッと引き上がります。筋肉がリラックス状態になると余計な力が入らなくなり、さらにすっきりする好循環に。同時に血流もよくなるのでむくみも改善し、顔色もUP。 いいことずくめですよ!」

筋肉に引っ張られ顔が下がる

顔の筋肉は、実は頭からデコルテまでひと続き。頭・顔・デコルテの筋肉が凝っていると、それぞれが顔を下へ下へと引っ張り、たるみや二重アゴ、シワを作り出すことに!

凝った筋肉に刺激を与えほぐす

凝った筋肉は伸びきった輪ゴムのように持ち上げる力が働かない状態。こぶしかっさでは、この伸びた輪ゴムの弦を揺らす要領で左右に刺激を与えることで、弾力を取り戻していく。

引っ張りを解消すれば顔が上がる!

コリをほぐすことで、筋肉に引っ張られて下がっていた頬がキュッとリフトアップ。また、額のコリがほぐれると、下がったまぶたも上向きに。目がパッチリ開いて、立体的な美人に。

筋肉が弾力を取り戻す

筋肉が弾力を取り戻せば、顔全体のたるみが改善。たるみによってできたシワもきれいに。血流がよくなることで顔色が明るく&くすみやクマも薄くなり、メイクのノリもUP!

実践! How To こぶしかっさ

  • 顔とつながる頭の筋肉。凝ったままでは顔のマッサージの効果が得られないので、まず実践!

  • リンパを流す"かっさ板"をこぶしで再現。骨の溝や凹凸にフィットして広い面積をほぐせる4本の指の第二関節と、細かい部分に圧をかけられる親指の関節を使い分けて行うよ。

1/4

2/4

3/4

4/4

【こめかみの筋肉を動かす】眉尻からこめかみまでを結んだライン上にこぶしを当て、左右に小刻みに揺すりながら、10秒間グリグリとほぐす。反対側も同様に行って。
【生え際から耳の上へ】今度は髪の生え際から耳の上を結ぶラインの上にこぶしを当てて、10秒間グリグリとほぐす。 反対側も同様に行って。
【耳の上の筋肉をほぐす】耳よりも指1本分ほど上、歯を食いしばった時に筋肉がコリコリと動く部分にこぶしを当て、10秒間グリグリとほぐす。反対側も同様に。
【耳の後ろ側の筋肉を刺激】こぶしを3の位置からやや後方の、耳の後ろ側にずらす。こぶしを上下に小刻みに揺すりなが ら、グリグリと10秒ほぐす。反対側も同様に。



2017年6月号掲載
Icons made from svg iconsis licensed by CC BY 4.0