これを読めば2021年の美容トレンドが全部わかる! マスク生活の必需品はコレ!

2021.11.19

カラーアイやいたわりベースの君臨、メイク全体はヌーディがジャストな気分。メイクはここまで進化!

H&M
福岡玲衣さん

美容ライター
通山奈津子さん

あか抜けのカギを握った「カラーまつげ」

non-no11月号『まつげのバリエ作り研究所』誌面カット

non-no11月号『まつげのバリエ作り研究所』

マスタードカラーが今っぽ♡

福岡 眉と同じように、まつげも色で遊ぶのがもはや定番に。

通山 黒マスカラを探すほうが難しかったかも!

福岡 カラーマスカラっていうと奇抜なイメージが強かった子も多いと思うけど、今年はそのイメージがくつがえされたはず。色の質がぐんと上がって、とにかくつけやすい色ばかりだから。

通山 アディクションのマスタード色やhinceのブルーなんて、見た目以上に可愛く色づいて感動。塗ると「どこの?」って何度も聞かれるから、みんな関心が高いのかなって思う。心配な子は黒や茶の上から重ね塗りしてみると自然でオススメ♡


「眉」が史上最高の盛り上がり!

non-no10月号『「ニュアンス盛れる眉」のつくりかた』の誌面カット

non-no10月号『「ニュアンス盛れる眉」のつくりかた』
non-no9月号『「好きな人に会う日」のメイク』の誌面カット

non-no9月号『「好きな人に会う日」のメイク』撮影/ISAC(SIGNO)
ジルスチュアート ニュアンスブロウ パレット 02

通山 2021年といえば眉! たくさんのブランドから続々と新作が登場したし、色も定番のブラウン系だけじゃなく、ピンク、オレンジ、パープル、カーキなどなど本当に自由になった!

福岡 どの製品もすごく使いやすくて、ぱっと見は強そうな色もニュアンスのある発色だったりして、使いやすさや繊細さにこだわりを感じました。今、眉で冒険しないと絶対に損♡

通山 最近は眉サロンに行く人も増えて、まさに、リップみたいな感覚で眉も着替えて楽しむ時代になったといえるのかも。

福岡 個人的にはジルの02番推し。柔らかい印象になってあか抜けるし、ベビーフェイスにも見える。絶対に買い!


「ベージュ」がコンサバ色→圧倒的おしゃれ色に!!

non-no12月号『秋HITコスメを3回味変♡』 の誌面カット

non-no12月号『秋HITコスメを3回味変♡』撮影/ISAC(SIGNO)

通山 今季のリップはベージュが大勝利! どのメイクさんも真っ先に手に取るリップはベージュだったし、 ピンク系、ブラウン系、黄み系などバリエが広がって、ベージュに苦手意識を持っていた子も"自分だけの1本"を見つけることができたんじゃないかな。

福岡 ベージュリップっていうと"上品・安心"なイメージが先行することが多かったけど、この1年で見事に脱・コンサバしてしゃれ色に君臨♡ リップだけじゃなく目元も頬もベージュの活躍ぶりが本当にすごかったですね! 強い色を際立たせるより、質感や陰影を主役にしたヌーディ系がメイクのメインストリームだった!

アイパレ大賞1位もピンクっぽベージュ♡

堀田真由モデルカット

ベスト¥12100・ジャケット¥19800/エイタークルー(mallow blue) イヤカフ¥2090・ネックレス¥2310/ゴールディ

真由メイクを解説!

シャネル レ ベージュ パレット ルガール テンダー

Aを指に取り眉下まで広くなじませた後、BCを混ぜて二重幅にのせる。下まぶたも目頭から目尻までチップでON。Dは指に取り、目頭からアイホール中央までぽんぽん。目頭にも忍ばせて光を集めて。アイラインはグレーみのあるペンシルを使用。上まつげには、ビューラーでカール後に黒マスカラを。

プロセスカット1


ベースメイクは「いたわりファースト」が本格化

non-no11月号『ほぼスキンケア!なお守りベースメイク』の誌面カット

non-no11月号『ほぼスキンケア!なお守りベースメイク』

通山 マスク生活が続いて肌作りは本格的にミニマムになりましたね。スキンケア、下地、トーンアップ、日焼け止めなど何役もこなす美容液成分たっぷりのベースがすごく増えて役立った!

福岡 肌負担をまぬがれない日々の中、きれいになりたい、でも肌もいたわりたい……っていうみんなの本音を叶えてくれた!

通山 コスメデコルテやSHISEIDOなど信頼ブランドから発売されたことも印象的。実際すごく使いやすくて優秀だった!

福岡 どれも今っぽいセミマットな質感もちゃんと押さえていたのはさすが。こういう製品は今後もっと増えてきそう。

2022年1月号掲載
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