スキンケア

【正しい保湿】 今さら聞けない!化粧水・乳液の「なじませ方」をプロが伝授!

2023.11.10

何を選ぶ? どう使う? 基本を制する者が美肌を制す!

キレイになれる解答つき♡

“保湿”のきほんの ドリル

毎日のスキンケアの積み重ねで数年後の肌が変わるから――。正しいお手入れ方法をおさらいして、未来への美肌貯金を増やそう!

解答を教えてくれたのは

トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん

肌の個性を見抜き、トラブルを解決して美を引き出すコスメ選び&使い方を丁寧に指南。その的確なアドバイスに、モデルや俳優からの信頼も厚い。

 化粧水・乳液の「なじませ方」を実演せよ。
 化粧水の場合

ノンノ世代は肌本来が持つ皮脂や油分が多く、水分をはじいてしまうことも。少し時間がかかっても、丁寧に入れ込むステップが大切。肌表面がもっちり、吸いつくような質感になったら浸透したサイン。

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-1

まずは体温でなじませる

化粧水を適量取ったら、手のひらで軽く温めて、肌なじみを高めておこう。

Tシャツ¥7700/YSM(Darich) カチューシャ¥1540/サンポークリエイト(アネモネ)

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-2

5か所に置いてのばし広げる

両頬、額、アゴ、鼻の順にざっくりとのせてから、手のひら全体で広げる。

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-3

細かい部分は指先でケア

手のひらでなじませきれない小鼻などは、指の腹を使って丁寧に入れ込んで。

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-4

目回りはソフトにお手入れ

特に皮膚が薄いアイゾーンは、両手でなじませて力を分散させるのがコツ。

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-5

ハンドプレスで浸透

仕上げに優しく圧をかけるように手のひらで全体を包み込み、浸透させる。

 乳液の場合

適量を5点置きして、化粧水同様になじませて。化粧水も乳液も、肌にのせたりのばし広げる時は下向きではなく、軽く引き上げるように手を動かすのがカギ。リフトアップを意識しよう。

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-6

 乳液が苦手な場合の代替案を考えよ。
  軽やかなジェルクリームが◎。 

皮脂を分泌する力が高い世代でも、化粧水1品ではお手入れ不足。乳液が苦手という場合は、みずみずしいジェルクリームなどを投入し、肌に与えた潤いを持続させて。

皮脂&毛穴の目立たない肌に 心地よくなじみ潤いを育てる

(右)ゲル状のクリームが軽やかにフィット。皮脂や毛穴が気になる肌をうるうるに。

スージンググリーン クリーム 50ml¥3380/ByUR 

(左)肌に触れると液状に変化し、スッと浸透。水分を蓄え、みずみずしい肌印象を長時間キープできる。

モイストバランス ジェル 50g¥6050/アクセーヌ

 ニキビができた時の注意点を答えよ。
  綿棒でニキビの上の乳液をぬぐう。 

ニキビにとって、過剰な油分は大敵。とはいえ油分をカットすると他の部分が乾燥してしまうので、通常どおりにケア後、ニキビ部分のみ水でぬらした綿棒でぬぐって。

渡邉理佐の保湿の基本のきプロセスカット2-7

2023年12月号掲載

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