【箱根】見られるのはたった約２ヶ月間？！ガラスのツリーが見られる美術館

2023.01.02

“日本初”のヴェネチアン・グラス専門美術館【箱根ガラスの森美術館】

ご紹介するのは、神奈川県の観光地、箱根にある『箱根ガラスの森美術館』。日本初のヴェネチアン・グラス専門美術館とされ、15世紀頃から制作されたヴェネチアングラスが展示されている。

館内の作品展示は、ヴェネチアン・グラス美術館、現代ガラス美術館の主に2つ。また、庭園にはその季節ならではの展示や、食事が楽しめるカフェやレストラン、体験工房などもあるため、幅広い世代が楽しめる。

今回は、特に印象に残った庭園の展示作品を紹介する。

入館してすぐの｢光の回廊｣も、夜は幻想的な空間に

入館してすぐ、庭園からヴェネチアン・グラス美術館エントランスに続く橋にかけられている、クリスタルガラスのアーチ。お昼は太陽光によって輝くアーチも夕方にはライトアップされ、幻想的な空間に。

光の回廊を抜け、ヴェネチアン・グラス美術館に入る前のスペースで撮影した写真！(夕方5時過ぎ)
12/23~12/25までの3日間はクリスマスナイトミュージアムとして1時間延長して営業していました☺︎

アーチをくぐれば、キラキラとした世界観に包まれる。クリスタルガラスのアーチが風が吹く度に煌めくのは、自然のが演出の手助けをしてくれる庭園ならでは。

永遠の美しさを誇るバラの庭園

ヴェネチアン・グラス美術館と現代ガラスの森美術館をひと通り見たあとに出迎えてくれるのが、色とりどりのバラたち。｢ガラスのバラの庭園｣と名付けられたこの場所には、ヴェネチアングラスでつくられた “ヴェネチアン・ローズ”と、クリスタルグラスでつくられた“クリスタル・ローズ”が展示されている。

期間限定で登場するクリスマスツリー

クリスマス付近に行く方が、絶対に見逃してはいけないのが庭園のクリスマスツリー。8万５千粒のクリスタルガラスを纏ったツリーと、６万５千粒のクリスタルガラスを纏った2本のツリーが、冬の庭園を華やかに演出する。

このクリスタルガラスのツリーは、カップルをイメージして、それぞれ大きい方は｢ロミオ｣、小さい方には｢ジュリエット｣と名前が付けられているそう。

そして、クリスマスツリーはその名の如くクリスマス時期付近にしか登場しない、期間限定展示。この時期に行かれる方は、ツリーによってさらに煌びやかになる庭園をぜひ楽しんでほしい。

今年の展示期間は、2022年11月1日〜2023年1月9日まで。