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No.067 niko

【5/17リリース】スピッツ大好き大学生がおくる/スピッツ新アルバム『ひみつスタジオ』全曲レポート

2023.05.28更新日：2023.05.29

皆さんこんにちは！nikoです??

今回の記事は、2023年5月17日(水)にリリースされたスピッツの3年半ぶりのニューアルバム『ひみつスタジオ』の全曲レポートです??

『ひみつスタジオ』ダイジェスト映像

17作目のオリジナルアルバムとなる今作。
早くも多くの音楽ランキングで1位を獲得しているんです！！
1曲1曲の魅力について、ファンの目線で迫ります！?

もしかしたら解釈違いのものもあるかもしれませんが、「へ〜！そういう感じ方もあるのか！」という視点で楽しんでいただけると嬉しいです☺️

スピッツファンはもちろん、そうでない方も必聴！大人気の『ひみつスタジオ』の世界を一緒に楽しみましょう???

それではスタート！
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-目次-

①『i-O(修理のうた)』
②『跳べ』
③『大好物』
④『美しい鰭』
⑤『さびしくなかった』
⑥『オバケのロックバンド』
⑦『手鞠』
⑧『未来未来』
⑨『紫の夜を越えて』
⑩『Sandie』
⑪『ときめきpart1』
⑫『讃歌』
⑬『めぐりめぐって』

①『i-O(修理のうた)』

アルバム1曲目を飾るのは、優しく包み込む愛に溢れた楽曲。

1曲目は『i-O(修理のうた)』。
アルバム一曲目にしては珍しく落ち着いていてゆったりとした楽曲です。
i-Oというのはジャケットにも登場しているロボットの名前なんだとか?
このアルバムを象徴するリード曲です?

『i-O(修理のうた)』のここが好き！

この楽曲の魅力は、あなたに出逢えて良かったという深い愛が感じられる歌詞。
まるで大切な人との永遠の愛を誓うような、そんな愛に満ちあふれた楽曲です??
結婚式で流すととても感動的だろうなぁ〜！✨

②『跳べ』

爽快な疾走感とサビのリズムが心地良い！思わず走り出したくなる楽曲。

2曲目は『跳べ』。
タイトル通り跳びたくなるような、爽やかで希望に満ちた一曲。
コロナ渦が明け、メンバー全員で久しぶりに収録したのがこの楽曲だったそうです?
楽曲からメンバーの楽しさが伝わってきます♪

『跳べ』のここが好き！

希望を持って未来に羽ばたけるような
思い切り走って一歩を踏み出したくなるような
そんな明るく勇気を与えてくれるところが好きです。
サビの思わず口に出したくなるようなポップなリズムにも注目です！?

③『大好物』

『大好物』MV

映画『劇場版「きのう何食べた？」』主題歌。
配信限定45thシングル。

3曲目は『大好物』。
2021年11月3日に公開された映画『劇場版「きのう何食べた？」』の主題歌で、同日に配信限定でリリースされました。
この楽曲が主題歌となった「きのう何食べた？」（通称「何食べ」）は、よしながふみ先生による漫画が原作で、2019年4月から西島秀俊・内野聖陽主演でドラマ化?スペシャルドラマ、劇場版に留まらず、この秋シーズン2がスタートするなど今も勢いが止まらない大人気作品です！！

劇場版『きのう何食べた？』主題歌入り予告

『大好物』のここが好き！

私はドラマ版「きのう何食べた？」のファンだったので、映画の主題歌がスピッツと知ったときは本当に嬉しかったです！映画も初日に観に行きました?
この楽曲は、何食べのあったかくて優しくて、愛情がじんわり染み込んだ世界観に本当にぴったり！
食卓で美味しい大好物を囲みながら、大好きな人と一緒に聴きたい一曲です☺️?

④『美しい鰭』

『美しい鰭』MV

映画『劇場版「名探偵コナン黒鉄の魚影」』主題歌。
46thシングル。

4曲目は『美しい鰭』。
（このさかなへんの難しい漢字は「ひれ」と読みます?）
劇場版名探偵コナンの最新作の主題歌ということもあり、現在大ヒット中の一曲です！！

劇場版『名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)』主題歌入り予告

劇場版『名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)』×スピッツ「美しい鰭」【スペシャルムービー】

『美しい鰭』のここが好き！

この楽曲は、コナン好きにはたまらないポイントがたっくさん詰まっているんだとか。私自身はコナンに詳しくないのですが、コナンが大好きな友達がこの楽曲を聴いて絶賛していたので間違いありません！！
まるで海の中で反射する美しい鰭がキラキラ輝いているようなこの曲は、スピッツ特有の涼しさ、切なさ、爽やかさ、優しさが詰まった心に寄り添う一曲です??

⑤『さびしくなかった』

変わっていくこともまるっと受け止める、大きな愛の歌。

5曲目は『さびしくなかった』。
「大切なものが増えると、人はその分弱くなる。」
そんな言葉を聞いたことはありませんか？
この楽曲は、今まで平気だったものが、大切なものが増えた影響で平気ではなくなってしまったことを歌っています。しかし、そんな変化も受け止めて、大切なものとの暮らしを愛おしく歌う大きな愛の歌です。

『さびしくなかった』のここが好き！

恋愛だけではない、家族愛や友情愛にも通ずるいろんな「愛」を表現しているところが好きです。
日常の中の何気ない一コマを歌詞の中に散りばめて、私たちの暮らしの中で共感できるような歌詞がスピッツらしくて心があたたかくなります。

⑥『オバケのロックバンド』

メンバー全員がボーカルとして参加した楽曲。

6曲目は『オバケのロックバンド』。
なんと、スピッツのメンバー4人全員がボーカルとして参加しているんです！ファンには堪らないですね?

『オバケのロックバンド』のここが好き！

初心な気持ちを忘れずに、子どものような純粋さで音楽を楽しむ姿がとっても素敵な一曲??
マサムネさん以外の歌声は今回初めて聞いたので、普段の楽曲よりもよりメンバーひとりひとりの存在が身近に感じられました。限定版に収録されているMVがすごいとファンの間で話題になっているので、気になる方はぜひMVが収録されている限定版CDをゲットしてくださいね！

⑦『手鞠』

甘酸っぱく初々しい恋の楽曲。

7曲目は『手鞠』。
この楽曲は人によって捉え方が変わると思うのですが、私は恋の歌だと感じました。
「いろいろ回り道したけど、結局最後に辿り着いたのはずっと昔から好きだったあなただった。」
そんなストーリーが浮かぶような初々しさと甘酸っぱさを感じる一曲です。

『手鞠』のここが好き！

タイトルの「手鞠」とは、手でついて遊ぶためのまり。日本の古くからのあそびで使われました。
ぴょんぴょん飛び跳ねる動きや繊細で綺麗な糸の模様、手にすっぽり収まるサイズ感などから、この「手鞠」はとても愛おしくて愛くるしいものの象徴のように感じます。
そんな手鞠のように無邪気に飛び跳ねる姿を愛くるしく見つめる主人公の恋心。私の勝手な想像ではありますが、そんな情景が思い浮かび胸がキュンとする一曲です??

⑧『未来未来』

民謡を取り入れた不思議な世界観が癖になる楽曲。

8曲目は『未来未来』。
ゲストボーカルとしてシンガーソングライターの朝倉さやさんが参加しています。
デジタルミュージックにエスニックな民謡を入れる手法を取り入れたという楽曲。世界観のブレによって夢の中のような、おとぎ話のような不思議な魅力に包まれた一曲です。

『未来未来』のここが好き！

スピッツならではの、この不思議で解釈が難しい世界観。スピッツの楽曲はリスナーに歌詞の意味や内容を想像してもらうというスタンスのため、人によって捉え方が違うものが多く、謎に包まれている楽曲もいくつも存在します。
この楽曲も、まさにスピッツらしい謎で包まれた不思議な楽曲。未来に対する不安や葛藤、怒り、諦めなど、様々な要素を感じますが、他の人に聴くと全く違った捉え方をしていそうでとても面白くて好きです?

⑨『紫の夜を越えて』

『紫の夜を越えて』MV

TBS系列『NEWS23』エンディングテーマ。
配信限定44thシングル。

9曲目は『紫の夜を越えて』。
スピッツデビュー30周年の2021年3月25日に44作目のシングルとしてリリース。TBS系の『NEWS23』エンディングテーマとしても起用されました。

『紫の夜を越えて』のここが好き！

コロナ渦で配信された今作は、まさに「紫の夜」の中にいた私たちに希望を与えてくれた楽曲でした。
色んな試練や苦悩を乗り越えたあとの夜明けを感じさせるこの曲は、辛い経験や記憶も捨てずに自分の糧として、明るい未来に向かって進んでいこう！という強いメッセージ性を感じます。いろんな人の背中を押してくれる一曲です??

⑩『Sandie』

胸のときめきを表現した初々しい楽曲。

10曲目は『Sandie』。
Sandieとはどういう意味か調べたのですが、曲にぴったりくるものがなく･･･。何かの名前なのでしょうか。この楽曲も人によって解釈が異なる面白さを感じます。

『Sandie』のここが好き！

私はこの曲を「ときめきに出会った曲」だと感じました。
主人公は曲の冒頭で何かに出会いますが、それが人なのか、動物なのか、はたまたおもちゃのようなものなのか分かりません。その何かに一目惚れしたような内容が書いてあります。
そこから「違う世界」や「駆け抜けていく」という言葉が出てくるので、そのときめく何かに出会って、世界が広がり、自分のときめきに向かって走っていく様子を表現しているのかな･･･？と思いました。
この曲もスピッツらしく、意味を理解するのが難しい楽曲なので、他の人の解釈を覗いてみると面白いと思います?✨

⑪『ときめきpart1』

『ときめきpart1』MV

映画『水は海に向かって流れる』主題歌。

11曲目は『ときめきpart1』。
2023年6月9日公開する広瀬すずさん主演の映画『水は海に向かって流れる』の主題歌です。
私がこのアルバムの中で一番ときめきを感じたのは、この『ときめきpart1』。とっても素敵な恋の歌です☺️✨

映画『水は海に向かって流れる』主題歌入り予告

『ときめきpart1』のここが好き！

私はこの楽曲はもちろんですが、特にこの楽曲のMVがとっても好きです！
最初はメンバーにピントが合わずボケた映像が続きます。この映像から自分の中の恋心にまだ気付いていない様子や、好きだとはっきり認められない曖昧さ、もどかしさを感じます。
その後急にピントがバチッと合いメンバーの輪郭がはっきりします。この映像から自分の中の恋を自覚し、一歩を踏み出す主人公の姿が想像できます。
これらは全部私の想像なのですが笑、でもそんな物語が想像できてしまう素敵で胸がキュンとするMVは必見です??

⑫『讃歌』

生きているだけで素晴らしい。毎日を生きる強さを与えてくれる楽曲。

12曲目は『讃歌』。
タイトルの「讃歌」とは、賛美する気持ちを表した歌のことです。この楽曲が賛美しているのは、おそらく命や毎日の暮らし。何気ない毎日でも、どんな命だとしても素晴らしいのだと伝わってくる楽曲です。

『讃歌』のここが好き！

この楽曲は、「色んな辛いことや理不尽なことがある毎日だけど、それでも毎日を生きているあなたは素晴らしい」そんなメッセージを感じる一曲です。
心が疲れてしまったときに、この楽曲が優しく癒してくれるでしょう。
また、色んな困難に耐えて愛を守り抜く愛の歌のようにも聞こえます。色んな感じ方があって面白い1曲です?