2023年に東京の上野で開催され、来場者が脅威の30万人を突破した「モネ 連作の情景」。

エンタメ部
No.056 ごっふぃー
【美術】人気の展覧会が大阪に上陸!「モネ 連作の情景」
2024.02.17
上野の展覧会は今年の1月に終了してしまいましたが、2/10(土)より大阪に上陸しました!
関西にお住まいのモネファンや、東京開催を逃してしまった人は必見。
今回は「モネ 連作の情景」の魅力をお届けします!
モネ展の概要
言わずと知れたフランスの画家、クロード・モネ。
モネは「印象派を代表する画家」とも評されます。
印象派とは、その瞬間の光や風などを含めた風景を忠実に再現しようとする作風のことを指すようです。
モネも一瞬一瞬の光彩や色合いを重視し、同じ情景を違った季節や時間帯で描いた作品が数多く存在します。
次第に、同一の景色を異なる印象で魅せる「連作」がモネの代表作のひとつとなっていきました。
次第に、同一の景色を異なる印象で魅せる「連作」がモネの代表作のひとつとなっていきました。
「モネ 連作の情景」では、2000作近くあると言われるモネの作品のなかでも、特に連作に焦点を当てて約70作を展示。
同じ被写体を異なる印象で見比べることができるのが、この展覧会の面白いポイントです。
同じ被写体を異なる印象で見比べることができるのが、この展覧会の面白いポイントです。
会場は大阪中之島美術館。
梅田からのアクセスも良く、洗練された雰囲気のオシャレな美術館です。
展示の一部をご紹介!
ここからは、撮影OKだった展示の一部をご紹介します。
下の2作品は、どちらもロンドンのウォータールー橋を描いたもの。
『ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ』
『ウォータールー橋、ロンドン、日没』
同じ被写体、同じ角度でも、まったく違った絵に見えるのが面白いです。
次の2作品は植物の睡蓮を表したもの。
『睡蓮』1914-17年
『睡蓮』1897-98年頃
左は睡蓮とその周囲の風景をうつした作品、右は睡蓮にスポットを当てた作品のようです。
毒々しい色合いにもかかわらず、どこか神秘さが感じられるのが不思議ですね。
毒々しい色合いにもかかわらず、どこか神秘さが感じられるのが不思議ですね。
モネは睡蓮以外の植物も描いています。
左は藤、右は芍薬を描いた絵画です。
左は藤、右は芍薬を描いた絵画です。
『藤の習作』
『芍薬』
実際にモネの作品を目の当たりにすると、遠目には写真のように緻密な絵に見えるのに、寄って見ると筆遣いが大胆なところが意外でした。
また、光や自然を表現する繊細で美しい色合いに感動!
この衝撃は生で見ないと味わえないなと感じました。
お楽しみのグッズも充実♪
展示会場の最後にはもちろんグッズコーナーもあります。
ノートやペンなどの文房具を始め、Tシャツやバッグ、さらにはモネの作品集も販売されていました。
私は展示品のなかでも特に気に入った4作品のポストカードを購入しました。
会期は5/6(月・休)まで!
没後100年近く経っても数多くの人々を魅了し、様々な商品のモチーフとしても使用されてきたモネの作品。
ですが作品を生で見れば、作風への理解が深まり、よりモネのファンになってしまうこと間違いなしです。
開催は5/6(月・休)まで。
この機会に、繊細かつ大胆なモネの世界に浸ってみませんか?
Information
[会場]大阪中之島美術館 5階展示室
[会期]2024/5/6(月・休)まで
[休館日]月曜(4/1, 15, 22, 29、5/6は開館)
[開場時間]10:00 ~ 18:00
(入場は17:30まで)
[観覧料]一般……¥2,500
高大生……¥1,500
小中生……¥500
[会期]2024/5/6(月・休)まで
[休館日]月曜(4/1, 15, 22, 29、5/6は開館)
[開場時間]10:00 ~ 18:00
(入場は17:30まで)
[観覧料]一般……¥2,500
高大生……¥1,500
小中生……¥500
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