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No.270 マリア
【映画レビュー】圧巻の2時間55分!私が映画「国宝」を勧める理由
2025.07.24
こんにちは。大学生エディターズ4期生のマリアです。
今回は、6月6日に全国公開された映画『国宝』の見どころやオススメポイントをご紹介します!
公開から1ヶ月以上経った今でも、劇場は多くの人で満席状態。
どうしてここまで人を惹きつけるのか?😳🤔
その理由を、私なりの視点で説明したいと思います。
🎭どんなストーリー?
任侠の世界に生まれた主人公・喜久雄(吉沢亮)は、
ある日、大阪の上方歌舞伎座を支える名門の家に引き取られます。
そこで出会うのが、その家の息子であり後にライバルとなる俊介(横浜流星)。
ふたりはぶつかり合い、影響し合いながらも、歌舞伎の世界で芸を磨いていきます。
物語は、喜久雄が“人間国宝”と称されるまでの50年間を描いており、
芸と人生の深み、そして「生きる」ということそのものが詰まった壮大な映画です。
🍿おすすめポイント
まず特筆したいのは、
何と言っても「映像の美しさと臨場感」
2時間55分という長尺にもかかわらず、時間を忘れるほど引き込まれました!!!😳✨
まるで本物の歌舞伎を観ているような緊張感と、舞台の空気感がスクリーン越しに伝わってきます。
また、主演の吉沢亮さんと横浜流星さんの演技がとにかく素晴らしいんです。
目線の使い方や肩の動き、所作の一つひとつにこだわりを感じ、この役のためにどれだけ練習されたのだろう…と圧倒されまた。
私はもともと歌舞伎を全く知らなかったのですが、映画を観たあとには思わず歌舞伎の歴史や上演場所を調べてしまうほどに。
新しい世界に触れるきっかけになり、観にいって良かったなと思いました。
👏観終わった後の感想
この作品を観終わって私が感じたのは、
「人の人生に勝ち負けなんてないんだ」ということ。
どんなに努力しても、どんなに成功しても、人は皆
浮き沈みの中で生き、そして最終的には同じように死んでいく。
その儚さが胸に残りました。
また全体を通して「血」にフォーカスして描かれていることも印象的でした。
名門の血を欲しがった喜久雄と、その血に苦しみ命を落とす俊介。
この映画はそんな「人間の業」にも静かに触れてくる、深い作品だと感じました。
観終わった直後は、「この気持ちをこの言葉に当てはまるのは何か違う…」と、何度も考え直しました。それくらい言語化するのに、躊躇いと勇気がいる映画でした。
🤍こんな人にオススメ
・自分の人生と向き合いたい人
・夢に向かって頑張っている人
・映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』が好きな人(個人的に似たようなものを感じました)
・歌舞伎をはじめ日本文化が好きな人
この映画は、どんな立場の人にも「生きる覚悟」や「夢を持つ強さ」を静かに問いかけてきます。
人の人生をここまでじっくり見つめる作品に出会うことは、なかなかありません。
観終わったあと、きっとどんな方であれ心の中に静かに何かが残るはずです。
ぜひ、劇場に足を運んでみて下さい。

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出身地
岐阜県出身
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身長
161cm
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学年
大学3年生
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推し
乃木坂46(久保史緒里、井上和)/東海オンエア(りょうくん)
好き ファッションとアフタヌーンティーに行くことが好きです
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