
エンタメ部
No.003 まき
【東京都庭園美術館】昭和モダンな建築でタイムスリップ気分。
2025.08.07更新日:2025.08.18

こんにちは!
大学生エディターズNo.003まきです。
連載〈ふわっと脱・日常〉では、
日常のあれこれに、ちょっと疲れたなあ。と感じたとき、
いったん現実を横に置いて、少し非日常な世界へ入り込める…
そんなモノ・場所をご紹介します♡
今回は昭和モダン建築に浸ることができる
「東京都庭園美術館」の魅力をお届け。
まるでタイムスリップしたかのような時間を過ごせるんです。
庭園美術館 建物公開2025
ー時を紡ぐ館ー
国の重要文化財に指定されている、東京都庭園美術館の本館。通常は公開していない部分がじっくり見られたり、家具や調度品で当時の様子が再現されていたり…と、歴史の1ページが目の前に広がるような体験ができるのが、年に一度の建物公開期間。
その歴史は長く…、
宮家である朝香宮夫妻がパリの博覧会に影響を受け、アール・デコ様式の邸宅を建設しようと計画。1933年に竣工し、朝香宮邸として14年間使用されました。
そこから、吉田茂元首相が政務の場として活用したり、国の迎賓館として、数々の国賓をもてなしたり…
こうして、今は美術館として42年目を迎えるそうです。
歴史の教科書に入り込んだような世界!

まず感動したのが、歴史の教科書やドラマで見たような世界が目の前に広がっているということ!
現実…だよね?とつぶやきたくなるほど、明らかに建物内の空気が違うんです。
ゆったりとしていて上品で、華やか。”今”つくられたものではない、本物の「モダン」「レトロ」だから、感じ方も違うのかな…と思ったり。
歴史を全身で浴びているような時間なので、(詳しい解説は掲示されていますが)「もっと日本史勉強して来ればよかった…」とちょっぴり後悔しました。

繊細なデザインにときめき♡

そして、じっくり見れば見るほど見つかる細かいデザイン!
壁や柱、シャンデリアなど…アール・デコ(直線と立体の構成と幾何学模様の装飾)を採り入れつつ、日本的なデザインをちりばめた「日本のアール・デコ」を創り上げた結果だそう。

また、花瓶やお皿など、展示してある作品も細部まで凝っていて繊細なつくり。
作りこまれた内装にうっとり、何周もしたくなります。

庭園美術館で浪漫タイムスリップ

上品かつ華やかなつくりとともに、歴史を紡いでいった旧朝香宮邸。
歴史を感じ、その繊細なデザインに夢中になったのはもちろん、
「ここでたくさんの人が過ごし、生活していたのだな」と思うと、なぜか少しうるっときてしまいました…(入り込みすぎ)。
ここまで建物を存分に味わえるのは、公開期間の8月24日まで。
ぜひ、皆さんも旧朝香宮邸が紡いできた世界に入り込んでみてください♡
それでは、今回はここまで。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

Information
東京都庭園美術館 建物公開2025
ー時を紡ぐ館ー
- 会期
2025年6月7日(土) – 8月24日(日)
- 時間
10時 〜 18時 (入館は閉館の30分前まで)
8月15日、8月22日の金曜は21時まで開館(入館は20:30まで)[サマーナイトミュージアム2025] - 会場
東京都庭園美術館(本館+新館) - 休館日
毎週月曜日(ただし7月21日、8月11日は開館、7月22日、8月12日は休館) - 観覧料
オンラインによる事前予約制を導入しています。
一般 1,000円
大学生(専修・各種専門学校含む) 800円
高校生・65歳以上 500円 - アクセス
〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
お問い合わせ先:050-5541-8600
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