
エンタメ部
No.256 チヨリ
大学1・2年生必読! 短期留学ってどうすごせばいいの!? 【リアルLA短期留学記】
2025.08.12更新日:2025.08.18
ちょうど1年前、大学2年生の夏。大学協定先のアメリカ・ロサンゼルスのカレッジに、約1か月ホームステイ(短期留学)をしました。
大学の学問を優先したいし、休学と留年はしたくない。そう考え、長期休みを利用した短期留学を選びました。
「でも、短期って意味あるのかな…? 」「何もしないで終わっちゃいそう。」と思う方もいらっしゃると思います。私もそう思っていました!
今回は、同じような境遇の方へ不安を解消するお手伝いができればと思い、私がこの短期留学をどう考え、どう過ごしたのかをレポートしていきます!
逆算して考えよう【留学設計】

先ほど書いた通り、私は大学の留学制度の「短期認定留学」を申し込みました。留学先でプログラム修了が認定されると、単位を変換してもらえるシステムでした。もちろん一概には言えませんが、文系の大学(特に語学系)は、留学を支援する語学研修やプログラムがあることが多いと思います。
まずは、「いつ」「どこで(もしくは何語圏)」留学をしたいのかといった条件を自分のなかで洗い出しましょう。
当時の私の場合(1年次秋学期)は、
- ・英語圏(できればアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス)
- ・ホームステイ(必ず常に英会話をする機会が欲しい)
- ・1年次(当時)は授業とサークル、バイトに慣れたい
- 3年次には全休を作って、就活を進めたい ⇒ 2年次の夏休みor冬休み
でした。特に大学のプログラムで行きたい場合は、説明会や申し込み期間が3・4か月ほど前から始まることが多いと思われます。そのため、いつ行くにしても「逆算」して早めに意志を固めることをお勧めします。
外部のプログラムにしても同様です。大学生の長期休みは8回で、特に1・2年次の夏や春をどう過ごすかが将来にも繋がり、貴重です。思いっきり遊んで学ぶことをおすすめします!
とにかく、留学したい意志が少しでもあるうちは、家族に相談しながら、早めに行動しましょう! あっという間に学生生活が終わってしまいます泣
短期留学って意味あるの?【目標設定】

正直なところ、短期留学で語学力が格段にはあがることはないです!
しかし、個人的な体感ではありますが、英語を常に聞いていたことで自然に会話の内容が理解できるようになった気がしました! また、簡単な表現ではありますが、事前に頭の中で英語に変換しなくても話せるようになった感覚がありました。リスニングとスピーキング能力は少し伸ばせたと感じました。
つまり、短期間で実りのある留学にするかどうかは、自分次第だと思います。留学に行く前に必ず、どう過ごしたら自分が充実した海外生活を楽しめそうかを考えて意識するだけでも、現地での行動が変わってくるはず!
私の場合は、「自律的な生活をすること」「伝えたいことを遠慮しないで話す」という強気な目標を立てました(笑)
もちろんホストファミリーのサポートもしていただきましたが、できるだけ自分から行動を起こすことを意識しました。つまり、日本に住むときと同じ生活を営むということです。異なる場所で変わらぬ生活ができると自信にも繋がります!
アウトプットを続けることは、英語を用いるうえで大切だと実感しました。日本人は「察する」「空気を読む」文化がありますが、やはりアメリカでは黙ってしまうと”No idea?”と聞かれたり、会話が終わってしまいます。とにかく拙い英語でも翻訳機を使わずに話すと、多少時間がかかっても聞いてくれました!
ぜひ行く直前に、自分なりの目標を立ててみてください!
観光も自分たちで楽しむ!【休日プラン】





週末の休みに観光を楽しむことも充実した留学になること間違いなしです!
もちろん、プログラムにツアーが含まれている場合もあると思います。ですが、追加でツアーを申し込むと手数料が含まれ、少し高く見積もられている可能性が高いです。(一概ではありません)
私はホームステイ先にルームメイトがいました。その子と週末にどう過ごしたいかを考えて「Uber」とバスパス(メトロやバス)を併用していました。また、帰国のLA空港までも「Uber」を使って学校のサービスよりも安く、速く着くことができました!
「Uber(タクシー)」はレビューを見ながら料金やドライバー、車種なども確認でき、ドライバー到着までチャットでやりとりができるので安心です!割り勘システムは特に便利で、相手の電話番号等を登録すると、自動で割り勘分の値段のみを清算してくれます。
私は、ディズニーや水族館、ロサンゼルス周辺の観光地などへ訪れました! 一人では不安だと思いますが、ルームメイトや留学先の友人と出掛けられる機会があれば、自分たちで計画を立てて実行してみてください! ツアーでは得られない達成感やその時ならではのハプニングもいい思い出になります。
やっておけば良かったこと
ここでは、私が留学にあたり取り組んでおけば良かったことを紹介します。
- 事前にも英語学習をしておくべき
- 留学中に英語で日記を書く
- 留学後すぐに外部の英語試験を受ける
【1】私は語学系の学科で、2年次まで履修授業の半分以上が英語の授業でした。そのため、留学のために別で勉強はあまりしませんでした。ですが、やはり実際に行くと英語を常に使うという環境に慣れるのには3日ほどかかりました。短期の場合、英語で会話することに慣れるのはできるだけ時間をかけない方がより多くのことを吸収できます。そのため、「リスニング」や「スピーキング」は特に事前に力を入れておくといいかもしれません!
【2】日常において、どうしても「リスニング」「スピーキング」「リーディング」の技能を使うことが多いです。「ライティング」に関しては留学中にあまり磨けませんでした。考えたことやその日起きたことなどを紙に書き、先生や友人、ホストファミリーに添削してもらいながら推敲すると伸ばせるかもしれません!
【3】英語に慣れた感覚を忘れないうちに結果として残しましょう。私は受験に少し間が空いてしまいました。スコアは上がりましたが、もっと伸ばせたのではないかと少し後悔しています。TOEICよりもIELTSの方が4技能をより活かせるかもしれません。問題傾向がそれぞれ違うので、留学に行く前に目を通すと尚いいかもしれないです!
おわりに
今回は、LA短期留学記をお届けしました。
実は、初めての海外がこの留学でした。この留学が成功例とは言えないかもしれません。ですが、私はギュギュっと充実できたと自信をもっていえます!
どんなかたちであれ、自分自身が良い経験となる留学になればいいなと思います。「わからない」を恐れず、思いっきり挑戦してみてください!
この記事が参考になればとても嬉しいです。








