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No.263 Chacha

【銀座】観世能楽堂デビューは、参加して味わう能

2025.08.16

8月11日(月)~15日(金)に観世能楽堂で行われた『夏祭り能楽堂』というイベントに参加してきました! 正直私自身、能に以前から興味があったわけではありませんでした…。しかし、8月5日19:00~に放送されていた『プラチナファミリー』(テレビ朝日系)での能の特集をたまたま観て、せっかくなら実際に観てみたい!と思い、東京旅行の日程と被っていたため、参加することを決めました!

そもそも「能」って何?

能とは、室町時代(14世紀)に観阿弥・世阿弥親子によって成立した日本の代表的な古典芸能です。面と美しい装束を用い、専用の能舞台で上演される歌舞劇のことを指します。当時は、武家社会の公式芸能として、上流階級の人々に好まれていたそうです! そのため、能楽師は繊細・豪華で重厚な織物を身に着け、優雅で気品のある演出が特徴です。能楽師の方は、能は日本版のミュージカルだと表現されていました!

↓能の詳細は、能楽協会公式サイトから!

能楽堂はどこにあるの?

能楽堂は、舞台構造や音響・観客との距離などが工夫されており、それによって能独自の間や間合いを表現するため、能は能楽堂でしか演じられません。全国には、一定数の観客を収容できるものに限ると、80ほどの能舞台が存在しているそうです。

その中でも、今回訪れた観世能楽堂は、能の大流派のひとつ「観世流」の中心拠点です。場所は、GINZA SIXの地下3階!ブランドショップなどが並ぶショッピングモール内にあることは驚きです。都心からの利便性も高いため、沢山の外国人旅行客の方もこのイベントに参加されていました。会場内では、英語通訳できる方が能について説明していたり、ワークショップの内容は英語で同時通訳されていたので、会場内すべての人が楽しめる仕様になっていました!

イベント内容は?

・能面体験

能面とは、能舞台で身に着けられる伝統的な仮面を指します。そして、役柄や感情・神秘性を表現する上で、重要な役割を果たしています。中には、重要文化財に指定されていながら、実際の公演で使用されているものもあるそうです。

そんな能面を今回は実際に身に着ける体験をしました!全部で50種類以上の能面から気に入ったものを選択することができました。私は、会場で多くの方が手に取っていた般若の面を選びました! 間近で見るととても迫力があり、細部までこだわって作られていました。

・ワークショップ

ワークショップは、能舞台で行われました!能の代表的な演目である「船弁慶」の能面や装束の着付けを観ることができたり、仕舞を観ることができました!想像以上に迫力があり、思わずその世界観に入り込んでしまいました! また、ワークショップの後半には、能の所作や歌の稽古を実際に体験しました。最初は何も知らないのに大丈夫かな?と不安でしたが、能楽師さんの楽しいトークとともに会場は明るい雰囲気に包まれ、充実した体験することができました! 

・展示とフォトブース

展示では、観世宗家に伝来する貴重な装束・能面を観ることができました。どれもとても豪華で、このように美しいものが実際の舞台で着用されていると考えると、能の美しさを更に感じることができました! 

また、フォトブースでは、薙刀を持って撮影することができました。能楽師さんからレクチャーを受け、カッコいい写真になりました✨

・観世能楽堂限定グッズ

能楽堂内では、様々なグッズを販売していました!そして、このイベント限定で、観世稲荷護符の頒布や観世稲荷奉賛どらやきの用意もありました。 私は、沢山のグッズの中から、スヌーピーと観世能楽堂がコラボしたファイルを購入しました!購入できるのはここだけということで、とても良い記念の品になりました💖

能楽

まとめ

テレビでたまたま観たことをきっかけに、ふらっと訪れた観世能楽堂でしたが、能に興味を持つとても良いきっかけになりました!私たち大学生にとっては、難しそうでなかなか馴染みのない分野ではありますが、初心者向けの公演や小さい子でも楽しめる公演なども多く開催されているそうです!この夏は、新たな感性を広げるために、能を鑑賞しに行くのはどうでしょうか??

  • 出身地

    北海道出身

  • 身長

    153cm

  • 学年

    大学3年生

  • 推し

    乃木坂46♡

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