
エンタメ部
No.318 えんぴつ
【読書のすゝめ】映像化作品から読書初心者にもおすすめの本3選♯14
2025.08.27
夏休みも終盤に近づいてきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?時間のある今、ぜひおすすめしたいのが読書です📚
最近皆さん本を読んでいますか?本当は本を読みたいけど、活字はあまり得意ではない方、読みたいものが見つからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は比較的読書のハードルが低い、映像化された本の中から、私がおすすめしたい本をご紹介したいと思います!
百花 川村元気

葛西泉を女手一つで育ててくれた母・百合子は、ある日、認知症であることが発覚。過去のとある出来事から母との溝ができた主人公は、母を介護する中で、向き合うことのできなかった過去と向き合い、親子関係を見つめ直していく。
綺麗事だけでない、人間らしさを感じられる一冊だと思います。母が忘れていく一方で、泉が忘れていたことを思い出していく対比に、胸が苦しくなります。一方で、自分が気づいていなかった本来の姿や、本当に大切なことは何なのか、見つめ直すきっかけにもなる物語です👀
本日は、お日柄もよく 原田マハ

二ノ宮こと葉は、密かに想いを寄せていた幼馴染の結婚式で、伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞に衝撃を受け、弟子入りする。普通のOLとして過ごしていた彼女は、「言葉」に魅せられ、幼馴染の衆議院議員選挙では、スピーチライターとして支えるまでに。主人公が「言葉」を通じて、大きく成長していく物語である。
「言葉」には力がある、という意味が実感できる本だと思います📘スピーチと出会い、主人公が変化していく様は、私たちを確実にプラスの方向へと導いてくれます。主人公がスピーチを通して「言葉」に魅了されたように、この本の言葉たちに心動かされるはずです!
夜明けのすべて 瀬尾まいこ

PMS(月経前症候群)で感情がコントロールできなくなることがある藤沢と、パニック障害を抱える山添。初めは互いを苦手に思っていた2人が、それぞれの悩みに寄り添い、次第に互いを支え合う関係へと変化する。
瀬尾まいこさん自身、パニック障害を経験しているそうで、その描写はとてもリアリティがあります。女性と男性という2人は、恋愛感情とはまた違う相手を思いやる関係性で、生きづらい社会の中で、できることからやってみようという前向きな気持ちを与えてくれます。
最後に
本を手に取ることはハードルが高く感じる人もいると思いますが、まずは買ってみる、よくいる空間に置いてみるなど、身近な存在にすることが大事だと思います!また、映像作品を観ると原作も読んでみたくなることもあるので、合わせてチェックしてみるのもおすすめです🌟もちろんnon-noのような雑誌や漫画など、字が少ないものから手に取ってみても良いと思います🙆♀️日々の息抜きに読書をぜひ楽しんでくださいね📚








