
エンタメ部
No.303 なほ
【読書の秋】読書好き大学生が語る2025年読んでよかった本4選!
2025.11.18
こんにちは! No.303のなほです!
今回は読書の秋にちなんで、読書好きの私が今年読んで面白かった本を4冊紹介したいと思います!
なお、この記事には裏表紙や帯と同程度のネタバレが含まれます。あらかじめご了承ください。
松下龍之介『一次元の挿し木』

2025年の第23回『このミステリーがすごい!』大賞で文庫グランプリを受賞した作品です! 書店やSNSでよく目にしていたので、ミステリ好きとしてとても注目していました!
インドで発掘された200年前の人骨のDNAが、4年前に失踪した妹のものと一致したのをきっかけに物語は始まります。話の進め方が秀逸で、謎がひとつ解けたと思ったらまた別の謎が生まれて、最後まで本を読み進める手が止まりませんでした!
章節が細かく立てられていて、文章も非常に簡潔なので読みやすかったです! 普段あまり本を読んでいない人にもおすすめの、まさに「記憶を消してもう一度読みたい」作品です!
辻村深月『琥珀の夏』

『かがみの孤城』『善良と傲慢』で話題を呼んだ辻村深月さんの、2023年に文庫化された比較的新しい作品です。私は好きな作家と聞かれたら辻村深月さんと答えるほど大ファンで、辻村作品はほぼ全て読んだことがありますが、この作品は今年一読んでよかったと思うくらい気に入っています!
カルト団体〈ミライの学校〉の跡地から白骨遺体が見つかり、それが夏合宿で出会ったミカちゃんのものではないかと疑うところから物語は始まります。幼い日の友情と罪が溢れ出す、「記憶」がひとつのテーマといえる作品です。
文庫で600ページ越えという今回紹介している中で最もページ数が多い作品ですが、それを感じさせないくらい集中してすぐに読み終えてしまいました!
三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』

第135回直木賞を受賞し、映画化やドラマ化もされている作品です! 三浦しをんさんの作品にはずっと興味があり、ようやく今年初めて読むことができました!
まほろ市の駅前で便利屋を営む多田のもとに高校時代の同級生・弁天がころがりこんでくるところから物語が始まります。多田と弁天のバディが奇妙な依頼を受け、個性豊かな人々と関わっていくという面白おかしく心温まるストーリーが展開されます!
全体的にストーリーはつながっているものの章ごとに話が完結するため、さくさく読める作品だと思います! 『まほろ駅前番外地』『まほろ駅前狂騒曲』という続編もあるので来年ぜひ読みたいです!
俵万智『サラダ記念日』

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
タイトルからお察しの通り、国語の教科書によく載っているこの短歌が収録されている歌集です! 作者の俵万智さんは福井市育ちで私と同郷の先輩ということで、初めて歌集というものを読んでみました!
見開きに6つずつ短歌が並んでいて読みやすく、歌の内容もちょっとした日常のことや恋愛のことが主となっていてとても共感できました! ぜひお気に入りの短歌を見つけてみてほしいです!
まとめ
今回は、読書の秋にちなんで、2025年に読んでよかった本を4冊紹介しました!
全て文庫本で読みやすいものを選んだつもりなので、興味を持った方はぜひこの機会に読んでみてください!
また読書関連の記事を書きたいと思います!

-
出身地
福井県出身
-
身長
152cm
-
学年
大学2年生
-
推し
TWICEミナ
関連記事
エンタメ部の新着記事
-

エンタメ部
No.292 レナ
【骨格MBTI診断】『16 Body Personalities』なら似合うスタイルが簡単に見つかる!
2025.12.06
-

エンタメ部
No.301 のあ
【64タイプ性格診断】あなたはどのタイプ?性格の“深層”までわかる話題の診断を解説!
2025.12.06
-

エンタメ部
No.292 レナ
【Love Character 64】ラブタイプ診断の進化版! ラブキャラ診断が登場
2025.12.06
-

エンタメ部
No.181 みお
【Love Character 64】流行りのラブタイプ診断が、64タイプになって“ラブキャラ診断”として新登場!
2025.12.05



