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No.327 nt
ポップコーンが食べられない映画。『教場 Requiem』見どころまとめ
2026.02.23
2月20日(金)より上映中の「教場 Requiem」。「教場」シリーズファンにとって待望の今作。non-noモデルの岡本夏美さんと出口夏希さんも出演されています。今から観るという方の参考になれば嬉しいです。

背筋が伸びっぱなしの2時間半
ストーリー
舞台は警察学校。木村拓哉さん演じる風間公親(かざま きみちか)教官の担当する第3教場で、生徒に警察官として適性があるか否かのみきわめが行われていきます。本作で何度も登場する「君にはここを辞めてもらう」という風間教官の言葉と退校届、辞めた者の机のネームプレートが取り外されるシーンは、警察官になれない者をふるいにかける警察学校の様子をよく表しています。体力・忍耐・知識・協調性など総合的な力が試される警察学校の内部で次々発生する生徒の隠し事や不審な行為の真相を鋭い目で見抜き、先手を打つ風間教官の推理力が発揮されるシーンはとても面白いです。
見どころ
今作は205期生の警察学校での話と、警察が行方を追う十崎(とざき)の話が同時進行していきます。風間教官の現在と過去とが関係するシリーズ集大成となります。205期生の卒業式で何が起こるのか。十崎は姿を見せるのか。警察学校で次はどんな問題が起こるのか。エンドロール後に何が起こるのかも注目ポイントです。
暴行のような直接的に怖さを感じる演出からではなく、風間教官の隙がない冷徹さや最後まで何が起こるか分からない怖さから緊張が止まりません。背筋を伸ばしたままあっという間に2時間半の上映が終わりました。木村拓哉さん演じる風間教官の無駄な動きなく生徒を正しい方向へ導いていく、静かで芯のある演技が教場の独特な空気を作っています。
まとめ
第3教場の門下生と新たに入学した205期生、過去の退校者、因縁の相手である十崎。過去と現実が絡み進行していくテンポの良さで飽きずに観られます。何が起きてもまったく動じない風間教官の目はいつも真実をまっすぐ見つめており、その目に視聴者まで試されているようです。「教場」シリーズならではの警察学校内で次々と発生する問題とミステリー要素はそのままに、話はどんどん進んでいき、映画の最後にはもう206期生の入学が楽しみになります。ぜひ劇場で第3教場の生徒になった気分で見てみてください!
Information
映画「教場 Requiem」
原作: 長岡弘樹「教場」シリーズ(小学館)
監督:中江功
脚本:君塚良一
前編:映画「教場 Reunion」(Netflixにて配信)







