グルメ＆ライフ部

No.056 ごっふぃー

【神戸】異国情緒あふれる街♪ 塩屋で海を眺めながらレトロなお散歩

2023.07.26

今回ご紹介するのは、塩屋。
海と外国文化とレトロな街並みが特徴の、穏やかな街です。

塩屋ってどんな街？

神戸市の西に位置する街。

下の地図でいうと★で示した辺りにあります。

JR神戸線の塩屋駅、または山陽電車の山陽塩屋駅・滝の茶屋駅で下車するのが便利です。

「神戸は都会」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、塩屋は昔ながらの趣が残る街。
静かでゆったりとした時間が流れています。
この雰囲気に魅せられ、各地から移住してくる人も少なくないのだとか。

昔ながらの雰囲気が残る商店街
七夕の時期だったためか、川に短冊や風鈴が飾られていました！

塩屋の最も魅力的なポイントは、海を綺麗に見られるところ。

北から南にかけて下り坂になっている所が多いため、水平線まで海を見渡すことができるんです！

時間も忘れて青い海を眺めていると、とても開放的な気分になれます。

都会の喧噪から逃れてゆったりお散歩できる塩屋の街。

今回は、そんな塩屋で特におすすめのスポットを３つご紹介します！

旧グッゲンハイム邸

塩屋の海を見渡す高台にある洋館。

明治～大正時代には外国人のご家族など複数の方が実際に住んでいたそうです。

取り壊すことも検討されましたが、その歴史的価値が認められ、現在ではパーティーや音楽会など幅広い用途で使用される施設として残っています。

普段は一般公開されていませんが、毎月第３木曜日に無料見学会が行われており、建物内を自由に見て回ることができます。
私も今回、第３木曜日の無料見学会にうかがいました。

コロニアル・スタイルと呼ばれる洋風のデザインと、100年以上の歴史を物語る木の褪せた質感がレトロ好きにはたまりません♡

緑を基調としたシックな内観♡
１階と２階をつなぐ階段。褪せた木の質感がたまりません！

１階のテラス。青い芝生を眺めながら一息つけます。
旧グッゲンハイム邸に関する資料も閲覧可能！

おそらく昔に使われていたであろう暖炉。今はふさがれています。
緑であふれる庭。住人の方は日本文化がお好きだったのか、灯籠などが設置されています。

また旧グッゲンハイム邸は高台にあるため、２階南側の窓からは青い海が一望できます。

この家にお住まいだった方は、毎日この窓から海を眺めていたのではないでしょうか？
同じように窓から外を眺めると、昔の人と心通わせることができたような気がします。

明治・大正レトロな雰囲気が好きな方にぜひおすすめしたいスポットです！

○Information

〈住所〉兵庫県神戸市垂水区塩屋町３-５-17
〈一般公開日〉毎月第３木曜日
〈開館時間〉12：00 ～ 17：00
〈Tel〉078-220-3924
〈入館料〉無料
〈予約〉不要

旧グッゲンハイム邸 Instagram

旧グッゲンハイム邸公式HP

グルメ

グルメ編では２つのお店をご紹介します！

Ryu Cafe

2021年にオープンしたばかりの、本格的な台湾料理や台湾茶を堪能できるカフェ。

お店は古民家的な暖かい趣と台湾の雰囲気がミックスされた、とても落ち着く内装です。

注文したのは、台湾の伝統的なスイーツ・豆花（トウファ）と、台湾ならではのドリンク。

〈左〉台湾クラシックフルーツティー（￥600）、豆花（￥700）〈右〉ウーロンラテ（￥600）、豆花（￥700） — 〈左〉台湾クラシックフルーツティー（￥600）、豆花（￥700）〈右〉本日の台湾茶（￥500）、豆花（￥700）

季節のフルーツを使用しているという「台湾クラシックフルーツティー」。
今回は、パイナップルジャム・キウイ・パッションフルーツ・オレンジなど、夏らしい爽やかな果物がごろごろ入ったものをいただきました。
果実の食感や種のぷちぷち弾ける感覚を味わえる、フルーツ好きにはたまらない一品です♡

この日にいただいた「本日の台湾茶」は、竜眼の花の香りをプラスしたという烏龍茶。
渋みがありつつもすっきりしており、甘いお菓子にぴったりでした！

メインの「豆花」は、ご近所にある豆腐店の豆乳を使用した豆花、豆花が浸るほどたっぷりのジャスミンスープ、それに緑豆・ハトムギ・白キクラゲ・パイナップルなどが加わって、とってもヘルシー。
甘さ控えめの豆花と、優しい甘みのジャスミンスープの相性が抜群です。
白キクラゲのぷるぷる、ハトムギのほくほくなど、一皿で様々な食感が楽しめるのも嬉しい。
パイナップルで酸味も追加されるのでさっぱり食べられます。