留学ってすべき？新入生から考えたい海外留学とワーホリ解説！ー就活への活かし方もガイド

大学生にとって「海外留学」や「ワーキングホリデー（ワーホリ）」は、気になる選択肢の一つではないでしょうか？異文化体験や語学力向上だけでなく、就職活動にも役立つと言われるこれらの経験。ですが、「本当に自分に合っているのか？」「就活にどう活かせるのか？」と迷うことも多いですよね。費用と時間かかるぶん、慎重になるのも当然です。

私自身、台湾で半年間の交換留学を経験しましたが、正直、行く前には不安がいっぱいでした。しかし、帰国後には「留学してよかった」と心から感じました。この記事では、留学やワーホリを検討している新入生や大学生向けに、メリット・デメリットやリアルな経験談、そして就活への活かし方について詳しくお伝えします！

記事を書いているのは……
大学３年生の就活中、もっと視野を広げたいという思いから留学を決意。台湾で半年間、交換留学制度を使って英語の授業を受講しました。私の体験談はもちろん、周りの留学経験者の意見も集めたのでぜひ最後までご覧ください♩

大学生エディターズNo.246 Sakimi

留学ってどんなことが得られるの？メリットを徹底解説

留学を考えるときに真っ先に思い浮かぶのが「語学力の向上」。もちろん、これは大きな魅力ですが、それ以上に得られるものがたくさんありました。

むしろ「語学力の向上」だけが目的だと危険！？

留学すればネイティブと話して語学力が伸びる」と思いがちですが、実際はそうとは限りません。現地では意外と一人の時間が多かったり、授業や生活の中でネイティブと会話する機会が少ないことも。また、今はオンライン英会話やアプリで手軽に語学力を高める方法も充実しています。

だからこそ、留学を成功させるには「語学力向上」だけでなく、学びたい専門分野や挑戦したい分野があることが重要です。目的意識を持つことで、留学が単なる語学習得以上の価値ある経験になります。語学はあくまで手段であり、その先にある「リアルな学び」を見据えましょう。

現役大学生が考える留学のメリット3選

• 異文化適応力が身につく

台湾の文化はそれほど日本と異なっているわけではありませんでしたが、それでも食や寮生活など初めは戸惑うことばかりでした。外食が主流だったので、放課後みんなで火鍋屋さんに行ったり、授業スタイルがディスカッション主体だったりと、留学ならではの学生生活を送ることができます。衛生環境や交通面などでやや不便もありましたが、その都度自分で対応策を考え、柔軟に適応する力がついたと感じます。

• 自分を見つめ直す機会に。主体性が養われる

交換留学では、授業選択や生活のすべてが自分次第。待っているだけではコミュニケーションや学びのチャンスは生まれず、アクティブに動く必要があります。また、新しいコミュニティで1から人脈を築くので、対人関係における自分の強みと弱みを見つめ直す機会にもなりました。

• 人脈が広がる

留学中に出会った友人や先生たちは、今でも私にとって大切な存在です。特に国際的な場面でつながりを持てることは、就活やその後のキャリア形成においても心強い武器となります。現地でディスカッションを通じて培った友情や、課題解決に取り組んだ経験は一生の財産です。

ワーキングホリデーとは？留学との違いをチェック

一方、ワーキングホリデーは、「働きながら現地で生活する」ことが最大の特徴です。日本では大学を卒業後に挑戦する人も多いですが、大学生の間に体験することで、将来のキャリア選択に役立つ場合もあります。

実際にオーストラリアのワーホリに行った経験のある先輩に聞いてみました！

Q.ワーホリって職探しが大変って聞くんですが、実際のところどうなんでしょうか？
きちんと履歴書を用意して自分を売り込みに行くことが大切！それが難しい人が苦戦していたイメージ。ワーホリで働いている人が多い都市に行ったので、空いたポストに積極的に応募していました。メディアで言われているほど大変ではなかったかな。

Q.どのくらい費用がかかるんですか？
私はエージェントを使わなかったので、航空券と初期費用（家探しや家賃代）のために30万円だけ貯金しました。ルームシェアで家賃を抑えて、食事も自炊していたので働き始めてからはお金がすぐ貯まったかな。10ヶ月だけだったので±の収支でいうとそれほどお金はたまらなかったけど、もっといればかなりお金が稼げたかなと思います！

Q.英語力は向上しましたか？
思っているより伸びなかったのが正直なところ。接客会話や日常レベルの会話は自信が持てるようになったけど、ネイティブレベルにはまだ程遠いです。ただ、会話の基礎は掴めたので、日本にいながらもオンライン英会話で伸ばそうと思っています！

結論、「行ってよかった！」の声を聞くことができました。私はワーホリと迷った結果、大学の交換留学で渡航したのですが、ワーホリには「生きた英語が身につく」「年代さまざまな友人ができる」「お金を稼ぐことができる」などメリットが多いなと感じました！

留学やワーホリをどう就活に活かす？

• 語学力をアピール

留学経験は語学力の証明になりますが、単なるスコアだけでなく、実際に活用したエピソードが重要です。現地の授業で発表した、インターンに参加したなど「使える語学力」をアピールできます。

• 主体性や柔軟性を伝える

企業が注目するのは、留学先での行動力や適応力。「新しい環境に飛び込んで何を成し遂げたか」を強調するのが大切！私も就活時に、「不安だった状況をどう打開し、成果を出したか」を伝えたことで、ポジティブな印象を与えることができました。

• 国際的な視野を活かす

留学やワーホリを通じて得た国際感覚は、グローバル展開を視野に入れる企業で大きな武器となります。特に文化の違いを理解し、他者と協働できる力は、どんな職場でも役立つスキルです。

留学生向け就活イベントもチェック！

海外留学中や帰国後の就職活動を考えるなら、留学生向け就活イベント「ボストンキャリアフォーラム（ボスキャリ）」は見逃せません。毎年11月に開催されるアメリカ・ボストンで開催されるボスキャリは、世界中から多くの日本語バイリンガル留学生や経験者が集まり、グローバル企業と直接つながる絶好のチャンスです。

短期間で効率的に複数の企業と面接ができるのが魅力で、内定獲得の場として非常に人気があります。事前のエントリーや企業研究が鍵となるため、早めの準備が◎夏には東京・大阪での開催もあるので常に最新情報をチェックしましょう！

ボスキャリの詳しい情報はこちらから！

留学やワーホリは「自分を広げる」挑戦、学生生活で一度はチャレンジしてみては？

海外留学やワーキングホリデーは、自分の視野を広げる絶好のチャンスです。語学力だけでなく、適応力や主体性、そして国際的な視野を身につけることで、自分自身を成長させられる経験となります。新入生の皆さんも、ぜひ「今だからこそできる挑戦」として検討してみてください。そして、迷ったときは大学で開かれている説明会や英会話カフェなど小さな一歩から始めてみるのがおすすめです！