パリでHANAMI #32

春のやわらかな日差しに誘われて、パリ郊外のソー公園（Parc de Sceaux）までお花見に行ってきました。パリでは桜がとても人気で、HANAMI（花見）という日本の伝統がそのまま輸入されています。春になると多くのフランス人が公園や庭園で桜を愛でながらピクニックを楽しんでいます。ソー公園はパリ中心部からRER B線でわずか30分ほど。都会の喧騒を離れ、満開の桜に包まれながら、まるで日本に帰ったかのような心地よさを味わえます。春のパリでぜひ訪れてほしいお花見スポットです。

フレンチなピクニック

バゲットにチーズ、季節の果物を揃えて、フレンチスタイルのHANAMIを楽しみました。青空の下で頬張るバゲットの味は格別。春の光と桜の景色がさらに特別な時間にしてくれました。

桜の下で過ごす、午後のひと時

ピクニックの後は、芝生でお昼寝をしたり写真を撮ったり。桜の花びらは日本のものより色が濃く、青空とのコントラストがいっそう美しく感じられました。穏やかな陽気と、人々のくつろぐ様子があまりにも心地良かったです。

アクセス

ソー公園へはRER B線（郊外線）に乗って向かうのが便利です。最寄り駅はParc de Sceaux駅、Sceaux駅、Croix de Berny駅の３つ。どこの駅で降りても徒歩15分程で到着します。私はSceaux駅を利用しました。駅と公園の間に市街地が広がっているからです。マーケットやベーカリー、フルーツ店に寄り道できるのが楽しい！ピクニックの食材を現地調達しようとしている方におすすめです。

まとめ

パリのHANAMI、いかがだったでしょうか。ソー公園は広大な敷地を誇る公園で、お花見の季節でなくてもピクニックに訪れる価値があります。整備された西洋庭園は、日本庭園とはまた違った魅力にあふれています。公園内には運河が流れ、水面を背景にした写真はとても美しいです。青々とした緑の小道も散策するだけで心を癒してくれます。いつ訪れても、その魅力を存分に楽しめる場所です。