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No.198 lico

【ドイツ料理】留学中、お家で世界を旅する自炊 #34

2025.05.29更新日:2025.06.02

ドイツのスパークリングワインが手に入ったこの日はドイツ料理の日。ジャーマンポテトと、旬のアスパラガスを使った前菜を作ります。

ジャーマンポテトの材料

※2人前

  • ジャガイモ: 400gくらい
  • ベーコン: 200g
  • ニンニク: 1片
  • 玉ねぎ: 1個
  • 粒マスタード: 小さじ1からお好みで
  • ハーブソルト、胡椒: 適当

ジャーマンポテトのレシピ

  1. ジャガイモの下ごしらえ
    一口大に切ったジャガイモを、水から火にかけて沸騰しないように弱めの火加減で約20分ゆでる。竹串が少し力を入れれば通るくらいが目安。炒める工程があるので、ゆですぎに注意。
  2. 冷ます(できれば)
    ゆであがったジャガイモは、水気を切って粗熱を取り、可能であれば冷蔵庫で冷やすとしっとり仕上がる。
  3. 具材を炒める
    フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを弱火で炒める。香りが立ったら、玉ねぎとベーコンを加えて炒め、玉ねぎがしんなり甘くなるまで加熱。
  4. ジャガイモを加える
    下ごしらえしたジャガイモをフライパンに加え、他の具材となじませながら炒める。
  5. 仕上げの味付け
    粒マスタードとハーブソルトで調味し、全体をさっと混ぜたら完成。

ホワイトアスパラガスの調理

  1. 下準備
    ホワイトアスパラガスが穂先から根元まですっぽり入る鍋またはフライパンを用意します。
  2. 皮をむく
    根元を2cmほど切り落とし、穂先から3〜4cm下あたりから根元に向かって、ピーラーで表面の皮をむきます。
    ※ここで出た根元や皮は捨てずにとっておきましょう。後で一緒にゆでることで、香りがより豊かになります。
  3. ゆでる
    アスパラガスと一緒に、切り落とした根元や皮も加えて、竹串がすっと通るくらいまでやさしくゆでます(目安は10〜15分程度)。火を止めたら、粗熱をとって冷蔵庫で保存。
    ※水に浸したままなら2〜3日保存可能です。
  4. ゆで汁も活用!
    アスパラガスの香りと旨みが溶け込んだゆで汁は、絶対に捨てないでください!リゾットや炊き込みご飯、スープのベースなど、いろいろ活用できます。

オランデーソースのレシピ

材料

  • 卵黄: 1個分
  • レモン汁: 小さじ1
  • 塩: 少々
  • こしょう: 少々
  • 溶かしバター: 30g

手順

  1. 耐熱容器に卵黄、レモン汁、塩、こしょうを入れて泡立て器でよく混ぜる。
  2. フライパンの底から2cmほどの水(分量外:適量)を入れて中火で熱し、底に気泡ができる程度になったら弱火にする。1の耐熱容器をのせて白っぽくもったりとするまでよく混ぜる。
  3. 湯煎からはずし、溶かしバターを少しずつ加えながらなじむまでその都度よく混ぜる。

今日の食卓

ホワイトアスパラガスは春が旬。ドイツの食卓には欠かせない存在で、フランスでも春の訪れを告げる食材として親しまれています。レモンの香りがほんのり効いた濃厚なオランデーソースと合わせて、シンプルながら贅沢な一皿になりました。

一方、ジャーマンポテトは、ベーコンの旨みが溶け込んだじゃがいもが主役。ベーコンの脂でキリリとしたドイツのスパークリングワインがすすみます。今回合わせたワインは、スパークリングながら樽の香りがしっかりと感じられ、ジャーマンポテトとの相性が抜群でした。

まとめ

ジャーマンポテトの魅力は、なんといっても世界中どこにいても材料がそろうこと。じゃがいもとベーコンの組み合わせは、シンプルなのにしっかり満足感があって、お腹も心も満たしてくれます。

そして今回の調理で出たホワイトアスパラガスのゆで汁は、コーンご飯を炊くときに使いました。春の香りを閉じ込めた炊き込みご飯。その時の食卓の様子は、また次回ご紹介します♪

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  • 出身地

    愛知県

  • 身長

    159cm

  • 学年

    大学3年生

  • 推し

    Mrs. GREEN APPLE

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