【振袖 in Paris】自分らしい成人写真を #36

4月下旬、パリにもやわらかな春の日差しが降り注ぐ頃。この街で振袖の写真を撮りました。
オートクチュールの舞台で、日本の伝統衣装・振袖を身にまとい、たくさんの方々から温かなまなざしをいただいた特別な1日。異国の地で改めて感じた、日本の美しさと誇り。澄み渡るパリの空に晴れやかな気持ちを重ねながら、その一瞬一瞬を大切に心に刻みました。
今回は、そんなパリで迎えた成人式の1日を振り返ります。

3:30 支度開始

日の出の6:30に最初の撮影スポットに到着するため、早朝から準備が始まりました。メイクさんと着付け師さんに来ていただき、まだ外が暗いうちから支度を進めました。

6:30 トルカデロ広場

朝日が昇るのと同時に、最初の目的地であるトルカデロ広場に到着。日中は観光客でにぎわうこの場所も、早朝は驚くほど静かで、別の場所のようです。誰もいない広場に立ち、目の前に広がるエッフェル塔をひとり占めできる贅沢な時間でした。

7:40 ルーブル美術館

次に向かったのはルーブル美術館。フランスの伝統建築と、モダンなガラスのピラミッド。シュリー翼の裏手から差し込む朝日に照らされながら、撮影は続きます。

8:10 チュイルリー庭園

ルーブル美術館の後に向かったのは、目の前にあるチュイルリー庭園。朝日を反射する池の水面が美しかったです。

8:30 パレ＝ロワイヤル

次に向かったのは、チュイルリー庭園から徒歩5分ほどの場所にあるパレ＝ロワイヤル。
乳白色の柱が並ぶクラシックな西洋建築が印象的で、落ち着いた雰囲気の中にモダンな空気も感じられます。敷地内には青葉が茂る小路もあります。

カフェで休憩

カフェでコンチネンタルブレックファーストを食べて一休み。

12:10 ビラケム橋

メトロ6番線が通る橋の下。雨の日でも撮影が可能です。

20:00 モンマルトルの丘

一度帰宅してひと休み。日が傾き、光がやわらかくなるのを待って、最後に向かったのはモンマルトルの丘でした。パリの街を一望できるこの場所で、旅の締めくくりにふさわしいカットを撮影しました。

撮影協力

最後に、今回ご協力いただいた日本人の着付け師さんとカメラマンをご紹介します。フランス、パリでの写真撮影をお考えの方は、ぜひお二方にお声掛けください。

着物でパリ　レオッタ＝香奈様

自由が丘装道きもの学院にて着物アドバイザー及び着付師免状取得

1997年よりパリ在住。「着物でパリ」主宰。ブライダル和装/七五三/成人式/記念撮影等、パリ​市内からヨーロッパ圏内にて着物撮影衣装を貸出・着付け。　

カンヌ映画祭における衣装の貸出や着付をはじめ、パリ・ミラノ・ドイツでも多数の著名人の着付けを担当。着物雑誌やCM撮影にも協力。

先日行われていたカンヌ映画祭では、俳優・吉田羊さんの着付けを担当なさっていました。（吉田羊さんインスタグラム）パリを拠点に世界中へ日本の美しい伝統を発信なさっています。丁寧かつ迅速なお仕事と、前向きな姿勢にたくさんの刺激をいただき、私にとって憧れの存在です。

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カメラマン　Rintaro様

日本の大学を卒業後、フランスの大学院へ留学。現在はパリにて就業。写真は本職ではありませんが、その腕前はプロ同然！柔らかいタッチの撮影が得意で、ヨーロッパの街並みにぴったりです。

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