グルメ&ライフ部

No.245 Sakimi

【保存版】韓国行ったらこれ食べて!おいしいだけじゃない!知って楽しいグルメガイド2025

2025.06.16

韓国旅行での楽しみといえば、やっぱりグルメ!

人気のサムギョプサルやカフェスイーツももちろん最高ですが、どれもおいしいだけじゃなくて、その土地の空気やストーリーごと、まるごと味わえるのが韓国グルメの魅力なんです!

この記事では、そんなリアルな体験をもとに、知って楽しい&食べておいしいグルメをご紹介。2025年、韓国に行くならこのガイドが旅のおともにぴったりです♡

記事を書いているのは
日本政府が実施する対日理解促進プログラム「JENESYS2024」大学生訪韓団に参加した大学4年生です。プログラムの中で味わった、韓国の家庭料理からおもてなしの食事までたっぷりご紹介します!

プログラムの様子

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1.伝統的な韓国料理はマスト!-ポッサム・チヂミ・チャプチェ

韓国に来たなら、やっぱり外せないのが伝統料理です。パンチャンと呼ばれるおかずとご飯とスープの献立が一般的で、たくさんの料理を提供することがおもてなしとされています。

今回食べたメニューはこちら!キムチやスープはもちろん、ポッサム・チヂミなどの料理を楽しみました。

・ポッサム

蒸し豚をサンチュやエゴマの葉、大根キムチでぴったり包んで頬張る。噛むほどに肉のジューシーさと野菜のさっぱり感が重なって、止まらなくなる美味しさです! 熟成キムチとの組み合わせは、甘みと辛みの絶妙バランスで、新鮮な発見でした。

◎ポッサムとサムギョプサルの違いは?

見た目が似ているので混同されがちですが、ポッサムとサムギョプサルは、実は調理法が異なります。

ポッサムは「茹でた豚を包んで食べる」、サムギョプサルは「焼き豚を包んで食べる」、またポッサムが家庭料理の印象が強い一方で、サムギョプサルは外食の定番メニューでにぎやかに楽しむ雰囲気があります。

・チヂミ

現地では「雨の日=チヂミの日」のイメージが根強いそう。チヂミを焼く音が雨音に似ていたり、買い物に行かなくても家にあるもので簡単に作れたりすることが由来だそうです。

「チヂミ紳士」という曲をSEVENTEENがカバーしています!

・チャプチェ

韓国の食卓ではおなじみの春雨炒め。チャプチェは、にんじん・玉ねぎ・ほうれん草など色とりどりの野菜と、甘辛く味付けされた牛肉を、もちもちの春雨と一緒に炒めた一品です。学校給食で食べたことがある方も多いはず。やさしい甘さとごま油の香ばしさが広がって、思わず笑顔になる味です。

チャプチェのルーツは王様に献上されていた宮廷料理なんだそう。今では誕生日やお正月などのハレの日に欠かせない定番メニューになっています。韓国の家庭料理の中でも、手間がかかるぶん「大切な人にふるまう料理」として親しまれているそうです。

2.グループ旅行で絶対に食べたい!-タッカンマリはコスパも最高

大きなお鍋に鶏がまるまる一羽分。これで3-4人前です。

友達と一緒に行くならシェアして楽しむ韓国グルメが最強です。なかでもタッカンマリ(鶏一羽鍋)は、みんなでつつく楽しさ&味&お得感があるのでぜひ試してみて欲しいです。ソウルには有名なタッカンマリのお店が多くあります。

透明なスープでじっくり煮込まれたタッカンマリは、鶏の旨みが凝縮。付け合わせの酢しょうゆに唐辛子やニンニクを入れれば、自分好みの味に調整できちゃいます。

大鍋を囲んで、箸を入れる瞬間のワクワク感は格別。友達同士で鍋をつつきながら、自然と会話も盛り上がります。しかも具材もボリュームたっぷりでひとり2,000~3,000円程度とコスパも抜群!ぜひチャミスルも一緒に♡

韓国のスープ文化やシェア文化をそのまま体験できるタッカンマリ。現地の大学生と一緒に食べたこともあって、韓国の学生ライフを垣間見るような感覚がありました。

3.二度目の韓国で食べたいのはガイドブックに載っていないグルメ-韓国トンカツ・平壌冷麺

・韓国トンカツ

見た目はハンバーグのような韓国トンカツ

王道グルメをひと通り味わったら、次はローカルな定番メニューをぜひ。

韓国トンカツは日本のトンカツと似ているようで、味もスタイルも少し違います。ケチャップベースの甘めソースがかかっていて、付け合わせにはコーンや、千切りキャベツなどがワンプレートに。どこか懐かしい洋食の雰囲気があります。

また、トンカツとさつまいもペーストが一緒にあげられているので、一枚で満腹になります。価格も1,000円程度と手軽で、学生街では定番のメニューのようです。

・平壌冷麺

朝鮮半島の食文化を代表する料理の一つ、平壌冷麺。韓国でよく見るピリ辛の冷麺とは違い、スープは淡く澄んでいて、味つけもとてもシンプルです。そば粉入りの麺は少し灰色がかっていて、歯切れがよく、スープとよくなじみます。

少し疲れが出てきた頃に食べたのもあり、体の内側がすっと落ち着いていくような感覚がありました。飲み干したくなるようなやさしい出汁の香りが印象的です。

4.フォトジェニックな韓国カフェは外せない!-アメリカーノはぜひ試してみて◎

韓国を訪れて感じたのは、街のどこを歩いても、おしゃれなカフェがすぐ見つかるということ。デザイン、メニュー、空間すべてに世界観があり、どのお店も思わず写真を撮りたくなる魅力でいっぱいでした。

滞在中は多くのカフェを訪れました♡

韓国のカフェ文化はインテリアの可愛さだけではなく、ドリンクメニューにも個性が光ります。フルーツがごろっと入ったエイド系、クリームたっぷりのラテ系、ハンドドリップ系などなど…選ぶのも楽しいけれど、現地でぜひ一度は頼んでみてほしいのがアメリカーノ。

日本では「苦そう」「薄いのでは?」というイメージを持たれがちなアメリカーノですが、韓国ではカフェの定番中の定番。量が多いのに、飲みやすくてすっきりしているのが特徴です。寒い冬の日でも韓国の方はアイスアメリカーノを好んで注文するようです。それを表現する言葉「凍って死んでもアイスアメリカーノ」が造語として使われるほどです(笑)

もちろん私も注文しました。寒かったのでアイスは頼めず(笑)
韓国限定フレーバーが多くあるのでサーティーワンもカフェ巡りに欠かせません!

5.地域ごとのグルメを楽しみたい!-明洞、全州、釜山

韓国はエリアごとに食文化の個性が光っていて、移動するたびに新しいおいしさに出会えるのが魅力です。今回は、訪れた3つの都市で体験した、印象深いグルメをピックアップしてご紹介します!

・明洞餃子(ソウル・明洞)

ソウルの真ん中・明洞(ミョンドン)は、ショッピングもグルメもぎゅっと詰まった王道エリア。なかでも外せないのが「明洞餃子」。看板メニューの「カルグクス」は、やさしい鶏ベースのスープに、つるっとした自家製麺が絡む一杯。添えられた餃子は、日本の焼き餃子とはちがって蒸しタイプで、ジューシーなのに重くないのが特徴です。

注文からわずか2分ほどで出てきました!

・ビビンバ(全州)

全州(チョンジュ)は、韓国南西部にある歴史ある都市で、ビビンバの本場として知られています。観光エリアの韓屋村では、昔ながらの家屋を改装したレストランが並び、どこに入っても伝統の味が楽しめます。

実際に食べたビビンバは、ナムルの一つひとつにしっかりとした味がついていて、混ぜる前から美味しい。ごはんは石鍋で提供されていて、おこげまで楽しめるのがうれしいポイントです。

目の前でかき混ぜてもらいました。圧巻!

さらに印象的だったのはキムチの味の違い。ソウルよりも全体的に塩気が控えめで、熟成感が強め。土地の気候や漬け方の文化が味に出ているのが面白いです。

全州の伝統的な食事スタイル。

・海鮮(釜山)

韓国第二の都市・釜山(プサン)は、港町ならではの海鮮グルメが名物。ビュッフェスタイルで様々なメニューをいただきました。

様々なバリエーションで海鮮が楽しめます!

6.韓国の学食にも潜入!-まるでドラマな韓国グルメ

旅行中にその国の大学に立ち寄る機会は少ないですが、実はとてもおすすめ。観光地では味わえないリアルな日常に触れられて、ごはんも美味しくて、しかも安いんです。

今回訪れたのは釜山大学の学食。メニューは決まっていますが、好きなryぷをプレートに盛り付けていくスタイルです。トンカツやサラダ、ナムル、キムチなど日常的な料理が食べられます。韓国の学生生活を観察するのも楽しいポイントです◎

ワンプレートスタイルです

おわりに-旅行では韓国グルメの奥深さをぜひ味わって♡

今回紹介した韓国グルメは、どれも実際に現地を訪れて出会ったリアルな味ばかり。観光地の人気店から、学生が通う学食まで、同じおいしいでも、場所や人によって感じ方は少しずつ違ってきます。

だからこそ、旅先ではガイドブックだけに頼らず、ふと目に入ったお店に入ってみたり、現地の人のおすすめを聞いてみたりするのがおすすめ。食べることを通して、その土地の日常や文化に少しだけ近づけるはず。

次に韓国を訪れるときは、今回のグルメガイドをきっかけに、自分だけのおいしい旅の記憶を見つけてみてくださいね〜♡

  • 出身地

    石川県

  • 身長

    155cm

  • 学年

    大学4年生

  • 推し

    地方国立大の4年生で、現在はノルウェーに留学しています!ヨーロッパの最新トレンドや旅行記事、カフェ情報をお届けします♩

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