
グルメ&ライフ部
No.298 咲
【オタク必見】ラジオで読まれるメールの書き方【推し活】
2025.07.04
推しのラジオで自分のメールが採用されたい!
オタクなら誰もが1度は思うこと。
そこで今回は、私が中高生時代をかけて見つけた“採用されるメール”の書き方を徹底解説します!
メールの書き方
基本的な流れ
《挨拶》
↓
《本題》
↓
《締めの言葉》
《挨拶》とは
まずはラジオネームで自身の名前を名乗りましょう。
次にパーソナリティや放送作家の方への挨拶をします。
その後は「初めてメールを送ります。」や「毎週楽しく拝聴しています。」のような一言(★)を入れると本編に入りやすくなります。
(例)
ラジオネーム : 〇〇
【パーソナリティの名前】さん、こんばんは!
いつも楽しく聴いています。
《本題》とは
ふつおた(普通のお便り)やコーナーメールなど、様々な種類があると思いますが、1番伝えたいことはこのパートで書きます。採用されるか否かはほぼここで決まると言っても過言では無い……!?
ポイントは自分なりの感情表現を入れること!ベースは「嬉しかった」や「悲しかった」のようなもので構いません!そこに自分の感想を入れることであなたにしか書けないオリジナリティ溢れるメールに仕上がります。
前置き(前情報)→ 1番伝えたいこと→ 感想
の流れで書くとスムーズかつ無駄のない構成になります!
《締めの言葉or質問》 (★)
最後は締めの挨拶か、パーソナリティへの質問で終わりましょう。
注)ラジオによっては《締めの言葉》がない方が簡潔で読まれやすかったり、作家側で削除されたりすることもあります。
送りたいラジオで読まれているお便りをよく聞いて書きましょう!
注意点とポイント
①とにかく簡潔に
書けば書くほど言葉が溢れて、つい長文になってしまう気持ちは痛いほどわかります。
しかし!!!ラジオメールは簡潔さが命。心を鬼にして不要な箇所はどんどん削り洗練された文章を目指しましょう!
削りどころがわからない場合は(★)の箇所から消していくのがオススメ。
②一文は短く
一般的に一文は50字前後が読みやすいとされています。
口頭だと気になりませんが、メールなどで視覚化すると、一文が長い文章はとても読みにくいです。読んでいるうちに内容が迷子になることも多々……
パーソナリティやリスナーが1回で読んで、聴いて理解できるように一文は短くしましょう。
③改行を上手く使おう
私が以前メールを送っていたラジオの構成作家の方は、採用の際に「改行が上手くされているか」を見ていると仰っていました。
内容に合わせた改行で見やすく読みやすいメールを目指しましょう!
④読点も上手く使おう
パーソナリティはその場でメールを受け取ることもあるので(特に生放送)文章の流れや構成は読み上げながら理解する必要があります。
そんなとき読点「、」はスムーズに読み上げるための道しるべとなるのです!
⑤ありのままの気持ちを書こう
かっこいい表現を使ったり、面白いことを書いたりした方が見栄えも良くて採用されそうですよね。
しかし、個人的には自分の心に正直に書けば書くほど採用される傾向にありました(大喜利メールでないかぎり)。
相手はプロです!採用されたい一心で思ってもないことを書くと案外見抜かれるものです。逆も然り。
自分の素直な気持ちを言葉にしてください!
いざ、書いてみよう!
①メールの内容を考える
まずは、何について書くのか、おおまかな内容を考えましょう。
②流れに沿って書く
考えた内容をもとに、上記の流れに沿って、注意点とポイントを踏まえながら実際に書き出して見ましょう。
③音読&推敲
完成したメールを自分で音読してみましょう。パーソナリティの立場になることで、修正する箇所が見えてくると思います。そこから推敲を重ねましょう。
④寝かせる
音読と推敲が終わったら、一度時間を置いてから読み返してみましょう。客観的に見つめ直すことで、さらに良いメールに仕上げられます!
⑤送信
ラジオネームと宛先をしっかり確認したら、いざ送信!
お疲れ様でした!!!
テンプレート これをパクろう!
以上のポイントを踏まえた上で、テーマ別にテンプレートを作ってみました。
ぜひご活用ください!!
①テーマメール

②ふつおた

③感想メール

【もっと!読まれたい人向け】
採用の傾向が分かればこっちのものです!
上記のようなテンプレが自分で作れたら楽ですね……!
文章力アップを目指すなら、以下の書籍もおすすめです。
ラジオメールだけでなく、レポートやES作成など、あらゆる文章作成に役立つ一冊です!
『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』(文学の蔵 編)

最後に
まずは送ってみることです!身も蓋もないですが、数を打てば当たります(笑)
一生懸命書いて送ったメールが読まれないと、なんとも言えない気持ちになりますよね!私も送りはじめた頃は全く採用されず心が折れそうでした……
ラジオはリスナーありきのコンテンツだと思います。
私はもともと、人とお喋りすることが好きで、ラジオはそのお喋りを盗み聞きしているような気分になるところが面白くて好きでした。
聞いているだけでも面白いですが、お便りを送ることでラジオ作りに貢献できるのはオタク冥利に尽きます。
素敵なお便りで推しのラジオを一緒に盛り上げましょう!








