グルメ&ライフ部
No.337 ちさ
【人形町グルメ】秘伝のタレが染みた黒すぎる名物、黒天丼
2025.07.05

こんにちは! 大学生エディターズの、ちさです😸🍽️
今回は人形町にある、創業から100年近く続く歴史ある名店、「天ぷら 中山」の黒い天丼をご紹介します!
天ぷら 中山

江戸を感じさせる下町、人形町駅からほど近く。「天ぷら 中山」は、1930年の創業から100年近くの歴史を持つ、人々に愛され続ける老舗天ぷら屋です。平日のみの営業にもかかわらず、行列ができることもある人気っぷり。名物は、有名グルメドラマでも紹介された「黒天丼」です。
メニュー

名物の天丼のほかには、天ぷら定食や天ぷら単品、セットメニューなどがラインナップ。支払いは現金のみで、一の位 (5円) は切り捨てとなっています。
今回はお目当ての名物、天丼 (¥1,480) をいただきました。
名物 黒天丼

天丼を注文すると、しじみのお味噌汁とお漬物がセットで提供されます。タレにしっかり浸された天ぷらの黒いビジュアルが「黒天丼」と呼ばれている所以。

たしかに、黒い! 一般的な天丼がきつね色なのと比べると、その違いは一目瞭然。エビ2本、穴子、キス、シシトウの天ぷらと、ニンジンのかき揚げがたっぷりのタレを纏い、どっしりと構えています。
アツアツのうちにエビ天を一口…
タレが染みてもっちりとした厚い衣は、ふっくらとしたエビとの相性が絶妙! 黒さとは裏腹にタレの塩梅がちょうどよく、さすが愛され続ける名店の味。いわゆる江戸前天丼のような甘いタレではなく、醤油の香ばしさとみりんのコクを強く感じられるマイルドなタレでした。
穴子はふわふわで甘く、キスはふっくらほろほろ。シシトウは苦さがアクセントになって、どれもとてもおいしくいただきました。中でもニンジンのかき揚げは私のお気に入りに。千切りにされたニンジン同士の隙間にもしっかりとタレが絡んでいて…ニンジンの甘味と秘伝のタレのコクをダイレクトに感じることができて幸せでした。
もちろん、つやつやふっくらに炊き上げられたご飯にも、タレがたっぷり。これまたたまらない味わいで、夢中で食べてしまいました。
おわりに
町中どこを切り取っても趣のある人形町。中でも「天ぷら 中山」はその下町情緒を強く感じさせる老舗の一つです。いつまでも続いてほしい、そんな名店に、皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした。
店舗情報
- 店名
- 天ぷら 中山
- 住所
- 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-10-8
- 営業時間
- 月曜~金曜 11:15-13:00/ 17:30-20:30 (料理L.O. 20:00)
- 定休日
- 土曜、日曜、祝日
- アクセス
- 人形町駅から徒歩1分、水天宮駅から徒歩3分