【不在者投票】住民票を移さずに投票できる方法とは？現役女子大生が解説

こんにちは！non-no大学生エディターズのあっしゅです。

今回は不在者投票制度を利用して参院選の投票をしてきました！

“上京してきて住民票を移していないから投票できない”

そう思っている方に知ってほしい不在者投票制度について今回はわかりやすく解説します。

お堅い話題にはなりますが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです🫧

不在者投票制度とは

不在者投票制度とは、仕事や旅行などで、選挙期間中に居住地を離れている人が滞在先の市区町村で投票できる制度です。

利用には、事前に住民登録をしている居住地の選挙管理委員会に申請する必要があります。

この申請をすることによって、住民登録をしている実家に戻らずに滞在先で投票する権利を得ることができます。

余談ですが、私自身は大学でメディア学を専攻しており、そのなかで世論などについて学ぶ機会がありました。

そこで日本の政治を取り巻くマスメディアやSNSの現状を知り、将来の日本に危機感を抱くことに。

そのため、選挙、そして不在者投票に興味を持つようになりました。

non-no大学生エディターズ　No.230　あっしゅ

申請方法について

私が住民登録をしている仙台市では、以下の2種類の申請方法となっていました。

・郵送での申請

・マイナンバーカードを使用したオンライン申請

私はオンライン申請を選択！

1. マイナンバーカードと「xID」というアプリを活用して本人確認
2. 電子申請システムの入力フォームに必要事項を記入

という流れでした。

一連の操作はすべてスマートフォンだけで完結します。

各自治体のHPにマニュアルなどの記載があるかと思いますので、ご確認ください！

レターパックが届いたら

申請から約2日間で投票用紙などが入ったレターパックが届きました。

不在者投票証明書は開封厳禁ですが、レターパックは開けて大丈夫です。

レターパックの中身は以下の4点でした。（自治体によって異なる可能性があります。）

①投票用紙等の送付についての案内

②不在者投票証明書等が入っているビニールの袋

③小選挙区の候補者一覧

④比例代表の候補者一覧

確認したら、投票用紙などには何も記入せずに投票所へ向かいましょう。

いざ！投票へ

書類一式をもって、近くの区役所の期日前投票所へ。

不在者投票の多くは期日前投票所と同じ場所で受付されることが多いです。

⚠️自治体によって異なるので、事前に調べてから向かうことをおすすめします。

受付の際に「不在者投票なんですけど…」と伝えると、職員の方が案内してくれました。

まずは職員の方に書類を渡し、本人確認をされます。

「氏名」と「生年月日」を口頭で伝えた後、投票用紙や記入欄の説明がありました。

不在者投票の場合は、記入した投票用紙を入れる封筒が2枚あります。

いわゆる二重封筒のような仕組みです。

外側の封筒には氏名を記入する必要があるので忘れないようにしましょう！

non-no大学生エディターズ　No.230　あっしゅ

一連の説明が終わったら、いよいよ投票です。

小選挙区の候補者は自治体によって異なるため、自身が投票する小選挙区の候補者一覧の紙を持参して、ついたてが置かれた記入スペースへ移動します。

記入後、封をする作業まで終わったら案内してくれた職員の方に封筒を渡します。

つづいて、比例代表の投票も同様に行いました。

投票後、職員の方が登録地の選挙管理委員会へ送ってくれることを確認し、投票終了です。

投票時間は10分程度で、一般的な投票と比べて時間がかかるわけではありませんでした。

職員の方もみなさん優しかったです。

以前の選挙で地元の期日前投票所に行った際は「よく来たね～」と孫のような感覚で歓迎されたのですが、都内の期日前投票所では「荷物ここに置いて大丈夫ですよ」などの気遣いが印象的でした✨

最後に

今回は不在者投票制度を利用して投票する方法を紹介しました。

選挙に行くきっかけはなんでもいいと思います。

「バイトの時給が上がってほしい」とか。

「藤田ニコルさんが投票に行っていることを知ったから」とか。

※参院選の期日前投票期間ではニコルさんのポストが話題になっていました。

この記事をきっかけに行動に移す同世代が増えたら嬉しい限りです…！