【夏休みお出かけ2025】六本木・森美術館「藤本壮介の建築」大屋根リングの設計者🌳🏠

みなさんこんにちは！🏠

non-no大学生エディターズ3期生のAsukaです！

本日は8月のお題である「夏休みのお出かけスポット」にちなんで、先日訪れた展示会をご紹介します🎶

それは、六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館で開催されている「藤本壮介の建築：原初・未来・森」です。デザイン系の展示会に行くことは多かったのですが、建築に関するものは今回が初めてでした！✨

知識がなくても、模型や図面は見ていてとても楽しかったので、普段あまり展示会を訪れない人もぜひ足を運んでみてください🌟

Information

藤本壮介の建築:原初・未来・森

場所：森美術館

住所：東京都港区六本木6－10－1六本木ヒルズ森タワー

（東京メトロ日比谷線六本木駅から3分）

開館時間　月・水～日10：00～22：00

火10：00～17：00

入館料（学生の場合）平日：13,00円～

土日・休：1,400円～

会期：2025.7.2~11.9

チケットサイトはこちら

平日はとても夜遅くまでやっているので、授業終わりやお仕事終わりに楽しむことができます🌙

この展示は8つのパートで構成されています。

１思考の森

大きな部屋に100を超える藤本さんの模型やオブジェが展示されています。また、建築物を「ひらかれ　かこわれ」「未分化」「たくさんのたくさん」の3種類に分類されていて、藤本さんの建築の根幹を体感することができます。

宙に浮いているようなレイアウトがとても素敵でした🏠

２軌跡の森ー年表

藤本さんの活動と、建築業界や社会一般の重要な出来事が記された年表が見られます。また、藤本さんが自身のルーツについて語るインタビュー映像も必見です👀🌟

３あわいの図書室

間（あわい）をコンセプトとしたブックラウンジで、40冊の本を楽しむことができます。物語から学術書まで幅広い本が設置されています。

４ゆらめきの森

建築模型に、利用者や移住者の動きを表現したアニメーションが投影されている部屋です。これまでにかわり、人の動きから建築について考えます。

５開かれた円環

2025大阪・関西万博のシンボルである「大屋根リング」の制作に関する展示です。構想段階のスケッチや、完成後のインタビュー映像など盛りだくさんのスペースです🏢

６ぬいぐるみたちの森のざわめき

藤本さんの建築を代表する９作品がぬいぐるみとなり、お互いに対話をする展示です。ぬいぐるみの会話の中には過去作品に関する豆知識も多いため、ぜひお立ち寄りください🌟

７たくさんのひとつの森

仙台市に今後建築予定の「仙台市国際センター液北地区複合施設」に関する展示です。大型吊模型だけでなく、実際に来場者が訪れることをシュミレーションした写真が印象的でした。

８.未来の森 原初の森ー共鳴都市2025

藤本壮介さんと宮田裕章さんによる未来都市の提案。壁一面に未来都市の映像が映し出されます🤖

学校、オフィスなど人々の暮らしに必要なものがまじりあう世界はまるで森のようでした。

またこのパートには、感想を残すためのノートが設置されています📒

建物をモチーフにしたぬいぐるみたちの会話は、沢山の豆知識を得られるのはもちろん、とにかくぬいぐるみたちが愛おしくてお気に入りの展示です💘

また、大屋根リング完成までのいくつもの設計図が展示されているのですが、だんだんと完成に近づいていくところを見てモノづくりの大変さとやりがいを感じました、、✨

この展示の中に散りばめられている言葉も印象的で、藤本さんが建築とは「揺らぎをつくり出すこと」ととらえていることや、自身が北海道出身であるからこそ「森」というコンセプトを大事にしているということを映像内でお話しされていました。

建築家というひとは、単なる空間をつくるだけでなく、人と人との関係性をうみだすひとでもあるということを認識させられた展示会でした💎

気軽に楽しめる展示会になっているので、ぜひこの夏訪れてみてください✨