【神保町】レトロ喫茶ぶらじる 自家焙煎コーヒーと、珈琲ゼリーでひと休み

こんにちは！ 大学生エディターズの、ちさです😸🍽️

今回は、レトロ喫茶が点在する神保町で昭和の趣を残す名店、「神田伯剌西爾」をご紹介します！

神田伯剌西爾

神保町で50年以上の歴史を誇る名喫茶店、「神田伯剌西爾」。軒先にはひらがなで、「かんだ ぶらじる」の文字が書かれています。

一帯には数多くの書店や古本屋が軒を連ねており、「神田伯剌西爾」も古本屋が並ぶ大通りを入った一角に暖簾を掲げます。

ノスタルジックな店内

入り口へと続く階段を降り、店内に足を踏み入れると、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。温かみのある灯りと、古民家を思わせる木造の店内は、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気に包まれています。

店内は喫煙可能ですが、分煙になっており、入店時にお店の方が席の希望を尋ねてくれます。私は禁煙席に案内していただきましたが、この通路の向こう側に喫煙席が設けられていました。

話し声ですらもほどよく溶け込み、時折コーヒー豆を注ぐ、ザザザ、という音が耳に心地よく響きます。つい時を忘れてしまう、そんな素敵な空間です。

メニュー

メニューには、ブレンドやストレートでいただく、こだわり抜かれたコーヒーたちがずらり。苦味や酸味のバランスを、コーヒー豆のマークで確認できる親切な工夫も嬉しいところです。

ケーキ、コーヒーゼリー、バニラアイスクリームなどのスイーツも魅力的。中でも、レアとベイクの2種類から選べるチーズケーキとコーヒーのセットは、多くの人に愛される人気メニューなんだとか。

アラカルトでは、ちょっぴり変わったドリンクのメニューもあるようです。食いしん坊な私は、こちらも気になってしまいます☕️

でも、今回のお目当ては1日限定10食の「珈琲ゼリー」。「神田ぶれんど (¥650) 」と「珈琲ゼリー (¥550) 」を、セットでいただきました。

※お会計は現金のみなので、注意してください。

神田ぶれんど

初めて伺ったので、豆の香りを味わうべく、「神田ぶれんど」をいただくことに。焙煎から手がけるこだわりの豆を使った一杯は、渋いのに角がなく、芳醇な香りが広がります。神田ぶれんどは、苦いコーヒーが好きな方におすすめだとか。

コーヒーのことはあまりわからない私ですが、後味にキャラメルのような風味を感じました。冷めてもおいしくいただくことができ、心満たされるゆったりとした時間を過ごすことができました。

冷やしぶれんどで作る、特製珈琲ゼリー

1日10個限定のメニューとして提供されている、「特製珈琲ゼリー」。ドリンクメニューにもある、「冷やしぶれんど」をベースに作られています。

和風の器に、光を受けてきらめくゼリーが静かに佇みます。ひとたびスプーンを入れれば、ぷるん、と心地よく揺れ、期待が高まります。

まずはそのまま口に運ぶと、びっくり。いわゆるコーヒーゼリーとは異なり、ゼリーそのものには甘さがまったくありません。そのかわり、冷やしぶれんどの苦味や深みをしっかり感じることができ、まさに「食べるコーヒー」。つるんとなめらかな喉越しで、残暑の季節にぴったりの涼やかさです。

「食べる冷やしぶれんど」をしばらく味わったところで、ゼリーを少しずつ崩し、お好みでミルクとシロップをかけていただきます。ミルク多めでまろやかに楽しむのもよし、シロップをたっぷりかけて甘党スタイルでいただくのもよし。両方を贅沢に加えれば、スイーツ感たっぷりで、神田ぶれんどとも相性よく楽しめました。

ちなみに私の好みは、シロップ多めにミルクをちょぴっと。コーヒーの深い苦味に、ミルキーさととびきりの甘さが重なり、幸せの味わいです。

考えごとをしながら少しずついただくのにちょうどいい、噂にきいていた通りの盛りのよさ。手元にあったノートを広げると、昭和の物書きさんになったような気分で、すっかり時間を忘れて過ごしてしまいました🖋️

おわりに

今回は、神保町にある名喫茶店、「神田伯剌西爾」の自家焙煎珈琲と、特製珈琲ゼリーをご紹介しました。

かねてから気になっていた、唯一無二の珈琲ゼリーを味わえて大満足。次に伺う際は、チーズケーキとコーヒーを一緒に楽しみながら、古書店で出会った一冊を手元に、ゆったりと過ごそうと思いました。

ごちそうさまでした。

店舗情報