【ヨーロッパ卒業旅行】ノルウェー・オスロで楽しむアート/カフェ/グルメな2日間

卒業旅行といえばローマやパリが定番ですが、人とは違う体験をしたいなら北欧・ノルウェーの首都オスロがおすすめ。美術館でムンクの名画を眺めたり、世界一と言われるコーヒーを飲み比べしたり、ノルウェーの伝統グルメを味わったり。まだまだ穴場感のある街だからこそ、2日間でアートもカフェもグルメもぎゅっと楽しめちゃいます！ゆったり楽しめて感性を磨くことができる、オスロの魅力を紹介します。

記事を書いているのは
地方国立大の4年生で、現在はノルウェーに留学しています！現地に住んでいるからこそお伝えできるヨーロッパの最新トレンドや旅行記事、カフェ情報をお届けします♩

オスロ空港からオスロ中央駅までのアクセス

日本からノルウェーへの直行便は2025年現在ありません。フィンランド・ヘルシンキなどからの乗り継ぎ便でオスロに着いたら、まずはオスロ空港駅を目指しましょう。

まずはムンクの叫びと対面！

オスロ中央駅に着いたら、まず向かいたいのがムンクの代表作「叫び」が展示されている美術館「MUNCH」。1人の芸術家だけを扱った美術館としては世界最大規模だそう。オスロ中央駅から徒歩10分ほどで行けて、25歳以下なら割安で入れちゃいます◎

ムンク美術館はメインの展示室に、ムンクの3枚の「叫び」が展示されているのですが、実はこの3枚、同時に展示されているわけではなく30分ごとに展示が変わるんです！

-おすすめのまわり方-
まずは4階にある「叫び」の間で展示されている絵をチェック。30分ごとに展示が変わるので（毎時00分と30分）その時間をチェックしながら、他のフロアも見て回ると、効率よくまわることができます。
注意したいのが、必ずしも3種類の叫びがループに見られるというわけではないということ。私はこれで30分待ちぼうけになりました。一番人気の絵は一番繊細だそうで、根気よく待たなければいけないことも。

ムンク美術館

住所：Edvard Munchs Plass 1, 0194 Oslo
開館時間：日-火10:00-18:00、水-土10:00-21:00
所要時間：約1時間半

北欧カフェ文化の象徴フグレンコーヒーでカフェ休憩

オスロに立ち寄ったらマストで寄りたいカフェが「Fuglen coffee」豆の産地を重視し、それぞれの個性を味わうための焙煎や淹れかたを追求するスタイルが特徴の、サードウェーブコーヒーの先駆者的なカフェで、日本にも展開しています。味の違いを最大限に楽しめるよう、浅煎りが主流ですが、コーヒーを使ったカクテルや季節限定のメニューなども豊富にあり、選ぶのに困ってしまうほど！

今回訪れたのは「Fuglen」本店と、「Fuglen Coffee Roasters」の2店舗。それぞれ紹介します。

Fuglen

本店は静かな通りの中にあり、常連さんらしき方も多くいました。フグレンコーヒーの特徴は、家具がほとんど全てノルウェー製であるということ。ウッディーなインテリアが心くすぐられます。

目の前の道路が工事中とのことで、オスロの街並みが見られないのはちょっと残念ポイントでしたが（壁画もおしゃれなのですが！）、絶品のドリンクと落ち着いた店内は旅の疲れを癒してくれるはず。

Fuglen（本店）
住所：Universitetsgata 2, 0164 Oslo
営業時間：月・火7:30-20:00、水・木7:30-24:00、金7:30-25:00、土9:00-25:00、日9:00−20:00
営業時間が長いのも嬉しいポイントです！

Fuglen Coffee Roasters

郊外にあるロースタリー店舗。市内中心部からは少し離れますが、ゆったりとした時間が流れていて、個人的には本店よりおすすめです。グッズや豆の種類も豊富なのでお土産にも◎そしてこの日は金曜日ということもあり、店内でアカペラコンサートが開かれていました。

Fuglen Coffee Roasters
住所：St. Halvards gate 33, 0192 Oslo
営業時間：月-水7:00-18:00、木・金7:00-24:00、土9:00-24:00、日9:00-18:00

土曜日が旅程に入っていたらラッキー！？オスロ最古のフリーマーケットへ

有名な観光地の一つ「ヴィーゲラン彫刻公園」のそばでオスロ最古のフリーマーケットが毎週土曜日に開催されています。旅程に土曜日が入っていたらぜひ寄りたいおすすめスポット、北欧の豊かでリアルな暮らしが体験できます♩

Vestkanttorvet
住所：Professor Dahls gate, 0260 Oslo
開催時間：毎週土曜9:00-17:00

ノルウェー家庭の味、ジューシーなミートボール

ノルウェー料理といえば、サーモンやトナカイ肉が有名ですが、家庭料理として親しまれているミートボールも欠かせない！気軽にノルウェー料理が楽しめるレストランで、その味を体験してきました！

「Kaffistova」はミートボールが看板メニューとなっているお店。ジューシーで一つひとつが食べ応えのあるミートボールは、概念が変わる美味しさでした。柔らかさが絶妙なじゃがいもと、添えられているソースはデミグラス風のもの、インゲン豆のペースト、そしてラズベリーの3種類。酸味や苦味、コクが全て楽しめるプレートです！

Kaffistova
住所：Kristian IVs gate 2, 0164 Oslo
営業時間：11:00-21:00、日曜定休

見た目も味も大満足！サーモンのオープンサンドイッチ

ノルウェーの軽食を提供しているカフェでは、その多くにサーモンのサンドイッチが置いてあります！お寿司や刺身で食べるのとはまた違う、ノルウェースタイルのサーモンをぜひ試してみて！

私が訪れたのは、オスロからバスで1時間ほどの、工房併設のカフェ。目の前には深い紺色の湖が広がり、絶景でした！

Bakeriet
住所：Glassverkvegen 9, 3520 Jevnaker
営業時間：10:00-17:00（日曜日のみ18時まで）

物価高でも大丈夫？ノルウェーのスーパーが楽しい＆絶品！

物価高と言われているヨーロッパの中でも、ノルウェーは特に高いイメージ。それもそのはず、ノルウェーはなんと標準税率が25%なんです！
せっかくの旅行で、お金のことが気になってしまうと嫌ですよね。でもノルウェーのスーパーを活用することで、外食のコスト削減ができちゃいます♩

おすすめは品質の良さに定評のあるEurospar

Eurosparというスーパーのサラダボウルは、野菜はもちろんお肉やパスタ、味付けも多様なのでおすすめです。自分好みに組み合わせて重さで料金が変わるシステム。1食1000円程度に収めることができます！

他にも、どこのスーパーでも手に入れられる「GO MORGEN」と書かれたヨーグルト。グラノーラとヨーグルトが区分けされており、混ぜて食べるのですがいろんなフレーバーがあって美味しいんです！写真のポテトチップスも、肩上げポテトのようなしっかりと歯応えがあるようなもので満足感がありました◎現地のスーパーはお土産の宝庫でもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください！

時間があれば立ち寄りたい、オスロおすすめのカフェ2選

国際コーヒー機関が発表する各国のコーヒー消費量で、常にトップクラスの国ノルウェー。特にノルディックローストと言われる浅煎りで酸味のあるコーヒーが特徴です。紹介したFuglenCoffee以外にもおすすめのカフェスポットはたくさん！

Tim Wendelboe

2004年のワールドバリスタチャンピオン、2005年のワールドカップテイスティングチャンピオンであるティム・ウェンデルボー氏が2007年にオープンした店舗。世界中のコーヒー生産者と関係の構築及び品質の向上に取り組み、高品質で透明性のあるコーヒーを輸入、販売しています。コーヒー好きはマストです！

Tim Wendelboe
住所：Grüners gate 1, 0552 Oslo
営業時間：月-金8:30-18:00、土・日11:00-17:00

hakone coffee

抹茶で有名な「hakone coffee」は日本のシンプルさと品質からインスパイアされたコーヒーショップです。看板メニューの抹茶ラテはオーツミルクベースで絶品でした。

hakone coffee
住所：Markveien 46B, 0554 Oslo
営業時間：月-金7:00-20:00、土・日9:00-20:00

いかがでしたか？豊かな時間の流れる街オスロ。ヨーロッパ周遊旅行の選択肢の一つに入れたら、きっと素敵な思い出になること間違いなしです。

ここまでお読みいただきありがとうございました♩