グルメ&ライフ部

No.292 レナ

【静岡】実は修行って楽しい…!? 滝行を体験してきた in 油山寺!

2025.09.30

【静岡】実は修行って楽しい...!? 滝行を体験してきた in 油山寺!

こんにちは、non-no 大学生エディターズの レナ です🍒

実は夏休みに『滝行』を体験してきました(これを言うと「何で⁉ 」って皆に驚かれます)。皆さんは滝行のような “修行” を体験してみたいと思ったことはありますか? わざわざ辛い思いしたくないよ~と思われるかもしれませんが、実は修行は楽しんで行うものらしいんです!!(苦しみながら頑張って行うのは “苦行” )。

そこで、今回は滝行レポをしていきたいと思います! 私は静岡の観光スポットの1つである「油山寺」にて体験してきたので、こちらの紹介もしていきます。

後半では付近で見つけたおいしいレストラン「仙の坊」も紹介しています。

ぜひ最後までご覧ください!

滝行に行こうと思ったきっかけ

私は友達に誘われたのがきっかけです。実は数年前から滝行の体験スポットを探していたのですが、値段が結構高くて…。逆に煩悩が溜まりそうだと思ってしまい踏み切れずにいました。初めての修行、ちょっと怖いなという思いがある中で、リーズナブルに気軽に体験してみたい! そんな希望を実現してくれたのが、油山寺の修行体験です。いくつかの種類の修行体験がありますが、滝行は1人あたり2,000 円で良心的。滝行に関しては無知でしたが、「学業や就活で悩み事が尽きない今だからこそ、修行を通して強くなりたい!生まれ変わった自分に出会えたら面白そう! 」という思いが半分、「皆がやらない貴重な体験をしてみたい」という思い半分で挑戦することにしました☆ ちなみに友達は「無の境地に達してみたい」というのがきっかけだったそうです。

【遠州三山の1つ 】油山寺(ゆさんじ)ってどんなところ

油山寺は、奈良時代より続く行基によって開かれた真言宗のお寺です。遠州三山(旧遠江国(遠州)の三古刹)のひとつ。ちなみに三山は他に「法多山(はったさん)」と「可睡斎(かすいさい)」です。

行基が万民の無病息災など願い、彫刻した薬師如来を祭ったことに始まると伝えられており、油が湧出した所から「油山寺」の名が付いたといわれているそうです。

【油山寺 入口】

油山寺 入口

油山寺の入口です。階段を上ってスタート! 階段は見えている分くらいでそんなに長くないです。

油山寺の建物は重要文化財

入口で ≪重要文化財≫ の看板発見! 看板に表記されているように、油山寺には複数の重要文化財があるんです。

油山寺 山門

階段を上ってすぐ。山門です。かつて、掛川城を守る大手門だったそうです。国の重要文化財に指定されています。

【礼拝門】

山門を抜けて礼拝門。とにかく自然にあふれた景色が素敵で癒される♡ 秋は紅葉が楽しめる、紅葉の名所としても知られているそうです! ちなみに夏の時期は各所に風鈴が飾ってあり、とっても涼しげでした。

おみくじやお守りもあります。私はおみくじをしました!

【滝】

油山寺 滝

るりの滝。緑に囲われていて、外からは見えにくいですが、縄の奥に細く水が流れているのが分かりますか?私はこの滝に打たれてきました。詳しくは後にて。

【三重塔】

油山寺 三重塔

国指定重要文化財である三重塔です。安土桃山期の三名塔の一つだそうです! ここまでは山道(一応階段)をずんずん進むと辿り着けます。

写真で伝わるかと思いますが、自然いっぱいなので夏でも暑すぎず快適です! 観光スポットとしては穴場だと思うので、ゆったりと歴史と自然を感じたい方におすすめしたい♡

【グルメ】

入って少し歩いたところにお土産&休憩所のようなスペースがあり、そこでドリンクやおでんなどの軽食も食べることが出来ます!

油山寺 おでん
おでん(350円)

私はおでんを購入しました。「おでん」という名前ですが、こちらはこんにゃくに味噌がかかったものです。温かいこんにゃくと甘めの味噌の組み合わせがおいしかったです。

油山寺 ごりやくまんじゅう
ごりやくまんじゅう(1000円)

いかにもご利益がありそうなお饅頭も購入しました。ゴマのような皮にあんこが詰まっており、クセがなく美味しかったです。

  • 住所 : 静岡県袋井市村松1番地
  • 定休日 : 無休
  • 入場料 : 境内参拝無料(各種体験、方丈・宝生殿・書院の拝観料は別料金)
  • ペット : 可

油山寺へのアクセス

  • 住所 : 静岡県袋井市村松1番地
  • アクセス : 袋井駅から車で約10分
  • 無料駐車場あり

油山寺へは車で行くのがおすすめです!

車なし・私の行き方↓↓↓

最寄り→(電車🚃)袋井駅→(バス🚌)→可睡斎入口→(タクシー🚕)→油山寺

可睡斎入口(バス停)から徒歩で油山寺に行くことも考えましたが、想像以上に距離がある(歩いて35分くらい) + 山道ということでタクシーを利用しました。油山寺へのアクセスは、車かタクシーの利用をオススメします。

また、タクシーの配車について、私が行った時は油山寺付近のエリアは、いつも利用しているいくつかの配車アプリの対応外地域になっており、電話での配車が必要でした。電話をすれば来てくれるタクシー会社は複数あるので特に問題はありませんが、急いでいると焦ってしまうので車なしでタクシーの利用を考えている方は要注意です⚠️

滝行レポスタート!

当日の流れ

  • 着替え、移動
  • 説明
  • いざ、滝行スタート
  • 着替えて解散

着替え・移動

水着の上に白い行衣を着ます。行衣なんて着る機会がないので、一気に修行感が出てテンションが上がりました。その後、担当の山伏さんが滝のもとまで引率してくれます。白衣を着た女子たちが山奥に進んでいくのを見て、すれ違った観光客の方は興味津々な様子でした(笑)

説明

滝の横まで来たら、流れと修行についての説明です。修行とはどのようなものなのかについてや、作法のこと、ここに祀られている不動明王のこと等について学びました。ここで、「修行は苦しいものではない」と知りました! お寺にいる山伏さん達は毎日滝行をしているそうです…。

滝行

こちらが滝です。水の中に入ったらまず、不動明王に皆でご挨拶します。滝行は縄の内側に入り、一人ずつ行います。

その後早速滝行に移るのですが、体験では、山伏の方たちが行うものの短縮バージョンで、かつ唱える言葉はほとんど代わりに唱えてくれます。ちなみにお経の1フレーズだけ覚えて滝に打たれながら唱えました!! また、滝の中にいる間は神様に守ってもらうために手を複雑に組むのですが、それが少し難しかったです。

滝行というと上の図のように、大量の水を頭の上から浴びるようなものを想像していましたが、実際は頭の上ではなく、頭を前に傾けて首に当てるそうです。

遠くから見ると弱そうな滝ですが、入ってみるとかなり勢いがあるんです! 痛い・きついということはないですが、ホースのジェットモードのMAXくらいの勢いはありました。山伏の方の話によると、滝行中は時間や温度の感じ方が歪み、実際よりも時間が経つのが早く感じたり、遅く感じたり、温度が冷たく感じたり等する場合があるそうです。その状態がいわゆる”無”の状態に近いそうです…。また、滝から出た後は、入る前よりも景色が明るく感じたり、白くもやがかかって見えたりと、見え方も変わってくることがあるそうです(それが本来の景色と言っていた気がします)。

私は時間や温度や視覚の変化についてはあまり実感できなかったのですが、スッキリとした気持ちになりました!

最後に着替えて白衣を返却して解散です!

感想(良かったこと・反省点)

良かったこと① 楽しい

厳かな雰囲気も含め、最初から最後まで楽しいです。1人で行くのももちろん良いですが、ぜひ誰か誘って、感動を共有できる相手と体験してみるのがおすすめ♡

良かったこと② 勉強になる

日本にいれば、神社仏閣を訪れることは多々ありますが、その根底にある考えや、そこにいる山伏の日常について触れる機会はあまりないと思います。また、一度体験してみないと分からない滝行の作法なども実践でき、自分からは知れなかったことについて学べてとても興味深かったです。

良かったこと③ リフレッシュになる 

自然の中で滝に打たれると、思っていた以上にリフレッシュになります!! 見るだけでも爽やかな気持ちになりますが、打たれてみるのも悪くないかも!?

反省点① 疑いの心を持たない 

話を聞いていて、「本当かな~」「ウソだぁ~」というような疑いの心が少しありました…。せっかくチャレンジするなら、とことん世界観に浸って山伏になりきるくらいの気持ちの方が良かったなと思っています。私も無の境地に至りたかったです。

反省点② ドライヤーを持参する

頭の上からあたるわけではないので、びちょびちょになるわけではないですが、跳ね返りの水もあるので、髪の長い人はドライヤー持参がおすすめ。

こんな人におすすめ!

面白い体験をしてみたい人、自然を感じてみたい人、無を感じたい人、仏教の世界を体感したい人などにおすすめです。もちろん仏教や真言宗に興味があったり知識があればより深く理解できて違った楽しみ方もできるのかもしれませんが、個人的には一つの体験として、知識や信仰心に関わらず、新たな発見が出来る貴重な時間になったと感じています。もし知識がない状態で行ったとしても、実際に体験をするにあたっては、基本や重要なポイントについては説明を受けられるので、体験する時には一つ一つの動きの意味が理解できるようになっています。また、今回の体験のレベルでは特に体力や精神力を求められるようなことはしないので、年齢も気にしなくて大丈夫だと思います。

【おまけ】静岡グルメ『仙の坊』

お店について

仙の坊は、粘りと風味にこだわって作られた自家栽培の自然薯とろろ汁と、厳選された国産のそば粉を使用した二八蕎麦の2枚看板とした和食レストラン!

看板メニューはとろろ×そば×唐揚げのセット。

人気店なので休日のお昼時は混雑していました。

  • 住所:袋井市山科3250
  • アクセス:袋井駅から徒歩45分・車で10分/東名袋井I.C 車で1分
  • 電話番号:0538-43-1033
  • 営業時間:11:00 ~ 14:30、17:00 ~ 20:30
  • 定休日:火曜日(祝日を除く)
  • 待ち時間:公式サイトから待ち組数を確認可
  • 全席禁煙

実食! (つけとろ ミニ丼セット)

仙の坊 メニュー
つけとろ ミニ丼セット(1628円)

お蕎麦も食べたいし唐揚げも食べたいしとろろも食べたい! ということで、欲張りなミニ丼セットにしました。看板メニューの唐揚げセットのそばがミニそばなのに対し、こちらは一人前のそばなので、お蕎麦をメインに唐揚げも楽しみたい方はこっちがおすすめ。

とろろは「しいたけだし」と「さばだし」が選べます。「さばだし」は遠州地方に古く伝わる味だそうです。私は「さばだし」にしました!

とろろそばを食べるのは初めてでしたが、コクのあるだしが効いたとろろを絡めて食べるお蕎麦は新感覚でとても美味しかったです。麵自体はちゅるちゅるのあっさりめなので、とろろとの相性バッチリでした。

唐揚げは自然薯の衣で作られているそうで、噂どおりカリカリもちもち! 甘めのタレも合わせてクセになる味でした。また行きたい!!

さいごに

いかがでしたか? 静岡に訪れる際は油山寺の滝行、考えてみてくださいね? 仙の坊の「とろろそば×唐揚げ」もとってもおすすめです♡ 今回は車なし旅で訪れましたが、可能なら車ありで訪れるのをおすすめします。

最後までご覧いただきありがとうございました!

  • 出身地

    静岡県出身

  • 身長

    151cm

  • 学年

    大学院1年生

  • 推し

    香音ちゃん、宮世琉弥くん、藤原大祐くん

好き ドラマ鑑賞、ディズニーが好きです♡

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