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イケメン
2023.08.17
迷ったら"何が欲しいのか?"を問いかけろ。大切なものを120%で愛し抜く人生哲学
(THE RAMPAGE)
川村壱馬論。
夢を失いそうになった時も、思うように前進できなかった時も、その情熱を武器に、諦めず、逃げず、腐らず、まっすぐに走り続けてきた――。THE RAMPAGEの川村壱馬さんがノンノ読者のお悩みに回答。熱く胸に響くメッセージを届けてくれました!
シャツ¥39600・パンツ¥30800/ジョワイユ(アーネイ) 靴・Tシャツ/スタイリスト私物 その他/本人私物
夢を見失いかけています
翻訳の仕事に就きたくて、外国語大学に入学しましたが、最近、本当に自分がやりたかったことはなんだったのか分からなくなってきました。毎日課題に追われ、自分を見つめ直す時間がありません。川村さんは目標を見失いそうになった時、どうしますか。
from ノンノ読者
僕だったら「何が欲しいのか?」もう一度、自分自身に問いかけます。どういう現実が欲しいのか、どういう自分になりたいのか。クリアになれば、やるべきことも見えてくる。それがモチベーションにつながらず、苦しいと感じてしまう時は休んでもいいし、目標や夢を変えてもいいと思うんです。努力が100%は報われない現実があることも僕は知っているので。ただ、最後に「全力は尽くしたか?」と、自分に聞いたほうがいい。中途半端だと後悔が残るし、夢を諦めた自分が嫌いになるから。全力で向き合ったなら、夢は叶わなくても、その経験が自信になる。そしてその経験は、次の夢を追う時の力になるはず。
“夢”と“適性”、どっちを選ぶべき?
就職活動中の大学生です。就活を進めていくなかで、「自分のやりたいこと」と「向いていること」が異なり、どちらを優先すべきか分からなくなってしまいました……。
from ノンノ読者
どんなに「やりたいこと」だとしても情熱を注げなければ、力が伸びていかない。逆に「向いていること」に情熱を注ぐことができれば、いつかそれが「やりたいこと」に変わり、成長していく可能性もあるわけで。大事なのは、「好き」の気持ちが「やりたいこと」「向いていること」のどっちに動くかだと思うんです。好きじゃないと力がわかない、情熱が生まれない、中途半端になってしまう。だからこそ、自分の心の声にちゃんと耳を澄ます。時に、誰かがあなたの夢や目標を笑うかもしれない。でも、そんなものは気にしなくていい。他人の勝手な声をはねのけた人たちが成功していると僕は思うから、「その夢は叶わない」「君には無理だ」「あっちのほうが向いている」――心ない言葉が届いた時は、自分自身に言ってほしい。「これは他の誰のものでもない、自分の人生なんだ」って。
人と比較してしまいます
優秀な弟と自分をことあるごとに比べて、ネガティブな気持ちに。自分ができなかったことを弟がクリアしているのを見ると「やっぱり自分なんて」と落ち込んでしまいます。
from ノンノ読者
他人と自分を比べて落ち込む気持ちは理解できます。僕自身、もともとはコンプレックスだらけの人間だったので。自分の体形も、顔のパーツも、昔は好きになれなかった。だから、僕はそれを変える努力をしました。ダイエットをしたり、ヘアメイクさんの力を借りたりして、実際に、僕は変わることができたと思う。でも、大事なのはその成果だけじゃなくて。120%努力することができた、その事実も僕に自信を届けてくれたんです。理想の自分に本気で向かっていれば、他人と比べる余裕なんてなくなる。それでも、比較してしまう時はその気持ちを燃料にすればいい。「自分なんて」ではなく、「負けてたまるか!」と前に進む。同じ場所にいても、何も変わらないのだから。
Profile
●かわむら かずま
1997年1月7日生まれ、大阪府出身。総勢16名からなるTHE RAMPAGEのヴォーカルの一人。グループの記念すべき20枚目のシングル『Summer Riot ~熱帯夜~ / Everest』が8月2日リリース。個人インスタグラムは@rmpg_kazuma_kawamura
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