阿部亮平さん（Snow Man）「大学生のうちにしておいたほうがいいことは、青春」

学びを“重ねる”

「知識は泥棒にも奪えない財産だ」っていう話を聞いたことがあって、本当にそのとおりだなって思うんです。学んだことが仕事につながったり、自分の将来の選択肢を広げてくれたりすることもある。それは、僕にとっての学ぶ原動力になっているかもしれません。……なんて言ってみたけど、もちろん「今日はもう何も勉強したくないなぁ」っていう日も普通にありますよ。僕の場合、そう感じるのは、仕事のことでいっぱいいっぱいになっている時か、逆に仕事でやるべきことがすべて終わってしまっている時。仕事と勉強をバランスよく両立させられる状態だと、一番やる気が出るんです。忙しい時でも勉強する時間を作るコツは、学ぶこと自体を息抜きにすること。「勉強している！」っていう堅いイメージじゃなくて、たとえばカフェとか自分の家のリラックスできるスペースでのんびりくつろぐことだと捉えられたら、勝ちなんですよね。そんなふうに仕事以外のことに時間を使えているのは、心に余裕を持てていることの指標にもなる。ちなみに僕の中で同じくらい指標になっているのが、部屋の散らかり度です（笑）。最近は、「○時から○時まではこれを学ぶ時間」って自分の中で区切って勉強したら、もっと集中できそうだなって、ぼんやりと思っているところ。そう考えると、学校にあった時間割って、すごくいいシステムでしたよね。これからちょっとずつ自分の生活に導入していきたい！ 大学生のノンノ読者の方たちが今のうちにしておいたほうがいいことといえば、青春じゃないですかね。青春って、すごく大きなくくりですけど、部活に打ち込むなり恋愛するなり、その時にしかできない経験が人生観を変えてくれることもあるし、そこで生まれた人とのつながりは絶対に大事にしたほうがいい。あとは、ガチな方面で言うと英語の勉強ですね（笑）。